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ODや自傷行為を彷彿とするワードが出てくる場合があります。ご注意ください。
神[紡久。]
「ん…」
神[…起こしちゃってごめんね。ちょっと、2人だけで話さない?]
「…わかり、ました。」
ゆっくりと外の空気を吸う。
頭をすっきりさせる。
…まだぐるぐるとしているが、声や言葉が聞こえないだけまだましだ。
神[あの…]
「あの。」
神[どうしたの?]
「…さっき、不思議な夢を見ていたんです。」
「名前も顔も知らないような人が、俺に優しく声をかけている夢を。」
「…なにか、知っていませんか?」
なぜ彼にこの質問をしたのか、自分でもわからない。
…ただ、なんとなく彼は何かを知ってるんじゃないかなって。
最初の話し合いでボソッと喋ったあの言葉も、僕の能力を見抜いたのも、帰り道のあの発言も。
全部[斜体]意図して言っているんじゃないかな[/斜体]って。
神[…俺はなにもしらな___]
「知ってますよね。…ずうっと気になってるんです。木の実や川の水、そんなもので子供が生きられるわけない。だったら、考えられるのは、[下線]”誰に支援してもらった。“[/下線]これしかないんですよ。」
「神楽さんが言いたくないなら、そのままでいいです。…けど。
[太字]____俺は、自分のことに対して、背を向けたくないです。」[/太字]
「自分のことを、もっと知りたいんですよ。」
「だから…教えてください。[下線]俺のことを。[/下線]」
静寂が流れる。
彼は俯いていた。
そうして、一言つぶやいた。
神[…もう少しだけ、時間をくれない?]
神[君のことを知っているのは、認める。]
神[…けど。言える勇気がまだない。]
神[だからもう少しだけ…このまま知らないままでいてほしい。]
「…わかりました。じゃあ、約束してください。」
「[下線]“継承を終わらせられたら、教える。”[/下線]と。」
「…だから、俺もあなたの作戦に協力させてください。」
神[……わかった。約束する。]
そうして彼との話は終わった。
理『おかえり。今日は早かったね。』
優しい声が聞こえる。
…その次に脳内に心配の言葉が流れてくる。
[明朝体]『最近大丈夫かな?追い詰められてないよね…』[/明朝体]
[明朝体]『辛い時は言ってほしいのに…』[/明朝体]
「…はい。なんとか早めに帰れました。」
…心配、されてるんだな。
心配なんてさせない男になりたかったのに。
…弱いままだな。
守りたいものも守れないなんて。
もっと強くならなきゃ。
心も体も全部。
この人を支えられるくらい。
理『…ご飯できてるよ?食べる?』
「食べます。」
だけど今は…。
「…理玖さん。今日、一緒に寝ませんか?」
今は…。
理『ふふっ、いいよ。一緒にお布団はいろ。』
今だけは、この人に甘えたい。
「ん…」
神[…起こしちゃってごめんね。ちょっと、2人だけで話さない?]
「…わかり、ました。」
ゆっくりと外の空気を吸う。
頭をすっきりさせる。
…まだぐるぐるとしているが、声や言葉が聞こえないだけまだましだ。
神[あの…]
「あの。」
神[どうしたの?]
「…さっき、不思議な夢を見ていたんです。」
「名前も顔も知らないような人が、俺に優しく声をかけている夢を。」
「…なにか、知っていませんか?」
なぜ彼にこの質問をしたのか、自分でもわからない。
…ただ、なんとなく彼は何かを知ってるんじゃないかなって。
最初の話し合いでボソッと喋ったあの言葉も、僕の能力を見抜いたのも、帰り道のあの発言も。
全部[斜体]意図して言っているんじゃないかな[/斜体]って。
神[…俺はなにもしらな___]
「知ってますよね。…ずうっと気になってるんです。木の実や川の水、そんなもので子供が生きられるわけない。だったら、考えられるのは、[下線]”誰に支援してもらった。“[/下線]これしかないんですよ。」
「神楽さんが言いたくないなら、そのままでいいです。…けど。
[太字]____俺は、自分のことに対して、背を向けたくないです。」[/太字]
「自分のことを、もっと知りたいんですよ。」
「だから…教えてください。[下線]俺のことを。[/下線]」
静寂が流れる。
彼は俯いていた。
そうして、一言つぶやいた。
神[…もう少しだけ、時間をくれない?]
神[君のことを知っているのは、認める。]
神[…けど。言える勇気がまだない。]
神[だからもう少しだけ…このまま知らないままでいてほしい。]
「…わかりました。じゃあ、約束してください。」
「[下線]“継承を終わらせられたら、教える。”[/下線]と。」
「…だから、俺もあなたの作戦に協力させてください。」
神[……わかった。約束する。]
そうして彼との話は終わった。
理『おかえり。今日は早かったね。』
優しい声が聞こえる。
…その次に脳内に心配の言葉が流れてくる。
[明朝体]『最近大丈夫かな?追い詰められてないよね…』[/明朝体]
[明朝体]『辛い時は言ってほしいのに…』[/明朝体]
「…はい。なんとか早めに帰れました。」
…心配、されてるんだな。
心配なんてさせない男になりたかったのに。
…弱いままだな。
守りたいものも守れないなんて。
もっと強くならなきゃ。
心も体も全部。
この人を支えられるくらい。
理『…ご飯できてるよ?食べる?』
「食べます。」
だけど今は…。
「…理玖さん。今日、一緒に寝ませんか?」
今は…。
理『ふふっ、いいよ。一緒にお布団はいろ。』
今だけは、この人に甘えたい。
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- 22.【番外編 神様なのにお正月満喫しちゃってます。】
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- 67.【第3章終了記念番外編 なぜか学生になってました。】
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