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ODや自傷行為を彷彿とするワードが出てくる場合があります。ご注意ください。
兄弟全員ととある居酒屋で会うことになったある日。
「んじゃあ、いってきます。」
理『いってらっしゃい!楽しんできてねー!』
理玖さんには友達だと誤魔化して、家を出た。
神[お!紡久くんいらっしゃーい。]
「…今日って話し合いするんじゃなかったんですか。」
零《また継承の話なんざごめんだ。今日くらい、みんなと兄弟仲深め合って、楽しく話そうぜ。》
「…一番下の弟はどうするんですか。」
零《そいつには適当にジュース飲ませとけばいいだろ。未成年飲酒はさすがにやらせねーよ。》
神[紡久くんももちろん飲むよね!]
「あ、あはは…。」
そんな感じで半ば強制的飲み会が始まった。
強制飲み会が始まって数時間が経った頃。
周りはほぼ全員見事に泥酔していた。
神[紡久くーん…構ってよー…。]
「今からみなさんを家に帰さなきゃなんで、無理です。」
神[えー…兄に従ってくれないの?]
「少なくとも今の神楽さんには従いたくないです。というか従う余裕がないです。」
俺以上の兄弟は全員見事に泥酔。
しかも全員家もわからないから、わざわざ魔法でスマホにアクセスして住所見つけなきゃだし。
琴〔…地獄絵面だなほんと。〕
彼は一番の末っ子であり、一番この中で落ち着いてる子。
「ほんとそうだよね。これ以上の地獄はなかなかないよね。」
琴〔ほんとに共感できます。〕
そして、俺は神楽さんの携帯を奪い、アクセスしようと試みた。
…だが。
「…やべ、魔力切れた。」
そう、魔力を酷使しすぎてほぼからっぽになってしまった。
…ほんのわずかだけ霊力はあるが、アクセスの魔法はその微力な霊力では使えない。
神[霊力ならあるから〜、分けてあげる。]
「ぁあ、ありがとうございます。」
彼の霊力は強大だった。
神社の神主、そして天蓋神の子供なら当たり前なのか?
…いや、実際天蓋神の子供の俺は霊力をほぼ扱えないから親は関係ないか。
そんなことを考えてるうちに、なんとかその霊力で携帯にアクセスできた。
「ぁれ、ここ近所だ。」
そう。
彼の住所は僕が住んでいる家から10分ほどで着く距離だった。
(…これなら、僕と一緒に帰ったほうがいいな。)
「神楽さん。あなたは僕が送っていくのでそのまま待機で。」
神[お、やったぁ〜。]
でろんでろんで顔真っ赤にした顔。
この真っ赤な顔、やっぱりどこかで…。
琴〔ちょ、零兄さん!寝ないでください!もうちょっと耐えてください!〕
[小文字]零《ぉ〜…。》[/小文字]
あの人はいつもは荒いくせに、酒飲むと一気に落ち着くんだな。
…普通逆だろ。
「琴くん。神楽さん、俺の近所だったから俺が送っていくことにした。琴くんは零さんどうするの?」
琴〔零兄さんのお金7割奪ってタクシーで帰ります。そのタクシーの道中で、零兄さん家まで送るんで。〕
「う、うん。わかった。」
…酔い覚めた時怒られないといいけど。
琴〔…つーか、なんで未成年と最近成人したばっかりの弟たちにこういうことさせるんですかね。神楽兄さんと零兄さんは特に。〕
琴〔話し合いではあんなカッコつけたこと言ってたくせに、酒飲んだらこうなるとか…。〕
めっちゃ痛いとこ突かれてる。
零さんと神楽さん思いっきり痛いとこ突かれてる。
瀕死になるくらい突かれてる。
それも年下に。
琴〔それに比べて…断然年下の紡久さんの方が圧倒的に真面目ですよ。お酒もちょっとしか飲まずに介護してあげてるし。誰より自慢の兄かもです。〕
…まぁ、たしかにこんな醜態見ちゃったら、もうかっこいいとはなかなか思えないよね。わかる。
「あ、ありがとう…弟もまぁまぁ大変なもんだね。」
琴〔ほんっとにですよ。〕
「ははっ笑。」
なんか、こんな歳になって今更兄弟とかって思ってた自分もいたけど…。
(案外悪くないかも。)
「んじゃあ、いってきます。」
理『いってらっしゃい!楽しんできてねー!』
理玖さんには友達だと誤魔化して、家を出た。
神[お!紡久くんいらっしゃーい。]
「…今日って話し合いするんじゃなかったんですか。」
零《また継承の話なんざごめんだ。今日くらい、みんなと兄弟仲深め合って、楽しく話そうぜ。》
「…一番下の弟はどうするんですか。」
零《そいつには適当にジュース飲ませとけばいいだろ。未成年飲酒はさすがにやらせねーよ。》
神[紡久くんももちろん飲むよね!]
