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朽ちて、なお

#35

#34

理玖side
「かぁ…さん…。」
怖い。
怖い怖い怖い怖い怖い怖い。
逃げたい逃げたい逃げたい。
母{はぁ…なんかもう怒りとか失せたわ。}
母{家族にならなくてもいいわよ?別に。というか、利用したいと想ってただけだし。}
ごんっ!
「ぅ…。」
家族なんて、結局幻想。
全部嘘。
全部嘘で塗り固められた偽の愛情でできてる集団。
そうでしょ?
他の人にはなんどもその考えは違うと言われた。
なんで。
なんで違うの。
だって俺は”それ“しか知らないんだもん。
普通って何?
違うって何?
ねぇ。
ねぇ。
[大文字]誰か教えてよ[/大文字]。
透〔なにしてんだ、クソババアが。〕
聞き馴染みのある声が耳に響いた。
「とぉ…る…。」
紡『理玖さん、一旦避難しましょう。僕につかまってください。』
紡『…透さん、あとでまた来ます。』
紡久まで来てくれた。
やっと。
やっと。
やっと逃げられる。
安心感が一気に溢れて俺は意識を失った。

『理玖…さん…おき…くださ…。』
優しい声がする。
落ち着いて、まるで俺を全部包み込んでくれるような包容感のある声がする。
「ん…。」
目を開けると、そこは家だった。
紡『起きましたか…よかったです。傷はある程度治療しましたので安心してください。』
なんかこの人、紡久だけど紡久じゃない。
声も姿も確かに紡久なんだけど紡久じゃない。
「あの、君ってほんとに紡久…?」
紡『あぁ、厳密に言うと僕は紡久の分身体です。本体は透さんと一緒です。』
[斜体]「…そうだ、透は!?母さんは!?」[/斜体]
紡『理玖さんが行きたいのなら、3人がいるところまで連れて行きますよ。』
少し躊躇してしまった。
会いたくはなかった。
もう2度と行きたくもなかった。
けど…。
[下線]「行く。連れて行って。」[/下線]
これは自分の問題だ。
俺と母さんとの問題だ。
向き合わなければ。

作者メッセージ

今日は二つ投稿してみました。
今後から休日は二つ投稿しようかなって思ってます。
一つはお昼頃(12時〜15時頃)に、一つは夜(早くて16時〜18時、遅くても22時)に投稿しようかなって思ってます。
把握よろしくですーーー!

2026/01/31 17:37

rary
ID:≫ 1acdLZrSPpU0c
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