閲覧前に必ずご確認ください

ODや自傷行為を彷彿とするワードが出てくる場合があります。ご注意ください。

文字サイズ変更

朽ちて、なお

#69

#67

「ん、ただいま。」
理『お邪魔しまーす。』
カフェから家までの道は燃えてしまいそうなほど暑くて、溶けてしまいそうだった。
月姫(つき)[おかえりなさい。お二人とも。]
月[外、暑かったでしょうし、よかったらこれ飲んでください。]
「おー、これサイダーか?」
月[はい。炭酸水を使ってつくってみました。一応味見はしたので、大丈夫だとは思いますが、お口に合わなかったら違うものご用意いたしますね。]
「大丈夫だよ、こいつ大抵なんでも食えるから。」
月[ふふっ、ならよかったです。]
理『え、透が育ててるとは思えないくらい、お上品な子なんだけど。』
「おい、お前久々に会ったからって浮かれてる?」
理『かもねーー♩』
月[お二人とも仲が良くて…とても微笑ましいです。]
「まぁ…な。色々あったし。」
理『…たしかにこんなにイジってはいるけど、すごい人なんだよ。透って。責任感あって、逃げないし、…なんかこう、ちゃんと守ってくれる感じがするんだよ。』
「え、なに。照れるからやめろよ。」
月[ふふっ、透さんが守ってくれるところみるの、楽しみです。]
理『そうだ、君の名前は?』
月[月姫です。雨宮月姫(あまみやつき)。]
理『へぇー、おしゃれな名前だね!』
月[貴方様はどんなお名前なのですか?透さんのご友人ですし、覚えておこうと思って。]
理『理玖だよ。彼方理玖。』
月[ふふっ、覚えておきますね。]
「わざわざ覚えなくても大丈夫だって。」
理『なんでよーー、覚えて欲しいよ。俺は。』
「お前は一回黙っとけ。」

色々話しているうちに日が落ちてきていた。
「もう日が落ちてくるぞ。帰らないのか?」
理『あ、本当だ。んじゃあ、もうそろそろ帰ろうかな。月姫ちゃんも、ありがとね。色々。』
月[いえ、全然。またきてくださいね。]
理『うん。今度お邪魔させてもらうときは、なんか買ってくるね。んじゃ、またね。透。月姫ちゃん。』
「おー、きをつけてな。」
月[理玖さん…面白い方でしたね。]
「まぁ…な。色々あいつもあったんだけど、ああやって馬鹿やって笑えるくらい回復してくれたから、俺も嬉しいよ。」
[斜体]月[…わたしも、いつか大切な人とああやって笑い合えますか?][/斜体]
「[太字]“いつか”[/太字]、じゃなくて、[太字]“今から”[/太字]でも笑い合えるさ。…だから、そんな顔するなって。」
月[…はい。]
優しい月明かりに照らされ、その日を終えた。

作者メッセージ

月姫ちゃんかわいいいいいいいいいい。
もうこの物語ほぼ男性なので、こういう華がある子書くの楽しいです。
みんな華はあるんですけど、女の子にしか出せないかわいさとか可憐さとか書くの楽しいです。

2026/02/27 16:37

rary
ID:≫ 1acdLZrSPpU0c
コメント

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権はraryさんに帰属します

TOP