ひな「とうか、急いで!遅刻するよー!」
とうか「わかったから!そんな走ったら転ぶぞ!」
ひな「大丈夫、大丈夫ー...ってわぁッ!」
ドテッ!
とうか「あーあ、だから言ったのに...」
ひな「えへへ...あ、でも!お花つぶさなかったよ!」
とうか「いや、ひなのけがやばいだろ....」
こんなふうに、ひなは人、動物、植物....など
自分以外の人を優先して動くような優しいやつだった。
そんな優しいひなだからこそ、守りたいと思った。
なのに.....
___________________
あの暑い夏の日。俺は家で勉強をしていた。
最近、遊びすぎて成績が落ちてきたせいだ。
そんな時、
プルルルル
とうか「ん?誰だ?」
急にスマホがなった。誰だろうと思いつつ、開いてみると
そこには、ひなと表示されていた。
とうか「ひなから?なんでだ?」
疑問を持ちつつも、待たせるといけないと思い、電話に出た。
とうか「はいもしもし。とうかだけど、どうしたひな?」
看護師「あ、とうかさんであっていますでしょうか.....?」
とうか「え、あ、はい。そうですけど....」
確かに、スマホにはひなと表示されていた。
なのに、電話に出てみると全く知らない人の声が聞こえてきて
俺は戸惑いを隠せずに居た。
看護師「私、○×病院の看護師なのですが、ひなさんが...」
とうか「えッ....?」
『ひなが死んだ』
それは、俺がこの世で一番聞きたくなかった言葉だ。
ひなが亡くなる少し前、ひなが俺に渡してほしいものがあると言っていたそうだ。
それを受け取りに来てほしい。
という電話だった。
正直、信じられない。ひなのことだからケロッと現れて、また
ひな「とうか、おっはよー!」
って言ってくれるんじゃないかって。
勝手に心の中で期待しながら、足早に病院へと向かった。
とうか「ハァ...ハァ.....」
正直、足も体力も限界だ。けど、ひなに会いたかった。
だから俺は、走る足を止めなかった。
とうか「ハァ...ハァ....ついた....」
やっとの思いでついたのに、なぜか足が鉛のように重くて動けなかった。
とうか(あぁ、怖い....)
俺には、ひなみたいな優しさと勇気がない。
けど、ひなに会いたいから。
俺は覚悟を決めて、病院へと足を踏み入れた。
ひなの父「君がとうかくんかい...?」
とうか「あ、はい」
この人はひなの父。ひなとは幼い頃から一緒だから互いの親同士とも知り合いだった。
ひなの父「ひなから君に手紙を預かっているんだ」
ひなの父「私が死んだら渡してほしいって....」
そう言って、ひなのお父さんは手紙を渡してくれた。
とうか「ありがとう...ございますッ...」
自然と手紙を持つ手の力が強くなる。
まだ手紙を読んでいないから、泣きそうになったのはぐっと堪えた。
______________________________
とうかへ
とうかがこの手紙を読んでるってことは、私は死んだってことかな?
ごめんね、病気のことちゃんと言おうと思ってたんだけどさ
言おうとすると足がすくんでなかなか言えなくて....
だめだね、臆病で。
とうか。私が死んでも泣かないでね。
とうかには嬉しいときにだけ泣いてほしいの。
とうかが泣いてたら、私も悲しいもん!
こっちに早く来すぎるのもやめてよ〜?w
ただの我儘だけどさ、そんなの嫌だから。
とうかはすごいよ。すっごく優しいし、運動もできるし!
料理や掃除だって得意だし!
とうかはいつも、「ひなはすごい!」って褒めてくれるけどさ
私は、とうかの方がすごいなって思ってたよ。
....ねぇとうか。
一人にしてごめんね。
とうかのこと、ずっと大好きだったよ。
気持ちは伝えられなかったけどね....w
さよなら、とうか。大好きだよ
ひなより
_____________________________
読み終わった瞬間、涙が込み上がってきた。
泣かないでって言ってくれたのに。早速約束破って
とうか「俺は馬鹿だなぁ.....wグスッ」
ひなにしては、弱々しい文字。けど、俺のために一生懸命書いてくれて
それが最高に嬉しかった。
俺だってひなのこと大好きだよ。
これまでも、これからも。
泣かないでっていう約束は守れなかったけど、早くそっちにいきすぎないっていうのはちゃんと守るからね。
だからさ、今度は心の内に秘めてないでちゃんと言ってよ。
すごいねって。
それだけでいいから。
....なんてね。
ひなはさよならとか言ってたけど、俺は言わないよ。
だって、ひなはまだ俺の心のなかで生きてるから。
俺は絶対にひなのこと忘れないよ。
みんなが忘れても俺は忘れない。
とうか「....さよならなんて二度と言わせねーからな」
とうか「わかったから!そんな走ったら転ぶぞ!」
ひな「大丈夫、大丈夫ー...ってわぁッ!」
ドテッ!
