__久しぶりに外に出てみると、太陽がなにかの始まりの合図のように、俺のことを照らしていた。
「眩しっ」
さて、どこに行こうか、冒険に出るのもいい。
「ぁ、カフェの人じゃないですか〜」
「は?なんで!?ここに?」
突然のことでビビったが、散歩といったとこだろう。
「え〜宇宙さんに会いに来ました〜、、」
思わず、俺は自分の耳を疑ってしまった。
「笑、勿論嘘ですよ、散歩です。散歩」
「ふーん。」
興味がないような言い方になってしまったが事実だ。
「ありゃ、興味がなさそうですね」
「まぁな」
あーめんどくさい
「ぁ、そうそう!」
「、、?なに」
「いや、ここでは話しにくいんで、宇宙さんの部屋行きませんか?」
「、、はぁ、」
「おっ、ありがとうございまーす」
そして、俺は彼、、如月に部屋を案内した。
「ぁ、そうそう。ボクのこと人だと思ってますか?」
「、、違うのか?」
っ、もし人じゃなければ、、
「ええ、違いますよ?」
よかった。俺は心のなかでガッツポーズをした
「じゃぁ、悩み聞いてくれるか?」
駄目、だろうな
「ん〜いいですよ?でも、ボクは、貴方じゃありません。貴方の欲しい言葉もわかりません。それでいいのならば聞いて差し上げましょう笑」
それでも、俺は如月に話してみる価値があると思った。
「それでいい」
「へー、いいでしょう。このボク、如月が聞いてあげましょう。」
偉そうだな、、
「俺さ、、実は、俺白狼なんだ、」
たどたどしい話し方だ。それでも今はいい気がする。いや、違う、今ならそう思えるんだ。
「はい。ボクは狐です笑」
「で、本当は耳あるんだ。」
ほら、と言って俺は如月に見せる
「おーボクもありますよ?ホラ」
「小さい頃はそれで、、それでっ」
言葉にどうしても詰まる。
「笑。いいですよ?最後まで喋らなくて、でも、ここまで言えたじゃないですか。それだけで偉いですよ?」
っっ、ずるい
「なんで?」
「ボクも宇宙さんならそうなるからです笑。自分が思ったより自分って弱いもんなんですよ?まぁボクは違いますが、、」
あぁ、俺が求めてたのはこれか、人の温かさに触れたかったんだ。
「、、また来ます笑。はい、これボクの連絡先です。どうぞ」
「ぁ、、、」
では、と帰ってしまった。
、、もっと彼について知りたい要求がどんどん強くなってゆく、自分でも制御できないほどに、、