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ODや自傷行為を彷彿とするワードが出てくる場合があります。ご注意ください。
紡久side
「…はぁー、疲れた。」
理玖さん、大丈夫かね。
…まぁ、あの人が負けるわけないか。強すぎるし。
にしてもあの子、すっごい理玖さんに似てた。
信じられないくらいに似てた。
…にしてもかわいかったな。今も可愛いのに昔も可愛いんだ。
「…ふふっ。」
あの子、正気に戻ったら正式に引き取ろうかな。理玖さんならオッケーしてくれそうだし。
「うん、絶対そうしよう。」
理『ただいまー。』
「あっ、おかえりな____」
彼の方へ目配せすると、彼の腕には先ほどの少年が抱かれていた。
「結局拾ったんですね。」
理『うん。邪気追い払ったら、ただの男の子だし。害悪なクローンじゃないみたいから、育てようかなって。』
理『ほら、俺にもめっちゃ顔似てるから、親子っぽいでしょ。』
「…たしかにそうですね。んじゃあ、[太字]俺たちの子供[/太字]、ですね。」
理『…//そうともいうね…//』
「ふふっ。んじゃあ、この子ベッドに寝かせておきましょう。あと、起きた時用にご飯も準備しましょう。ちょうど夕方ですし。」
理『うん。そうしよっか。』
そんな感じで俺たちの日常には1人の少年が加わることになった。
?〈ん…。〉
台所で包丁片手に野菜を切っていると、小さな声が聞こえた。
理『おはよう。あ、あの誘拐目的とかじゃないからね!!もし親御さんいるなら、送っていくし!!』
?〈えっと…親いないです。〉
理『そっかぁ…。なんとなく勘づいてはいたけど一応確認させてもらった次第だから。』
?〈あの…ここって?〉
理『俺と、あそこのお兄さんの家。君、道でひとりぼっちだったからさ。心配で拾ったんだ。』
理『あっ、ちなみに俺は理玖。んで、あそこのお兄さんは紡久っていうんだ。』
?〈そうなんですね…。〉
理『…あ、のさ。もし君がよかったらなんだけど、[斜体]僕たちと家族にならない[/斜体]かな?』
理『俺ら、子供育てたことなんざほとんどないけど…でも!君の身は絶対守るって保証する。大人として。…それから親として。』
理『どう、かな。』
?〈…なりたい。〉
?〈なりたいです。家族に。…僕、親なんていないから愛とかうまくわかんなくて…でも、その…お二人になら、愛っていうのを教えてもらえる気がするんです…!〉
俺はその時の顔を見れていない。
けれど、声色で覚悟を感じた。
小さい足で大きな一歩を踏み出したような気がした。
理『ふふっ、ありがとう。…んじゃあ、君の名前決めなきゃね。』
?〈僕の名前…ですか?〉
理『うん。…紡久〜!何がいいかなぁ…。』
一旦包丁の手を止め、彼の元へ近づく。
「うーん…君は名前の希望とかありますか?」
?〈特に何も…。〉
「そうですか…。」
理『…”光“はどうかな。これからの君の将来が光で満ち溢れていますように、って。それから…周りの人も光でいっぱい満ち溢れますように、とかは?』
光、か。
理玖さんはきっと自分と照らし合わせているんだろうな。
今まで闇の道しか歩いてこれなかった自分のようにならないで欲しかったのだろう。
光ある素敵な未来へ向かって欲しかったのだろう。
「…俺はいいと思いますよ。君はどうです?」
?〈僕もそれがいいです…!!光がいいです!〉
理『んじゃ、決まりだね。今日から君は”光“だよ!』
光〈…!はいっ!〉
「…はぁー、疲れた。」
理玖さん、大丈夫かね。
…まぁ、あの人が負けるわけないか。強すぎるし。
にしてもあの子、すっごい理玖さんに似てた。
信じられないくらいに似てた。
…にしてもかわいかったな。今も可愛いのに昔も可愛いんだ。
「…ふふっ。」
あの子、正気に戻ったら正式に引き取ろうかな。理玖さんならオッケーしてくれそうだし。
「うん、絶対そうしよう。」
理『ただいまー。』
「あっ、おかえりな____」
彼の方へ目配せすると、彼の腕には先ほどの少年が抱かれていた。
「結局拾ったんですね。」
理『うん。邪気追い払ったら、ただの男の子だし。害悪なクローンじゃないみたいから、育てようかなって。』
理『ほら、俺にもめっちゃ顔似てるから、親子っぽいでしょ。』
「…たしかにそうですね。んじゃあ、[太字]俺たちの子供[/太字]、ですね。」
理『…//そうともいうね…//』
「ふふっ。んじゃあ、この子ベッドに寝かせておきましょう。あと、起きた時用にご飯も準備しましょう。ちょうど夕方ですし。」
理『うん。そうしよっか。』
そんな感じで俺たちの日常には1人の少年が加わることになった。
?〈ん…。〉
台所で包丁片手に野菜を切っていると、小さな声が聞こえた。
理『おはよう。あ、あの誘拐目的とかじゃないからね!!もし親御さんいるなら、送っていくし!!』
?〈えっと…親いないです。〉
理『そっかぁ…。なんとなく勘づいてはいたけど一応確認させてもらった次第だから。』
?〈あの…ここって?〉
理『俺と、あそこのお兄さんの家。君、道でひとりぼっちだったからさ。心配で拾ったんだ。』
理『あっ、ちなみに俺は理玖。んで、あそこのお兄さんは紡久っていうんだ。』
?〈そうなんですね…。〉
理『…あ、のさ。もし君がよかったらなんだけど、[斜体]僕たちと家族にならない[/斜体]かな?』
理『俺ら、子供育てたことなんざほとんどないけど…でも!君の身は絶対守るって保証する。大人として。…それから親として。』
理『どう、かな。』
?〈…なりたい。〉
?〈なりたいです。家族に。…僕、親なんていないから愛とかうまくわかんなくて…でも、その…お二人になら、愛っていうのを教えてもらえる気がするんです…!〉
俺はその時の顔を見れていない。
けれど、声色で覚悟を感じた。
小さい足で大きな一歩を踏み出したような気がした。
理『ふふっ、ありがとう。…んじゃあ、君の名前決めなきゃね。』
?〈僕の名前…ですか?〉
理『うん。…紡久〜!何がいいかなぁ…。』
一旦包丁の手を止め、彼の元へ近づく。
「うーん…君は名前の希望とかありますか?」
?〈特に何も…。〉
「そうですか…。」
理『…”光“はどうかな。これからの君の将来が光で満ち溢れていますように、って。それから…周りの人も光でいっぱい満ち溢れますように、とかは?』
光、か。
理玖さんはきっと自分と照らし合わせているんだろうな。
今まで闇の道しか歩いてこれなかった自分のようにならないで欲しかったのだろう。
光ある素敵な未来へ向かって欲しかったのだろう。
「…俺はいいと思いますよ。君はどうです?」
?〈僕もそれがいいです…!!光がいいです!〉
理『んじゃ、決まりだね。今日から君は”光“だよ!』
光〈…!はいっ!〉
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- 5.#5
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- 22.【番外編 神様なのにお正月満喫しちゃってます。】
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- 44.#43
- 45.#44
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- 63.#62
- 64.#63
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- 66.#65
- 67.【第3章終了記念番外編 なぜか学生になってました。】
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- 69.#67
- 70.#68
- 71.#69
- 72.#70
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- 77.#75
- 78.#76
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- 80.#78
- 81.#79
- 82.#80
- 83.#81
- 84.#82