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透side
「ん〜、と。これはこれで…あ、これは消してもいいな。あ、あと記録もつけないとな…。」
紡〔お忙しいところ、すみません。〕
急に聞き馴染みのある声がし、そちらを向くと顔馴染みがいた。
「おー、急にどうした?」
紡〔理玖さんのことで、聞きたいことがございまして。〕
理玖?
なんで急に…。
「…理玖の何を聞きにきたんだ?」
紡〔主に、[太字]“過去“[/太字]の話です。人間時代のことや、こちらにきてまだ最初の頃の話を聞きたくて。〕
「何が目的だ?君は。」
紡〔目的なんて滅相もない。俺は理玖さんの従者です。主人のことを知ろうと思うのは不思議なことではないでしょう。〕
目線や挙動、話し方が彼本人ではない。
…あぁ、そうか。
[下線]「わざわざ分身体よこして、それを聞きにきたとは。俺にとっては不思議だよ。」[/下線]
紡〔…やっぱバレちゃいましたか。〕
紡〔本当は本体で行こうとしていたんですが…色々あって都合が合わなくて。〕
「…その都合って?」
紡〔…もしかしたら、将来的に貴方の手も借りるかもしれませんが…今はわざわざ伝えることでもないと思うので、お答えしかねます。〕
「そうかい。…でも、正直俺から伝えられることなんて僅かしかない。それでも良いなら、雑談程度に聞いてくれよ。」
紡〔もちろんです。〕
「んじゃあ…まずは人間時代の記録から話そうかね〜、あいつは人間として四年しか生きてない。まぁ、きっとその四年がすごい濃い人生だったんだろうが…。」
「…実際のところ、人間のときの記録はほぼない。」
紡〔完全記憶能力持ちの貴方が言うんだったら、本当にないんですね。〕
「よく知ってるな、君。」
「…んじゃあ、俺が持ってる能力、全て当ててみ。」
紡〔ざっと…[下線]時間操作、完全記憶能力、霊力、魔力[/下線]、ですかね。〕
紡〔それから…妖力まで持つと身体が持たないんでしたっけ。〕
紡〔記憶能力に関しては自由自在に操れ、記憶を消すのも覚えるのも簡単にできるが、記憶メモリが圧迫されると、記憶喪失になるという欠点がある。〕
紡〔それから時間操作は法律で禁じられているので無闇に使えない、そうですよね?〕
やはり、彼は正真正銘の”バケモノ“だなぁ。
[斜体]気持ち悪いほど人への理解能力が高い[/斜体]。
正直、彼の持っている能力はあまりスペックがいいとは言えないが…
それ以上に彼は言葉に表しできないような、”巨大なナニカ“を持ち合わせている。
誰も手にいられないような、なににも表現できないようなナニカを。
なのに理玖のことは人に聞かないとわからないなんて…。
なかなかに皮肉なモノだな。
「はっははは…あぁ、ほんと君はおもしろいね。さすが理玖が選んだ代物だよ。」
紡〔当たっていたならよかったです。〕
「まぁまぁ、おふざけはここまでにして、と。」
「んで…あいつの個人情報に関しては、まぁ、君になら言ってもいいかもな。」
「20XX生まれで、誕生日は8月5日。出身は東京。まぁ、それくらいしかないな。」
「そして、記憶の記録のために聞き込みもしたんだが…まぁ、見てもらったほうが早いな。」
そして、俺はとある紙を彼に見せた。
「ん〜、と。これはこれで…あ、これは消してもいいな。あ、あと記録もつけないとな…。」
紡〔お忙しいところ、すみません。〕
急に聞き馴染みのある声がし、そちらを向くと顔馴染みがいた。
「おー、急にどうした?」
紡〔理玖さんのことで、聞きたいことがございまして。〕
理玖?
なんで急に…。
「…理玖の何を聞きにきたんだ?」
紡〔主に、[太字]“過去“[/太字]の話です。人間時代のことや、こちらにきてまだ最初の頃の話を聞きたくて。〕
「何が目的だ?君は。」
紡〔目的なんて滅相もない。俺は理玖さんの従者です。主人のことを知ろうと思うのは不思議なことではないでしょう。〕
目線や挙動、話し方が彼本人ではない。
…あぁ、そうか。
[下線]「わざわざ分身体よこして、それを聞きにきたとは。俺にとっては不思議だよ。」[/下線]
紡〔…やっぱバレちゃいましたか。〕
紡〔本当は本体で行こうとしていたんですが…色々あって都合が合わなくて。〕
「…その都合って?」
紡〔…もしかしたら、将来的に貴方の手も借りるかもしれませんが…今はわざわざ伝えることでもないと思うので、お答えしかねます。〕
「そうかい。…でも、正直俺から伝えられることなんて僅かしかない。それでも良いなら、雑談程度に聞いてくれよ。」
紡〔もちろんです。〕
「んじゃあ…まずは人間時代の記録から話そうかね〜、あいつは人間として四年しか生きてない。まぁ、きっとその四年がすごい濃い人生だったんだろうが…。」
「…実際のところ、人間のときの記録はほぼない。」
紡〔完全記憶能力持ちの貴方が言うんだったら、本当にないんですね。〕
「よく知ってるな、君。」
「…んじゃあ、俺が持ってる能力、全て当ててみ。」
紡〔ざっと…[下線]時間操作、完全記憶能力、霊力、魔力[/下線]、ですかね。〕
紡〔それから…妖力まで持つと身体が持たないんでしたっけ。〕
紡〔記憶能力に関しては自由自在に操れ、記憶を消すのも覚えるのも簡単にできるが、記憶メモリが圧迫されると、記憶喪失になるという欠点がある。〕
紡〔それから時間操作は法律で禁じられているので無闇に使えない、そうですよね?〕
やはり、彼は正真正銘の”バケモノ“だなぁ。
[斜体]気持ち悪いほど人への理解能力が高い[/斜体]。
正直、彼の持っている能力はあまりスペックがいいとは言えないが…
それ以上に彼は言葉に表しできないような、”巨大なナニカ“を持ち合わせている。
誰も手にいられないような、なににも表現できないようなナニカを。
なのに理玖のことは人に聞かないとわからないなんて…。
なかなかに皮肉なモノだな。
「はっははは…あぁ、ほんと君はおもしろいね。さすが理玖が選んだ代物だよ。」
紡〔当たっていたならよかったです。〕
「まぁまぁ、おふざけはここまでにして、と。」
「んで…あいつの個人情報に関しては、まぁ、君になら言ってもいいかもな。」
「20XX生まれで、誕生日は8月5日。出身は東京。まぁ、それくらいしかないな。」
「そして、記憶の記録のために聞き込みもしたんだが…まぁ、見てもらったほうが早いな。」
そして、俺はとある紙を彼に見せた。