閲覧前に必ずご確認ください

ODや自傷行為を彷彿とするワードが出てくる場合があります。ご注意ください。

文字サイズ変更

朽ちて、なお

#52

#51

神[紡久。]
「ん…」
神[…起こしちゃってごめんね。ちょっと、2人だけで話さない?]
「…わかり、ました。」

ゆっくりと外の空気を吸う。
頭をすっきりさせる。
…まだぐるぐるとしているが、声や言葉が聞こえないだけまだましだ。
神[あの…]
「あの。」
神[どうしたの?]
「…さっき、不思議な夢を見ていたんです。」
「名前も顔も知らないような人が、俺に優しく声をかけている夢を。」
「…なにか、知っていませんか?」
なぜ彼にこの質問をしたのか、自分でもわからない。
…ただ、なんとなく彼は何かを知ってるんじゃないかなって。
最初の話し合いでボソッと喋ったあの言葉も、僕の能力を見抜いたのも、帰り道のあの発言も。
全部[斜体]意図して言っているんじゃないかな[/斜体]って。
神[…俺はなにもしらな___]
「知ってますよね。…ずうっと気になってるんです。木の実や川の水、そんなもので子供が生きられるわけない。だったら、考えられるのは、[下線]”誰に支援してもらった。“[/下線]これしかないんですよ。」
「神楽さんが言いたくないなら、そのままでいいです。…けど。
[太字]____俺は、自分のことに対して、背を向けたくないです。」[/太字]
「自分のことを、もっと知りたいんですよ。」
「だから…教えてください。[下線]俺のことを。[/下線]」
静寂が流れる。
彼は俯いていた。
そうして、一言つぶやいた。
神[…もう少しだけ、時間をくれない?]
神[君のことを知っているのは、認める。]
神[…けど。言える勇気がまだない。]
神[だからもう少しだけ…このまま知らないままでいてほしい。]
「…わかりました。じゃあ、約束してください。」
「[下線]“継承を終わらせられたら、教える。”[/下線]と。」
「…だから、俺もあなたの作戦に協力させてください。」
神[……わかった。約束する。]
そうして彼との話は終わった。

理『おかえり。今日は早かったね。』
優しい声が聞こえる。
…その次に脳内に心配の言葉が流れてくる。
[明朝体]『最近大丈夫かな?追い詰められてないよね…』[/明朝体]
[明朝体]『辛い時は言ってほしいのに…』[/明朝体]
「…はい。なんとか早めに帰れました。」
…心配、されてるんだな。
心配なんてさせない男になりたかったのに。
…弱いままだな。
守りたいものも守れないなんて。
もっと強くならなきゃ。
心も体も全部。
この人を支えられるくらい。
理『…ご飯できてるよ?食べる?』
「食べます。」
だけど今は…。
「…理玖さん。今日、一緒に寝ませんか?」
今は…。
理『ふふっ、いいよ。一緒にお布団はいろ。』
今だけは、この人に甘えたい。

作者メッセージ

神楽のことめっちゃ気になりますね、ほんとに。
…もう四章書き始めてるので早く三章完結させたい(2回目)
結構書き進めてるんですよ。もう3話くらいは余裕で投稿できそうなくらいには。
全然2月中に間に合いそう、四章。わかんないけど。
三章終わったら、また活動報告で色々書きます。

追記
閲覧数300↑ありがとうございます泣泣

2026/02/13 17:41

rary
ID:≫ 1acdLZrSPpU0c
コメント

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権はraryさんに帰属します

TOP