とうか「あーあ、だから言ったのに...」
ひな「えへへ...あ、でも!お花つぶさなかったよ!」
とうか「いや、ひなのけがやばいだろ....」
こんなふうに、ひなは人、動物、植物....など
自分以外の人を優先して動くような優しいやつだった。
そんな優しいひなだからこそ、守りたいと思った。
なのに.....
___________________
あの暑い夏の日。俺は家で勉強をしていた。
最近、遊びすぎて成績が落ちてきたせいだ。
そんな時、
プルルルル
とうか「ん?誰だ?」
急にスマホがなった。誰だろうと思いつつ、開いてみると
そこには、ひなと表示されていた。
とうか「ひなから?なんでだ?」
疑問を持ちつつも、待たせるといけないと思い、電話に出た。
とうか「はいもしもし。とうかだけど、どうしたひな?」
看護師「あ、とうかさんであっていますでしょうか.....?」
とうか「え、あ、はい。そうですけど....」
確かに、スマホにはひなと表示されていた。
なのに、電話に出てみると全く知らない人の声が聞こえてきて
俺は戸惑いを隠せずに居た。
看護師「私、○×病院の看護師なのですが、ひなさんが...」
とうか「えッ....?」
『ひなが死んだ』
それは、俺がこの世で一番聞きたくなかった言葉だ。
ひなが亡くなる少し前、ひなが俺に渡してほしいものがあると言っていたそうだ。
それを受け取りに来てほしい。
という電話だった。
正直、信じられない。ひなのことだからケロッと現れて、また
ひな「とうか、おっはよー!」
って言ってくれるんじゃないかって。
勝手に心の中で期待しながら、足早に病院へと向かった。
とうか「ハァ...ハァ.....」
正直、足も体力も限界だ。けど、ひなに会いたかった。
だから俺は、走る足を止めなかった。
とうか「ハァ...ハァ....ついた....」
やっとの思いでついたのに、なぜか足が鉛のように重くて動けなかった。
とうか(あぁ、怖い....)
俺には、ひなみたいな優しさと勇気がない。
けど、ひなに会いたいから。
俺は覚悟を決めて、病院へと足を踏み入れた。
ひなの父「君がとうかくんかい...?」
とうか「あ、はい」
この人はひなの父。ひなとは幼い頃から一緒だから互いの親同士とも知り合いだった。
ひなの父「ひなから君に手紙を預かっているんだ」
ひなの父「私が死んだら渡してほしいって....」
そう言って、ひなのお父さんは手紙を渡してくれた。
とうか「ありがとう...ございますッ...」
自然と手紙を持つ手の力が強くなる。
まだ手紙を読んでいないから、泣きそうになったのはぐっと堪えた。
______________________________
とうかへ
とうかがこの手紙を読んでるってことは、私は死んだってことかな?
ごめんね、病気のことちゃんと言おうと思ってたんだけどさ
言おうとすると足がすくんでなかなか言えなくて....
だめだね、臆病で。
とうか。私が死んでも泣かないでね。
とうかには嬉しいときにだけ泣いてほしいの。
とうかが泣いてたら、私も悲しいもん!
こっちに早く来すぎるのもやめてよ〜?w
ただの我儘だけどさ、そんなの嫌だから。
とうかはすごいよ。すっごく優しいし、運動もできるし!
料理や掃除だって得意だし!
とうかはいつも、「ひなはすごい!」って褒めてくれるけどさ
私は、とうかの方がすごいなって思ってたよ。
....ねぇとうか。
一人にしてごめんね。
とうかのこと、ずっと大好きだったよ。
気持ちは伝えられなかったけどね....w
さよなら、とうか。大好きだよ
ひなより
_____________________________
読み終わった瞬間、涙が込み上がってきた。
泣かないでって言ってくれたのに。早速約束破って
とうか「俺は馬鹿だなぁ.....wグスッ」
ひなにしては、弱々しい文字。けど、俺のために一生懸命書いてくれて
それが最高に嬉しかった。
俺だってひなのこと大好きだよ。
これまでも、これからも。
泣かないでっていう約束は守れなかったけど、早くそっちにいきすぎないっていうのはちゃんと守るからね。
だからさ、今度は心の内に秘めてないでちゃんと言ってよ。
すごいねって。
それだけでいいから。
....なんてね。
ひなはさよならとか言ってたけど、俺は言わないよ。
だって、ひなはまだ俺の心のなかで生きてるから。
俺は絶対にひなのこと忘れないよ。
みんなが忘れても俺は忘れない。
とうか「....さよならなんて二度と言わせねーからな」