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朽ちて、なお

#20

#20

そこからの記憶はあまりない。
気がついた時には、母はいなくて、僕1人だけが路地裏に取り残されていた。
身体中がジンジンして、痛くてたまらない。
血が出てる箇所も少しだけある。
ふと携帯をみると、たくさんの不在着信がきていた。
それは全て紡久だった。
時間を見ると、もう夜の7時。
「そりゃ…そっか…。」
6時ごろには帰るって言っちゃったしな。
申し訳なくなって、紡久に電話をかけることにした。
「ぁ…もしもし?」
“理玖さん!!どこにいますか??”
「えっと…路地裏。」
“路地裏!?なんでそんなところに…
「わかんない。気づいたらここにいた。」
“…まぁ、とにかく無事でよかったです。迎えに行きましょうか?”
「ううん、大丈夫。1人で帰る。」
“…わかりました、気をつけてくださいね。”
「うん。じゃあね。」
プー、プー。
本当は迎えにきて欲しかった。
でも傷を誤魔化したかった。
身も心もボロボロのまま、人に会うなんて無理だ。
傷隠しの魔法を一旦かけてみることにした。
「…まぁ、大丈夫か。」
母親のこと、誰にも話したことないな。
透にだって、紡久にだって。
言えた試しがない。
そもそも、なぜ[漢字]天界[/漢字][ふりがな]ここ[/ふりがな]に来たのかも言ったことなかったな。
「…帰らなきゃ。」
前みたいに鏡の前で笑顔の練習をしつつ、歩き出した。

作者メッセージ

やっと#20 まできましたあああああああああああああ
嬉しいですね。
理玖くん可哀想すぎて死にそう。

2025/12/22 21:54

rary
ID:≫ 1acdLZrSPpU0c
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