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理玖side
「久しぶり〜、透。」
天蓋神の件から、また一年が経過した頃。
外は猛暑に見舞われている中、俺は2年ぶりに親友に会った。
透〔おう、久しぶりだな。〕
2年ぶりに見た、親友の姿はなんだか大人っぽくなっていた。
耳にピアスをつけ、首元に小さなタトゥーが彫ってあった。
「…なんか、大人っぽくなってるね。」
透〔それはお互い様だろ。〕
なんて2人で冗談言いながら、おしゃれなカフェに入った。
透〔え、まじ?〕
「おおまじだよ。」
去年の天蓋神の件について、彼に話した。
透〔まさか紡久が天蓋神の息子だとは…。〕
彼は天蓋神という存在は知っていたらしいが、都市伝説的なものだと思っていたために、存在していることと、身近にその息子がいることにとても驚いていた。
透〔へぇ…んで、君たち2人が継承式を壊すために奮闘したと。〕
「2人じゃなくて、みんなで、だけどね。」
透〔この2年の間に無茶しすぎだぞ?〕
「去年はそんなことなかったし。普通に2人でのんびり過ごしてたし。」
透〔はいはい、言い訳は聞かないから。〕
「そんな透はなにしてたの?この二年間。」
透〔俺?まぁ、少し長くなるが…〕
透side
「実はさ、子供を引き取ったんだよ。孤児院から。」
理『…え?ええええええぇ!?』
彼は目を開いて驚いていた。
「そんな驚くなよ…。」
理『あの、手先は器用なくせに気持ちとか伝えるのは不器用な透が!?』
「おい、褒めて下げるのやめろ。」
「…俺、大切な人が欲しいなって思ったんだよ。」
「もちろん、お前らも大切だけど…お前らには[太字]パートナー[/太字]っていうもんがいるじゃん?」
「だから、俺が守ろうとしなくたって、勝手にパートナーが守ってくれるだろ?」
「だから、[下線]俺しか守れない人[/下線]が欲しいって思ったんだ。」
理『へぇー、透にしてはましな理由だね。』
「お前、どっちが年上かわかってんのか?」
理『俺。』
「…もうツッコむのも面倒だわ。」
「んで、片っ端から孤児院をめぐったら、…俺と同じような目をした女の子がいてさ。」
理『え、透。まさかとは思うけど、ロリコンとかじゃ…』
「おい!!違うからな!?そういう嗜好で引き取ったんじゃないからな!?」
「…それで、その当時その子は13歳でさ。俺も女の子だしちょっと抵抗はあったんだよ。」
理『まぁ、そりゃ成人男性の家に女の子お持ち帰りする人なんて、ロリコンしかいないもんね。』
「一回黙ってくんねぇかね、頼むから。」
理「へいへーい。』
「…でも、なんだか手放したくなくて。すぐには引き取らずに、ちょこちょこ施設に来て色々話したりしてさ。」
「あの子も最初は心を閉ざし気味だったのが、だんだん笑顔になってくれたりすることが増えてさ。…引き取らせて欲しいって言ったら、受け入れてくれたんだよ。」
「んで、そこから一緒に暮らしてる。」
理『へぇー…んじゃあ今は15歳か。まぁまぁ俺と年齢近いね。』
「お前が若すぎるんだよ。」
理『たしかに…。あっ、あとね、俺、もう一回世界を作ったんだよ。俺が創造した世界を。』
「そうか。…お前の嫁はいた?」
理『いなかった。…仕方ない、あの人だって、結局は俺が創造した人だから。』
理『…まぁ、その世界で紡久と一緒に暮らしてるんだよね。天界の家は普通にまだあるけどさ。』
「そうかそうか。」
理『…そのさ、透の引き取った子が嫌じゃなければなんだけど…ぜひともお会いしたいんだけど…どうかな?』
「ちょっとまってろ、聞いてくるから。」
理『いい返事待ってるよ〜!』
数分後〜…
「…いいって。」
理『ほんと!?んじゃあ、ここのカフェ奢るね。』
「お、ラッキー。ありがとな。」
「久しぶり〜、透。」
天蓋神の件から、また一年が経過した頃。
外は猛暑に見舞われている中、俺は2年ぶりに親友に会った。
透〔おう、久しぶりだな。〕
2年ぶりに見た、親友の姿はなんだか大人っぽくなっていた。
