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朽ちて、なお

#29

#28

[回想]
小さい頃の記憶。
「ねぇ、君。」
最初は俺が声をかけてから始まった。
名前も知らない君は施設の端っこでずうっと1人で本を読んでた。
?『な、なに…?』
「ちょっとだけ、おれと話そうよ。」
?『っ…ぼくでいいならいいよ…?』
その少年は気弱だった。
触れたら壊れてしまいそうなほど、繊細な瞳をしていた。
おれは小さい頃から大人数で遊ぶのが好きだったから、1人でいる子は珍しいと思って話しかけたんだっけ。
「なんの本よんでるの?よかったら教えてよ。」
?『えっと…ただの童話だよ。きっと君は本とかすきじゃないでしょ…?』
「あれ?やっぱそう思われてた?…おれ、意外に本よむのすきだよ。」
?『そうなんだ…なんの本よむのがすきなの?』
「んー、なんだろ。さいきんだと、マンガばっかりだな。」
?『マンガか…!おもしろいよね。』
俺は初めて君の笑顔を見た。
いつも1人で静かに本を読んでいた君が笑顔になるなんて思っていなかった。
「…ねぇ、君の名前は?」
?『ぼく?ぼくは_____
_______________________理玖。彼方理玖。」
そして、君の名前も知ることができた。

それからすごく仲良くなった。
施設の人は、不思議な組み合わせだとよく言っていた。
でも意外に理玖は外遊びが好きだった。
だから俺とよく鬼ごっこをしていた気がする。
[下線]でも、そんな仲睦まじい俺らが壊れるのも時間の問題だった。[/下線]

作者メッセージ

最近すっごい閲覧数伸びててすごい嬉しいです。ホントにありがとうございます。
活動報告で全然宣伝できてなくてすみません…。
ちょこちょこ出していきます…!!

2026/01/27 17:41

rary
ID:≫ 1acdLZrSPpU0c
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