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朽ちて、なお

#3

#3

「では会議をはじめます。」

「皆さんの声を聞かせてください__!!」

「これは違う…これは変えなきゃ…これはこのままで…」

僕はいつの間にか睡眠や食事などの基本的なことをする時間がどんどんなくなっていた。
紡『お食事用意しているので、一口くらい_』
「ごめん、仕事あるんだ。あとで食べるから冷蔵庫に入れておいてくれない?」
紡『…わかりました。』
ついに僕は秘書兼執事の紡久(つむぐ)にさえ、冷たくてしまった。
そんな僕でも唯一全てを忘れることができる場所があった。
__僕が作った理想郷だ。

「ただいま。」
霊〈おかえりなさい。いつも大変ね。〉
「まぁ、そうだね。でも霊亜(れいあ)たちがいるから疲れなんて吹き飛んじゃうよ。」
霊〈そう?よかったわねー、霊香(れいか)。〉
霊香〔えへへっ、霊香、パパ大好き!〕
「俺も霊香のこと大好きだよ。」
俺はそこで嫁と娘と一緒にいる。
このどうでもいいような景色や会話が僕の唯一の救いだった。
__あの時までは。

「…なんだ、これ…_。」
いつものように世界にきたら、結界が破綻寸前だった。
この結界が完全に壊れたら、ここにはもう2度と来れない。
「結界を治さないと_!」
すぐに結界を治そうとするが、治る気配がない。
「なんなんだこれ__!!」
治さないと。
ここもなくなったら僕はどうしたらいい?
僕はどう生きたらいいの?
霊〈…もうこの結界はどうにもならない。〉
「何言って__」
霊〈だから、あなただけでも逃げて。〉
「っ!?」
霊〈あなたごと消えたら、私たちは2度と存在できなくなる。〉
やめろ。
やめてくれ。
そんな目で見ないでくれ。
「じゃあ僕もここに残る!!だから__」
霊〈…私はあなたを信用しているの。きっとここで一度消えても、また会えるって。〉
霊〈あなたの能力で、きっと会えるって。〉
霊〈だから、さよなら。〉
[下線]その瞬間、僕は世界に投げ出された。[/下線]

気づくと自分の部屋にいた。
もう一度世界に入ろうとしたけれど、もう入ることができなくなっていた。
「…。」
もう自分の生きがいさえも消えた。
ここに残ってるのは辛いものだけ。
仕事、天民、同僚…。
「…もういいや。」
__全部どうでも良くなった。
「__あぁ、最低だな。僕。」
こんな最高神でごめんなさい。
大切なものすらも守れない自分でごめんなさい。
脳死でドラッグストアに行って、たくさんの薬をいっぱい用意した。
「全部お薬で流しコめば、どうでモ良くなるよネ…。
_____こんな情けない神様でごめんなさい。」

作者メッセージ

3話更新いたしました。てか題名変えました。まじですみません。
伸びてくれえええええ笑

2025/11/14 22:36

rary
ID:≫ 1acdLZrSPpU0c
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