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ODや自傷行為を彷彿とするワードが出てくる場合があります。ご注意ください。
…あぁ、そういえば言ってなかったな。
さっきいった[太字]“とある人”[/太字]っていうのはな。
神[…え?なんで家知って____]
「理玖から聞いただけ。一旦家入れさせろ。」
神[え、あ、うん。いいけど…。]
神楽のことだ。
「…つーか、よく起きてたな。」
神[子供じゃないんだから起きてるよ。当たり前じゃん。]
「そうかよ。」
徐にタバコを取り出し、星空いっぱいの空に煙が上がっていく。
「…んで、体調は?どうせまた血吐いただろ。」
神[いやー?これがね、吐いてないんだよー!すごくない?俺、わんちゃん克服してるかも!]
「…あの薬は適応することはない。勘違いも甚だしいな。」
神[えー、辛辣だね。]
どうせ嘘だろうな。これも。
あーあ、[斜体]どこぞの誰かさん[/斜体]みたいに心読めたらもうちょい探れるんだけど。
神[てかさ、気になってたんだけどなんでそんなに薬に詳しいの?]
「あー…まだここに来る前、まぁ、人間の時に、家が薬剤師の家でさ。小さい頃から薬には触れてたんだ。」
「…まぁ、俺すぐ死んだけど。」
神[不謹慎なこと言わないでよ。]
「んで、ここにきても薬への好奇心は普通にあったから、昔から色々調べてて、今では大体わかる。」
神[へぇー、そなんだ。ならあんなに知識あるのも理解できる。]
「だろ。」
静かに夜風が吹く。
「…神楽。」
神[んー?なに?]
[太字]「後悔だけは、絶対にすんなよ。」[/太字]
神[…それ、紡久にも言われたからわかってるって。]
「わかってねぇから言ってんだろ。」
神[…。]
「相手は誰だか知らないけどよ、あんたがそんなに想ってる相手なら、きっと奴も同じくらい想ってくれてる。」
「同じ感情ではなかったとしても、だ。」
「…奴も、あんたが死んだら悲しむ。」
神[どうだか…。あの子は俺に興味ないと思うけどね。]
寂しそうに空を見つめながらそういう彼。
「…恋愛の先輩として、いいことを教えてやるよ。」
「気持ちを押し殺しても、正直いいことはほぼない。」
「…叶わないんだったら、なおさらだしな。」
灰皿にタバコを押し付け、新しくタバコを取り出す。
かちっと静かな夜にライターの音が響く。
神[それでも、かなわないよ。
__________逆に…[下線]それでいいんだ。[/下線]]
ゆっくりと風が吹き、髪が靡く。
彼の耳飾りも同じくふわっと靡いた。
「…あんたの美学は理解できないな。」
[斜体]神[君はあの子に告白できなかったくせに。][/斜体]
「今更告白したって無駄だろ。」
[下線]神[だから気持ちを殺したのか?][/下線]
「そうだ。」
夜風の中、沈黙が走る。
「俺はすでに遅かったから諦めざるを得なかったってだけだ。」
「…あんたは、まだ間に合うだろ。」
神[…ははっ、大の大人が何を言い合ってるんだか。]
神[俺の方が年齢高いのに…紡久の周りは大人っぽい子ばかりだね。]
「早く大人になりざるを得なかっただけだ。」
神[そっか…そうだよね。]
「…あんたはさ、なにを躊躇してるんだ?」
「幸せになること、大人になること、紡久のこと…。」
[太字]「この中のどれだ?」[/太字]
さっきいった[太字]“とある人”[/太字]っていうのはな。
神[…え?なんで家知って____]
「理玖から聞いただけ。一旦家入れさせろ。」
神[え、あ、うん。いいけど…。]
神楽のことだ。
「…つーか、よく起きてたな。」
神[子供じゃないんだから起きてるよ。当たり前じゃん。]
「そうかよ。」
徐にタバコを取り出し、星空いっぱいの空に煙が上がっていく。
「…んで、体調は?どうせまた血吐いただろ。」
神[いやー?これがね、吐いてないんだよー!すごくない?俺、わんちゃん克服してるかも!]
「…あの薬は適応することはない。勘違いも甚だしいな。」
神[えー、辛辣だね。]
どうせ嘘だろうな。これも。
あーあ、[斜体]どこぞの誰かさん[/斜体]みたいに心読めたらもうちょい探れるんだけど。
神[てかさ、気になってたんだけどなんでそんなに薬に詳しいの?]
「あー…まだここに来る前、まぁ、人間の時に、家が薬剤師の家でさ。小さい頃から薬には触れてたんだ。」
「…まぁ、俺すぐ死んだけど。」
神[不謹慎なこと言わないでよ。]
「んで、ここにきても薬への好奇心は普通にあったから、昔から色々調べてて、今では大体わかる。」
神[へぇー、そなんだ。ならあんなに知識あるのも理解できる。]
「だろ。」
静かに夜風が吹く。
「…神楽。」
神[んー?なに?]
[太字]「後悔だけは、絶対にすんなよ。」[/太字]
神[…それ、紡久にも言われたからわかってるって。]
「わかってねぇから言ってんだろ。」
神[…。]
「相手は誰だか知らないけどよ、あんたがそんなに想ってる相手なら、きっと奴も同じくらい想ってくれてる。」
「同じ感情ではなかったとしても、だ。」
「…奴も、あんたが死んだら悲しむ。」
神[どうだか…。あの子は俺に興味ないと思うけどね。]
寂しそうに空を見つめながらそういう彼。
「…恋愛の先輩として、いいことを教えてやるよ。」
「気持ちを押し殺しても、正直いいことはほぼない。」
「…叶わないんだったら、なおさらだしな。」
灰皿にタバコを押し付け、新しくタバコを取り出す。
かちっと静かな夜にライターの音が響く。
神[それでも、かなわないよ。
__________逆に…[下線]それでいいんだ。[/下線]]
ゆっくりと風が吹き、髪が靡く。
彼の耳飾りも同じくふわっと靡いた。
「…あんたの美学は理解できないな。」
[斜体]神[君はあの子に告白できなかったくせに。][/斜体]
「今更告白したって無駄だろ。」
[下線]神[だから気持ちを殺したのか?][/下線]
「そうだ。」
夜風の中、沈黙が走る。
「俺はすでに遅かったから諦めざるを得なかったってだけだ。」
「…あんたは、まだ間に合うだろ。」
神[…ははっ、大の大人が何を言い合ってるんだか。]
神[俺の方が年齢高いのに…紡久の周りは大人っぽい子ばかりだね。]
「早く大人になりざるを得なかっただけだ。」
神[そっか…そうだよね。]
「…あんたはさ、なにを躊躇してるんだ?」
「幸せになること、大人になること、紡久のこと…。」
[太字]「この中のどれだ?」[/太字]
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- 22.【番外編 神様なのにお正月満喫しちゃってます。】
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- 67.【第3章終了記念番外編 なぜか学生になってました。】
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- 69.#67
- 70.#68
- 71.#69
- 72.#70
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- 81.#79
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- 83.#81
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