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ODや自傷行為を彷彿とするワードが出てくる場合があります。ご注意ください。
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[太字]【厳重保管】記憶記録[/太字]
[下線]対象者:現在4歳の彼方理玖(オチカタリク)[/下線]
聞き込み内容は下記に記している。
「では、お名前は言えるかな。」
〈りく…おちかた、りくです。〉
「教えてくれてありがとう。では、君にいくつか質問するから答えて欲しい。」
「もしわかったら、素直に答えて欲しい。」
「もしわからなかったら、素直にわからないです、と言ってね。いいかい?」
〈わかり、ました。〉
「いい子だ。んじゃあ、元々いたところの場所はわかるかい?地名や県名とか。」
〈とうきょう、です。〉
「そうか、ありがとう。では、ご両親はわかるかい?お父さんやお母さんの名前とか。」
〈えっと…あの…〉
急に動揺し始め、両親の記録は不可能と判断したため、本人の精神安定のためにもこれ以上は聞かないことに決定した。
「んじゃあ、好きなものは?」
〈おかあさんからもらったほん、です。〉
「そうか。んじゃあ、お気に入りの場所とかは?」
〈おうちいがい、ほぼでたことないからわからないです…。〉
「そうか。好きな食べ物は?」
〈ない、です…。〉
「…そうか。答えてくれてありがとう。とても参考になったよ。」
〈こちらこそ、ありがとうございました…。〉
ここで、対象者との会話は終えた。
対象者は幼い頃からネグレクトを受けていた可能性大。
→母のことを話していたため、おそらく母親からのネグレクトの可能性が高い。
対して、父親のことに関しては一度も語らなかったため、片親の可能性あり。
それから、食事も十分に与えられてなかった可能性が高い。
→4歳にしては痩せ細りすぎるので、栄養失調の可能性有。
身体中に傷跡や打撲が複数見られるため、暴力を受けていた可能性が高い。
→母親のストレスの吐き場所として利用されていた?
名前がつけられているため、可能性は低いが、外に出たことがほとんどないことが本人の口からあったため、無戸籍の可能性有。
コミュニケーションが4歳にしては安定しているため、かなりの逸材の可能性有。
→神様にさせるかのちのち検討。
以上。
________________________
「どうだ?これじゃあ、対して役にたたないだろ。」
「…でも、この記録書いたやつ、なかなか見る目があるな。ほんとにあいつは神様になっちゃってるし。」
紡〔…んじゃあ、透さんからみて彼は昔どんな感じでしたか?〕
少しその言葉に動揺した。
紡〔だって、彼がここにきてから今までずうっと一緒だったんですよね?〕
紡〔…きっと、今の僕の何倍以上も知ってること、多いと思うんですけど。〕
「仕方ないな。特別だぞ?」
「…あれはいつだったかなぁ。」
[太字]【厳重保管】記憶記録[/太字]
[下線]対象者:現在4歳の彼方理玖(オチカタリク)[/下線]
聞き込み内容は下記に記している。
「では、お名前は言えるかな。」
〈りく…おちかた、りくです。〉
「教えてくれてありがとう。では、君にいくつか質問するから答えて欲しい。」
「もしわかったら、素直に答えて欲しい。」
「もしわからなかったら、素直にわからないです、と言ってね。いいかい?」
〈わかり、ました。〉
「いい子だ。んじゃあ、元々いたところの場所はわかるかい?地名や県名とか。」
〈とうきょう、です。〉
「そうか、ありがとう。では、ご両親はわかるかい?お父さんやお母さんの名前とか。」
〈えっと…あの…〉
急に動揺し始め、両親の記録は不可能と判断したため、本人の精神安定のためにもこれ以上は聞かないことに決定した。
「んじゃあ、好きなものは?」
〈おかあさんからもらったほん、です。〉
「そうか。んじゃあ、お気に入りの場所とかは?」
〈おうちいがい、ほぼでたことないからわからないです…。〉
「そうか。好きな食べ物は?」
〈ない、です…。〉
「…そうか。答えてくれてありがとう。とても参考になったよ。」
〈こちらこそ、ありがとうございました…。〉
ここで、対象者との会話は終えた。
対象者は幼い頃からネグレクトを受けていた可能性大。
→母のことを話していたため、おそらく母親からのネグレクトの可能性が高い。
対して、父親のことに関しては一度も語らなかったため、片親の可能性あり。
それから、食事も十分に与えられてなかった可能性が高い。
→4歳にしては痩せ細りすぎるので、栄養失調の可能性有。
身体中に傷跡や打撲が複数見られるため、暴力を受けていた可能性が高い。
→母親のストレスの吐き場所として利用されていた?
名前がつけられているため、可能性は低いが、外に出たことがほとんどないことが本人の口からあったため、無戸籍の可能性有。
コミュニケーションが4歳にしては安定しているため、かなりの逸材の可能性有。
→神様にさせるかのちのち検討。
以上。
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「どうだ?これじゃあ、対して役にたたないだろ。」
「…でも、この記録書いたやつ、なかなか見る目があるな。ほんとにあいつは神様になっちゃってるし。」
紡〔…んじゃあ、透さんからみて彼は昔どんな感じでしたか?〕
少しその言葉に動揺した。
紡〔だって、彼がここにきてから今までずうっと一緒だったんですよね?〕
紡〔…きっと、今の僕の何倍以上も知ってること、多いと思うんですけど。〕
「仕方ないな。特別だぞ?」
「…あれはいつだったかなぁ。」