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朽ちて、なお

#10

#10

「紡久…。」
紡『何しようとしてたんですか…。』
彼の声は震えていた。
「星見ようとしてただけ__」
声が掠れてうまく言えない。
上手く誤魔化せない。
紡『誤魔化さないでください…今、何しようと__』
もういいや。
もう紡久のことを散々傷つけて、振り回した。
もう本音をぶちまけようがなんだろうが
どうせ全部消えるなら。
「紡久には関係ないじゃん。俺が何しようが。」
「俺が消えたって誰も悲しみなんかしないし、誰も苦しまないし。」
「俺が病気になろうがみんなには関係ない。」
「俺がどんだけどんだけ仕事もして、みんなのために働いても、なんの役にも立たない。」
「だって俺は無能だから。」
「だって俺は[下線]普通[/下線]じゃないから。」
「っ…紡久は、優しいから、俺を止めようとする。」
「生きる価値があるって、仕事なんてちょっとずつでいいって、ちゃんとご飯を食べて休んで欲しいって。」

[太字] 「でも、俺はそれがッ…苦しいんだよ…っ…。」[/太字]

「わかってる…わかってるんだ…誰かを頼るのは悪くないって…休むのはいいことだって…わかってる…けど…。」

[太字] ______「俺は…ッ…誰にも頼れないんだよ…!!!!」[/太字]

「誰かに頼ったら迷惑だって思われないかなって不安だし、誰かに嫌われたらって思うと怖くてたまらないんだよ…っ」
涙でぐしゃぐしゃで、苦しくて、上手く呼吸ができない。
今紡久はどんな顔をしてるかな。
「…俺、紡久との約束、いっぱい破ったんだ…ッ」
「薬を飲むなって言われても飲まないとおかしくなりそうで…薬から逃げたくても、頼れるのなんて薬しかなかった…ッ…」

[小文字] ____「ごめんなさい…ッ…」[/小文字]

上手く呼吸が整わない。
あーあ、このまま呼吸できないまま消えるのかな。
みんなはどう思うかな。
俺が消えたって知ったら。
嬉しいかな、悲しいかな、清々するかな。
僕なんかが神になんてならなければよかったんだよね。
ごめんなさい。
いっぱい迷惑かけてごめんなさい。
ごめんなさい。
____その瞬間、意識がふわっと飛んでしまった。

作者メッセージ

記念すべき#10ですね。
いやー、私めちゃっくちゃストック作ってますよ。
早くみなさまに公開したくてたまらないんですけど、もうちょっと待ってくださいね(?)
…ちょっとだけ、ネタバレ言いますね。
この話、まだ一章の途中なので、もちろん二章もあります。
ということは、まだまだ続きます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この小説が完結している頃にはどんなことになっているのだろうか…。
正直想像もつきませんが、気長に完結まで見てください♩

2025/11/24 21:43

rary
ID:≫ 1acdLZrSPpU0c
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