耳にピアスをつけ、首元に小さなタトゥーが彫ってあった。
「…なんか、大人っぽくなってるね。」
透〔それはお互い様だろ。〕
なんて2人で冗談言いながら、おしゃれなカフェに入った。
透〔え、まじ?〕
「おおまじだよ。」
去年の天蓋神の件について、彼に話した。
透〔まさか紡久が天蓋神の息子だとは…。〕
彼は天蓋神という存在は知っていたらしいが、都市伝説的なものだと思っていたために、存在していることと、身近にその息子がいることにとても驚いていた。
透〔へぇ…んで、君たち2人が継承式を壊すために奮闘したと。〕
「2人じゃなくて、みんなで、だけどね。」
透〔この2年の間に無茶しすぎだぞ?〕
「去年はそんなことなかったし。普通に2人でのんびり過ごしてたし。」
透〔はいはい、言い訳は聞かないから。〕
「そんな透はなにしてたの?この二年間。」
透〔俺?まぁ、少し長くなるが…〕
透side
「実はさ、子供を引き取ったんだよ。孤児院から。」
理『…え?ええええええぇ!?』
彼は目を開いて驚いていた。
「そんな驚くなよ…。」
理『あの、手先は器用なくせに気持ちとか伝えるのは不器用な透が!?』
「おい、褒めて下げるのやめろ。」
「…俺、大切な人が欲しいなって思ったんだよ。」
「もちろん、お前らも大切だけど…お前らには[太字]パートナー[/太字]っていうもんがいるじゃん?」
「だから、俺が守ろうとしなくたって、勝手にパートナーが守ってくれるだろ?」
「だから、[下線]俺しか守れない人[/下線]が欲しいって思ったんだ。」
理『へぇー、透にしてはましな理由だね。』
「お前、どっちが年上かわかってんのか?」
理『俺。』
「…もうツッコむのも面倒だわ。」
「んで、片っ端から孤児院をめぐったら、…俺と同じような目をした女の子がいてさ。」
理『え、透。まさかとは思うけど、ロリコンとかじゃ…』
「おい!!違うからな!?そういう嗜好で引き取ったんじゃないからな!?」
「…それで、その当時その子は13歳でさ。俺も女の子だしちょっと抵抗はあったんだよ。」
理『まぁ、そりゃ成人男性の家に女の子お持ち帰りする人なんて、ロリコンしかいないもんね。』
「一回黙ってくんねぇかね、頼むから。」
理「へいへーい。』
「…でも、なんだか手放したくなくて。すぐには引き取らずに、ちょこちょこ施設に来て色々話したりしてさ。」
「あの子も最初は心を閉ざし気味だったのが、だんだん笑顔になってくれたりすることが増えてさ。…引き取らせて欲しいって言ったら、受け入れてくれたんだよ。」
「んで、そこから一緒に暮らしてる。」
理『へぇー…んじゃあ今は15歳か。まぁまぁ俺と年齢近いね。』
「お前が若すぎるんだよ。」
理『たしかに…。あっ、あとね、俺、もう一回世界を作ったんだよ。俺が創造した世界を。』
「そうか。…お前の嫁はいた?」
理『いなかった。…仕方ない、あの人だって、結局は俺が創造した人だから。』
理『…まぁ、その世界で紡久と一緒に暮らしてるんだよね。天界の家は普通にまだあるけどさ。』
「そうかそうか。」
理『…そのさ、透の引き取った子が嫌じゃなければなんだけど…ぜひともお会いしたいんだけど…どうかな?』
「ちょっとまってろ、聞いてくるから。」
理『いい返事待ってるよ〜!』
数分後〜…
「…いいって。」
理『ほんと!?んじゃあ、ここのカフェ奢るね。』
「お、ラッキー。ありがとな。」
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- 22.【番外編 神様なのにお正月満喫しちゃってます。】
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- 67.【第3章終了記念番外編 なぜか学生になってました。】
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- 83.#81
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