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朽ちて、なお

#2

#2

『では会議を始めます。新最高神の理玖さん、お願いします。』
「はい。ではまず、天民にとって過ごしやすい社会を実現するには、どうしたらいいか話し合いましょう。」
最高神になった途端、忙しさが急激に爆増した。
でもその忙しさが楽しかった。
__“16歳の時“までは。

僕が16の頃、忙しさは変わらず続いていた。
でも天民が支えてくれていた。
僕を認めてくれていた。
それだけで原動力になれた。
でも、徐々に僕を批判する民も現れるようになった。
僕だって覚悟はしていた。
でもその数が日に日に多くなっていった。
「僕は天民の皆様に、幸せに暮らしてほしいと日々思っています。」
[大文字][そんなの嘘だ!!!子供の言うことなんか信じられるわけがないだろ!!][/大文字]
大声で叫ばれるたび、胸の奥が小さく軋んだ。
それでも最高神として立ち止まるわけにはいかなかった。

ーーとある日、僕は天界でいつものように演説をしていた。
「天民の皆さまの暮らしを守りたいと思ってい_。」
その瞬間、刃が空を裂いた。
僕の頬を風が切り裂く。
すぐにSPが動き、犯人は捕えられた。
[大文字] [俺は子供の言うことを聞かない!!どうせ綺麗事なくせに!!本当の社会を知らないくせに!!][/大文字]
その言葉が脳に刺さった。
まるで本物の刃物みたいに。

「本当の社会を知らない、か。」
[太字] 【{あんたなんか産まなければよかった。}】[/太字]
[太字] 【{私の前から消えてくれたら楽なのに。}】[/太字]
…本当にそうかな。
本当に僕は知らないのかな。
本当に“本当の社会“というものを知らないのかな。
綺麗なところばかりみて生きていたのかな。
「…違う。」
違う。
[太字] 【{え、子供?あー、いいよ。あんな子置いて行っても別に。そんなことより_}】[/太字]
「ッ…あ…」
気づくと涙が頬を伝っていた。
「…もっと、理解しなきゃ…。」
みんなの声を。
みんなのしてほしいことを。
もっと、もっと、もっと。
「…頑張らなきゃ。」
__“ここ“は僕が変えなきゃだから。

作者メッセージ

2話です。少し変更点があるのですが、R12に変更いたしました。これから進んでいくごとにもっと過激になったら元通りのR15に直すつもりです。

2025/11/14 09:08

rary
ID:≫ 1acdLZrSPpU0c
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