「あ、あはは…。」
そんな感じで半ば強制的飲み会が始まった。
強制飲み会が始まって数時間が経った頃。
周りはほぼ全員見事に泥酔していた。
神[紡久くーん…構ってよー…。]
「今からみなさんを家に帰さなきゃなんで、無理です。」
神[えー…兄に従ってくれないの?]
「少なくとも今の神楽さんには従いたくないです。というか従う余裕がないです。」
俺以上の兄弟は全員見事に泥酔。
しかも全員家もわからないから、わざわざ魔法でスマホにアクセスして住所見つけなきゃだし。
琴〔…地獄絵面だなほんと。〕
彼は一番の末っ子であり、一番この中で落ち着いてる子。
「ほんとそうだよね。これ以上の地獄はなかなかないよね。」
琴〔ほんとに共感できます。〕
そして、俺は神楽さんの携帯を奪い、アクセスしようと試みた。
…だが。
「…やべ、魔力切れた。」
そう、魔力を酷使しすぎてほぼからっぽになってしまった。
…ほんのわずかだけ霊力はあるが、アクセスの魔法はその微力な霊力では使えない。
神[霊力ならあるから〜、分けてあげる。]
「ぁあ、ありがとうございます。」
彼の霊力は強大だった。
神社の神主、そして天蓋神の子供なら当たり前なのか?
…いや、実際天蓋神の子供の俺は霊力をほぼ扱えないから親は関係ないか。
そんなことを考えてるうちに、なんとかその霊力で携帯にアクセスできた。
「ぁれ、ここ近所だ。」
そう。
彼の住所は僕が住んでいる家から10分ほどで着く距離だった。
(…これなら、僕と一緒に帰ったほうがいいな。)
「神楽さん。あなたは僕が送っていくのでそのまま待機で。」
神[お、やったぁ〜。]
でろんでろんで顔真っ赤にした顔。
この真っ赤な顔、やっぱりどこかで…。
琴〔ちょ、零兄さん!寝ないでください!もうちょっと耐えてください!〕
[小文字]零《ぉ〜…。》[/小文字]
あの人はいつもは荒いくせに、酒飲むと一気に落ち着くんだな。
…普通逆だろ。
「琴くん。神楽さん、俺の近所だったから俺が送っていくことにした。琴くんは零さんどうするの?」
琴〔零兄さんのお金7割奪ってタクシーで帰ります。そのタクシーの道中で、零兄さん家まで送るんで。〕
「う、うん。わかった。」
…酔い覚めた時怒られないといいけど。
琴〔…つーか、なんで未成年と最近成人したばっかりの弟たちにこういうことさせるんですかね。神楽兄さんと零兄さんは特に。〕
琴〔話し合いではあんなカッコつけたこと言ってたくせに、酒飲んだらこうなるとか…。〕
めっちゃ痛いとこ突かれてる。
零さんと神楽さん思いっきり痛いとこ突かれてる。
瀕死になるくらい突かれてる。
それも年下に。
琴〔それに比べて…断然年下の紡久さんの方が圧倒的に真面目ですよ。お酒もちょっとしか飲まずに介護してあげてるし。誰より自慢の兄かもです。〕
…まぁ、たしかにこんな醜態見ちゃったら、もうかっこいいとはなかなか思えないよね。わかる。
「あ、ありがとう…弟もまぁまぁ大変なもんだね。」
琴〔ほんっとにですよ。〕
「ははっ笑。」
なんか、こんな歳になって今更兄弟とかって思ってた自分もいたけど…。
(案外悪くないかも。)
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- 22.【番外編 神様なのにお正月満喫しちゃってます。】
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- 67.【第3章終了記念番外編 なぜか学生になってました。】
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