母「ねえ…。ちょっと聞いて。」
母がこんなに焦って笑顔が消えている姿を初めて見た。
父「どうしたんだ?体重増えたのか?」
父は昔から私達を笑わせてくれる。
弟「えー?!そうなのっっ?!お母さん、、w」
母「違う…違うわ…。そんな簡単で単純なことじゃあない……。ううっ……ッ」
お母さんの角が黒く鈍く光る。
リアシー「えええっ?どうしたのお母さん!どうして泣いているの?…っ」
私は何となく予想がついてしまった。
お母さんは、本当にやばいことが起こった時、角が黒く光るのだ。
父「何か、まずいことが起きたのか……?」
母「今朝、近所の方に聞いたの。………この国で戦争が始まるって」
父「なんだと……?!?!」
弟「ね、ねえ……お父さん、、徴兵の定年ってさ、何歳だっけ……」
弟の声が荒れた波のように低く震える。
父「15歳以上だ……」
弟「え…ねえ、嘘だよね?…嘘…ねえ、……皆…うそだっっていってよおお!!」
弟の声が荒れすぎた海の津波のように、3分前までは明るく賑やかだった家に響き渡る。
リアシー「ルディオ………」
弟は、一ヶ月前くらいが、15歳の誕生日だった。