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ODや自傷行為を彷彿とするワードが出てくる場合があります。ご注意ください。
紡久side
「…。」
彼と話し終えた静かな夜。
今日も彼はぐっすり眠っていた。
けれど…寝る直前に、少し歪んだような顔をしていた。
確実に彼はナニカを1人で抱えてる。
でもその重要なナニカがわからない。
とりあえず玲央さんは無罪なことはわかった。
なら、他の人は?
「…っうーん。」
透さんは流石にありえないだろう。
彼を痛めつけるようなことをしたり、精神的に追い込んだりはしないだろう。
そもそも仕事が忙しくてそれどころじゃないんじゃないかと思っている。
「…俺、やっぱり理玖さんのことちゃんと分かっていられてないんだなぁ…。」
悔しいな。
こんなに近くにいるのに分からないなんて。
…理玖さんには申し訳ないけど。
[下線]「…”監視“させてもらいますね。」[/下線]
理玖さん、どうか怒らないでくださいね。
理『おはよ〜…。』
「おはようございます。朝ごはんできてますよ。」
理『ありがと〜…。いただくね。』
「今日の理玖さんの予定は…害悪退治程度ですね。大丈夫ですか?」
理『うん…大丈夫。』
「ならよかったです。それから今日僕、予定ないのでいつ帰ってきても大丈夫ですよ。」
理『分かった。んじゃあ、ちょっと準備して行くね。』
理『行ってきまーす。』
「あ、ちょっと待ってください。」
理『え?』
「今日は寒いので、マフラーつけていってください。」
理『さすが紡久だね、気がきくよ。ありがとう。』
「いえ。んじゃあ、いってらっしゃい。」
バタン。
仕事に出かける彼を見送った。
それから…マフラーに“とある魔法“をかけた。
それを身につけている、または所持している者の所在地、そして魔法をかけた者がその対象に触れると、対象を身につけていた期間までの記憶を見ることができる。
…正直、あまりしたくはなかった。
でも、今できることなど、これくらいしかなかった。
…いや、もう一つあるな。
透さんは現代でいう、役所のような役割を1人で行なっている。
個人の情報や、人間時代の記録などをしている。
彼に聞けば、理玖さんのことを少しくらいはわかるかもしれない。
「よいしょっと…。」
俺は魔法で分身体をつくった。
「君を召喚した理由は、透さんに理玖さんのことに対して聞くためだ。そして、君の行動は僕が操作できる。そして、君を操作している間、僕は理玖さんの追跡にあたる。分かったかい?」
『もちろん。』
「よし、では一気に君を透さんのところまで送るよ、良いかい?」
『いつでもどうぞ。』
「…。」
彼と話し終えた静かな夜。
今日も彼はぐっすり眠っていた。
けれど…寝る直前に、少し歪んだような顔をしていた。
確実に彼はナニカを1人で抱えてる。
でもその重要なナニカがわからない。
とりあえず玲央さんは無罪なことはわかった。
なら、他の人は?
「…っうーん。」
透さんは流石にありえないだろう。
彼を痛めつけるようなことをしたり、精神的に追い込んだりはしないだろう。
そもそも仕事が忙しくてそれどころじゃないんじゃないかと思っている。
「…俺、やっぱり理玖さんのことちゃんと分かっていられてないんだなぁ…。」
悔しいな。
こんなに近くにいるのに分からないなんて。
…理玖さんには申し訳ないけど。
[下線]「…”監視“させてもらいますね。」[/下線]
理玖さん、どうか怒らないでくださいね。
理『おはよ〜…。』
「おはようございます。朝ごはんできてますよ。」
理『ありがと〜…。いただくね。』
「今日の理玖さんの予定は…害悪退治程度ですね。大丈夫ですか?」
理『うん…大丈夫。』
「ならよかったです。それから今日僕、予定ないのでいつ帰ってきても大丈夫ですよ。」
理『分かった。んじゃあ、ちょっと準備して行くね。』
理『行ってきまーす。』
「あ、ちょっと待ってください。」
理『え?』
「今日は寒いので、マフラーつけていってください。」
理『さすが紡久だね、気がきくよ。ありがとう。』
「いえ。んじゃあ、いってらっしゃい。」
バタン。
仕事に出かける彼を見送った。
それから…マフラーに“とある魔法“をかけた。
それを身につけている、または所持している者の所在地、そして魔法をかけた者がその対象に触れると、対象を身につけていた期間までの記憶を見ることができる。
…正直、あまりしたくはなかった。
でも、今できることなど、これくらいしかなかった。
…いや、もう一つあるな。
透さんは現代でいう、役所のような役割を1人で行なっている。
個人の情報や、人間時代の記録などをしている。
彼に聞けば、理玖さんのことを少しくらいはわかるかもしれない。
「よいしょっと…。」
俺は魔法で分身体をつくった。
「君を召喚した理由は、透さんに理玖さんのことに対して聞くためだ。そして、君の行動は僕が操作できる。そして、君を操作している間、僕は理玖さんの追跡にあたる。分かったかい?」
『もちろん。』
「よし、では一気に君を透さんのところまで送るよ、良いかい?」
『いつでもどうぞ。』