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朽ちて、なお

#82

#80

「ただいまー。」
月[ただいまです。]
なんとか日が落ちる前に帰れた。
全てのカーテンを閉め、月光が入らないようにちゃんと隠す。
「…さて、今日はちょっと訓練してみないか?」
月[…前話したやつ、ですか?]
「そうそう。月の満ち欠けにもよるけど…半月ぐらいなら俺も耐えられると思うから。」
「ま、やってみないとわかんねぇしな。」
月[…うまく、できるかわからないけど…がんばります!]
「ははっ、だな。俺も頑張るよ。」

1時間後。
月が暗い夜空に現れ出した。
「もうそろそろ頃合いだな。月の形、見てくる。」
カーテンを少し開け、覗くと月は三日月だった。
「おっ、三日月だ。これなら月姫も制御しやすいんじゃないか?」
月[ですね!]
「まぁ、一回外出てみるか。」
そうして、彼女を能力で外へ瞬間移動した。

「…どうだ?」
月[…大丈夫そうです。変なところもないし、暴走もしてないみたいだし。]
「…ほんとだな。魔力と霊力、妖力はあるものの、あの時ほどではないな。」
前にみた月の痣もない。
これくらいなら、総じて能力解放率10%〜20%程度しかできないだろう。
「んじゃあ、俺の推測は当たってたみたいだな。」
月[そうみたいですね。]
「んー、んじゃ、なんか魔法使ってみろ。小さいものでもいいから。」
「魔法を使うコツは、手に念を込めろ。その念が瞬間的に爆発して魔法が起きるんだ。」
月[念…。]
「ぐぅっと手に思いっきり力を入れるんだ。掴んでいるものを思いっきり潰すギリギリまで力を込めるんだ。そうしたら、魔法が撃てる。」
月[…やってみます。]
彼女は手を前に出し、思いっきり力を込め始めた。
そうして…。
「おぉ!できたな。すごいすごい。」
魔法を撃つことができた。
月[わぁ…!やった!私、魔法撃てました!]
「ははっ、よくできたな。えらいえらい。」
嬉しそうににこにこしている彼女の頭を優しく撫でた。
彼女はさらに嬉しそうにニコニコし始めた。
「これを応用すると、簡単に自分の意思だけで魔法を操れる。他の霊力、妖力も同じ感じだ。」
月[そうなんですね…!]
「そうなると、だいぶ能力の適応もできるんじゃないかなと俺は思ってる。とりあえず暴走しないように特訓しような。」
月[がんばります!!]
「おう。その心意気だな。」
彼女の手をぎゅっと握り、一旦家に戻った。

作者メッセージ

ひぃぃ…とうとう#80まで来てしまいましたよ…震
長編すぎますよねほんとに。自分でも思います。
こんな長くさせるつもり全然なかったんですけど、いつの間にか長くなってました。
びっくりだね、ほんとに。
番外編もちゃんと進めたい!笑

2026/03/18 18:50

rary
ID:≫ 1acdLZrSPpU0c
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