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朽ちて、なお

#68

#66

理玖side
「久しぶり〜、透。」
天蓋神の件から、また一年が経過した頃。
外は猛暑に見舞われている中、俺は2年ぶりに親友に会った。
透〔おう、久しぶりだな。〕
2年ぶりに見た、親友の姿はなんだか大人っぽくなっていた。
耳にピアスをつけ、首元に小さなタトゥーが彫ってあった。
「…なんか、大人っぽくなってるね。」
透〔それはお互い様だろ。〕
なんて2人で冗談言いながら、おしゃれなカフェに入った。

透〔え、まじ?〕
「おおまじだよ。」
去年の天蓋神の件について、彼に話した。
透〔まさか紡久が天蓋神の息子だとは…。〕
彼は天蓋神という存在は知っていたらしいが、都市伝説的なものだと思っていたために、存在していることと、身近にその息子がいることにとても驚いていた。
透〔へぇ…んで、君たち2人が継承式を壊すために奮闘したと。〕
「2人じゃなくて、みんなで、だけどね。」
透〔この2年の間に無茶しすぎだぞ?〕
「去年はそんなことなかったし。普通に2人でのんびり過ごしてたし。」
透〔はいはい、言い訳は聞かないから。〕
「そんな透はなにしてたの?この二年間。」
透〔俺?まぁ、少し長くなるが…〕

透side
「実はさ、子供を引き取ったんだよ。孤児院から。」
理『…え?ええええええぇ!?』
彼は目を開いて驚いていた。
「そんな驚くなよ…。」
理『あの、手先は器用なくせに気持ちとか伝えるのは不器用な透が!?』
「おい、褒めて下げるのやめろ。」
「…俺、大切な人が欲しいなって思ったんだよ。」
「もちろん、お前らも大切だけど…お前らには[太字]パートナー[/太字]っていうもんがいるじゃん?」
「だから、俺が守ろうとしなくたって、勝手にパートナーが守ってくれるだろ?」
「だから、[下線]俺しか守れない人[/下線]が欲しいって思ったんだ。」
理『へぇー、透にしてはましな理由だね。』
「お前、どっちが年上かわかってんのか?」
理『俺。』
「…もうツッコむのも面倒だわ。」
「んで、片っ端から孤児院をめぐったら、…俺と同じような目をした女の子がいてさ。」
理『え、透。まさかとは思うけど、ロリコンとかじゃ…』
「おい!!違うからな!?そういう嗜好で引き取ったんじゃないからな!?」
「…それで、その当時その子は13歳でさ。俺も女の子だしちょっと抵抗はあったんだよ。」
理『まぁ、そりゃ成人男性の家に女の子お持ち帰りする人なんて、ロリコンしかいないもんね。』
「一回黙ってくんねぇかね、頼むから。」
理「へいへーい。』
「…でも、なんだか手放したくなくて。すぐには引き取らずに、ちょこちょこ施設に来て色々話したりしてさ。」
「あの子も最初は心を閉ざし気味だったのが、だんだん笑顔になってくれたりすることが増えてさ。…引き取らせて欲しいって言ったら、受け入れてくれたんだよ。」
「んで、そこから一緒に暮らしてる。」
理『へぇー…んじゃあ今は15歳か。まぁまぁ俺と年齢近いね。』
「お前が若すぎるんだよ。」
理『たしかに…。あっ、あとね、俺、もう一回世界を作ったんだよ。俺が創造した世界を。』
「そうか。…お前の嫁はいた?」
理『いなかった。…仕方ない、あの人だって、結局は俺が創造した人だから。』
理『…まぁ、その世界で紡久と一緒に暮らしてるんだよね。天界の家は普通にまだあるけどさ。』
「そうかそうか。」
理『…そのさ、透の引き取った子が嫌じゃなければなんだけど…ぜひともお会いしたいんだけど…どうかな?』
「ちょっとまってろ、聞いてくるから。」
理『いい返事待ってるよ〜!』

数分後〜…
「…いいって。」
理『ほんと!?んじゃあ、ここのカフェ奢るね。』
「お、ラッキー。ありがとな。」

作者メッセージ

今回から4章スタートします!!いつ終わるかは知りません。
頑張りまーす。

あとまじで番外編限定の小説を、別枠で書くか迷ってるのでよかったら意見くださいおねがいしますううう

2026/02/26 18:07

rary
ID:≫ 1acdLZrSPpU0c
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