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朽ちて、なお

#83

#81

「お風呂あがったか。」
月[はいっ。髪も乾かしたし、準備万端です。]
夜の22時半。
今日はちょっと夜更かししてみよう、ということで2人でアイスを食べながらアニメを見ることにした。
「…っあ、あとな。今日アニメ少しみたら、俺とある人に用があってな。もしかしたらかなり時間かかるかもしれないから、先に寝てくれ。」
月[そう、なんですね。…あの!]
「ん?」
月[その…私が寝るまで、一緒にいてくれませんか?]
月[添い寝とまではやらなくていいですけど、その…今日は魔法を撃てたんですから、えっと…だめ、ですか?]
彼女の大きな瞳が揺れる。
「…ほんっと、誰にそういう術を学んだんだか。」
月[…!じゃあ、いいんですか?]
「いいに決まってるだろ。思春期の娘からそんなこと聞けると思ってなかったから、逆にこっちが嬉しいよ。」
月[へへっ、やったー!今日はいいことばかりですね。]
「だな。」
そうして、2人でアニメを見ながらアイスを食べ始めた。

23時をすぎた頃。
彼女は寝落ち寸前だった。
「…全く。健康なこった。」
月[…透さん?]
「ベッドまで運ぶよ。ほら、捕まれ。」
月[ふふっ、お姫様抱っこまでしてくれるんですね。うれしいなぁ。]
「今日はずっと一緒にいれないから、その代わりだ。」
月[…ちゃんと、透さんも寝てくださいね。]
「わかってるよ。」
そうして、静かに彼女をベットにおろす。
優しく布団をかけ、彼女の手を握った。
「ほら、寝るまでずっといる約束だろ?」
月[えへへ、透さんの、そういう約束をちゃんと守ってくれるとこ、好きです。]
「当たり前だろ。」
月[素直じゃないですね…。もぉ…。]
「…ほら、早く寝ろ。」
月[そう、ですね。んじゃあ、おやすみなさ…い。]
彼女は静かに目を閉じた。
数分もせずに寝息を立て始めた。
[小文字]「…おやすみ、月姫。いい夢見ろよ。」[/小文字]
______いつまで、俺はこの子を見守れるのだろう。
…大きくなったら、寂しいな。
なんて思いながら彼女の手をそっと離した。

作者メッセージ

透くん…!!!(激重感情)
父性っぷりがたまらないですね、22の男とは思えない。(n回目)

2026/03/20 17:54

rary
ID:≫ 1acdLZrSPpU0c
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