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最終投稿プレビュー

アジトの空気は、妙に静かだった。

普段なら菜紗の騒ぐ声が廊下まで響いてるのに、
今日は誰も大声を出していない。

テーブルの上には一枚の写真。

組織の情報を外に流した男。

——裏切り者。

菜紗が写真を見ながら、
「うわ、こいつかぁ」と軽く呟く。

亜茶は資料を閉じた。

亜茶:「はい、確定です。証拠も十分」

如月は椅子に座ったまま、
にこ、と笑う。

如月:「じゃ、いつもの処理任務ですねぇ笑」

その言葉に、
宇宙だけが無言で銃を確認した。

怖いくらい静かに。

---

数時間後。

廃ビル。

逃げ込んだ裏切り者は、
息を切らしながら後退っていた。

男:「ま、待て……!話せば——」

窓から、
菜紗が勢いよく侵入する。

菜紗:「うぉーーー!!見っけ!!」

男;「っ!?!?」

ガラス割って入ってくる女いる!?
って顔になる裏切り者。

その後ろから、
亜茶が普通に扉開けて入ってくる。

亜茶:「姉さん、だから静かにって」

菜紗:「無理!」

如月も遅れて入ってきた。

如月:「こんばんわぁ笑」

男の顔色が変わる。

男;「き、如月と菜紗……っ!」

如月:「いやぁ、ボク傷ついちゃいましたよ笑
 信頼してたのになぁ」

笑ってる。

でも目だけ笑ってない。

男は震えながら銃を向けた。

その瞬間。

——バン。

乾いた音。

男の手の銃だけを、
宇宙が撃ち抜いた。

いつの間にか背後に立っていた。

宇宙:「……先輩に向けんな」

低い声。

男が完全に怯える。

菜紗:「お、宇宙今日もキレてる?」

亜茶:「通常運転です」

如月はしゃがみ込み、
男と目線を合わせた。

如月「で、誰に情報売ったんです?笑」

男:「い、言えるわけ——」

宇宙が一歩前に出る。

男:「言います」

早い。

亜茶:「助かります〜」

その後、
男は全部吐いた。

取引先。
ルート。
金。
関係者。

全部。

そして最後。

如月が立ち上がる。

如月:「じゃ、お仕事終わりですねぇ」

男:「ま、待ってくれ!!俺は——」

菜紗:「ん〜」

亜茶:「裏切った時点で終わりなので」

宇宙は無言。

如月だけが、困ったみたいに笑った。

「ボク、嘘つき嫌いなんですよ」

お前が言うな、
って昔菜紗に爆笑された言葉。

——その数秒後。

廃ビルに銃声が響いた。

リレー小説「『治安悪めのマフィアさん』(ナシャと如月チャンの合作)」

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