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朽ちて、なお

#4

#4

その日から、全部演じるようになった。
ダメな僕を隠すために。
辛い時だって笑顔を作って。
表情や行動で、僕のことを悟られないように。
辛い時は全部お薬で誤魔化してた。
__ある日、いつものように会議に出席するために外に出ようと準備をしていた。
「…今日はなんだか目がぼやけるな…。」
ずっと目にモヤがかかっているみたいで少し見えづらかった。
紡『っ、あの。』
ずっと俺のことを気遣っているのかわからないが、あまり話しかけて来なくなった紡久が話しかけてくれた。
久々に紡久の声を聞いた気がする。
「どうしたの?」
俺は笑顔を見せる。
上手く、笑えてるかな。
彼にはどう映っているんだろう。
紡『…本当に食事とってますか?睡眠もしっかりとってますか?』
世界が壊れたあと、元からあまり食べていなかったが、ご飯すらもまともに食べなくなった。
____いや、“食べれなくなった“の方が正しいだろうか。
いい匂いで、不味くなんてないのに、吐き気がとまらなくなる。
睡眠だって、とれてない。
役に立ちたくて。
僕の身なんてどうでもよくて。
睡眠時間なんてたくさんとれて三時間で、普通は1時間くらい。
たまに寝ない日もあったかな。
「…うん。とってるよ。心配しないで。」
紡『ッ…そうですか…。』
「じゃあ、行ってくるね。」
紡『っ…はい。行ってらっしゃいませ。』
彼と話したあと、静かに玄関の扉を閉めた。

「…ぅうッ__。」
さっきから視界がずっとおかしい。
頭痛も酷くて上手く歩けない。
[太字] 【{ほんっと無様。}】[/太字]
[太字] 【〔最初は期待してたけどさー、最近ダメだよねー。〕】[/太字]
[太字] 【〈もう最高神変えろよー、みてられないし。〉】[/太字]
ごめんなさい。
こんな僕でごめんなさい。
みんナは僕が何シたラ嬉しいのかナ。
__僕が消えちゃえばみんな喜ぶかな。
[大文字] 〔理玖ッ!!!〕[/大文字]
かすかに聞こえた誰かの声が最後の記憶だった。

作者メッセージ

raryです。今回もみてくださり、ありがとうございます。
理玖くん見てるの辛くなってくるよね、うんうん。

追記
内容少し増やしましたので読んでいただければ幸いです。

2025/11/17 05:44

rary
ID:≫ 1acdLZrSPpU0c
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