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朽ちて、なお

#79

#77

ゆっくり目を開けると、目の前には理玖さんがいた。
理〔大丈夫ですか?〕
「あぁ、うん。大丈夫。」
外の景色をみると、まだ明るかった。
そんなに時間は経っていないみたいだ。
理〔…吐血しちゃったらしいですね。それもかなりの量を。〕
「…そうみたいだね。」
理〔心当たりとかってあります?〕
「わかんない。変なの食べたっけ。」
理〔食べたとかの問題じゃないと思うんですけど…。〕
理〔…あの日、霊障の薬を飲んだと思うんですけど、透がその霊障の薬の効果に詳しいらしくて。よかったら話でも、聞いてみませんか?〕
「…うん。聞きたい。」
理〔んじゃあ、お手を。急には歩けないでしょうし。〕 
「…病人じゃないからやめてよ。健康体なんだからさー。」
理〔血吐いてる人が健康体とは思えないので、一応ですよ。一応。〕
「そっか。ごめんね、なんか。」
理〔謝らないでください。ほら、どうぞ。〕
「ん、ありがとう。」

透〔まぁ、ざっというと霊障の薬っていうのは、強すぎる力を抑える薬だ。あんたが継承式の時に一気に力が注がれた際、もし力が抑えきれなくなり、体が持たなかったり、暴走し始めないように一時的にコントロールするための薬だ。〕
透〔でも、致命的な副作用っていうのがあってな。〕
透〔…言いづらいだがな、
_______[斜体]肉体がだんだん衰退していく[/斜体]っていう特徴があるんだ。〕
紡『っえ!?』
透〔…まぁ、最悪の場合、[太字]死ぬ[/太字]かもしれないな。〕
「死ぬ…。」
透〔天蓋神ほどの力をコントロールできたら、簡単に副作用は克服できるんだが…。今回はコントロールするために飲んだわけじゃないから、思いっきり副作用の症状が出てしまってる状態だと思う。〕
理〔…治すとか、克服することは生身の体じゃできないの?〕
透〔…無理だろうな。そもそも霊障の薬は禁断魔術を使って作られる、違法な薬なんだよ。〕
透〔普通の人間が飲んでいい薬ではない。〕
紡『…じゃあ、あの時飲ませなければ…!』
透〔いや、どう足掻いたって薬を飲ませるしかなかっただろうな。薬を飲ませなければ暴走して、理玖をも殺せるほどになってたと思うぞ。〕
そこからの話はあまり覚えていない。
ただ、唯一はっきり耳に残っている言葉は[太字]”死ぬ“[/太字]という言葉だった。

作者メッセージ

わーい、ラッキーセブンですね。内容は全然ラッキーじゃないけど。
のちにまたちょこちょこ神楽の過去やら、透くんの人間時代を掘り起こそうかなって思ってます。
色々お楽しみにー!

あとついでになんですけど、投稿頻度少し減らそうかなって思ってます。
大体2日に1話ですかね、それくらいを実験的な感じでやろうかなって思ってます。
把握のほどよろしくお願いしまーす!

2026/03/12 18:35

rary
ID:≫ 1acdLZrSPpU0c
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