あくな「はぁ....なんで私だけ...」
あるところに一人の天使が居ました。
あくなという少女です。
あくなは、とっても優秀で、勉強も運動もなんでもできる子です。
でも、そんなあくなにも欠点があります。
それは、“羽がない”ということです。
羽がないため、同じ天使にも笑われることが多くありました。
モブ「[あ、見てwあの子だよ。羽がない子w]」
モブ「[えーwほんとだw変なのーw]」
あくな「ッ...!もう嫌だ...」
天使界では、罪人だけが羽を切り落とされます。
ですが、あくなは生まれつきなのです。
でも、そんなあくなでも仲良くしてくれる子がいました。
こなり「あくなちゃーん!」
あくな「こなりちゃん!」
それが、こなりという少女です。
こなりは、あくなとは真逆で綺麗な羽を持っています。
ですが、周りの人と話してるとこをあくなは見たことがありません。
そんな変なもの同士、仲良くしているのです。
あくな「いいなー。こなりちゃんは綺麗な羽を持ってて」
こなり「えー。こんなのいらないよーwあくなちゃんにあげたいくらい!」
あくな「....」
『あくなちゃんに羽をあげたい』
それが、こなりの口癖です。
一見、それは優しい言葉なのでしょう。
ですが、あくなには嫌味にしか聞こえません。
あくな「ねぇ....」
こなり「ん?」
あくな「最初っからずっとさ、それなんなの?」
こなり「え?」
あくな「それって嫌味?羽がない私のこと、馬鹿にしてるの?」
こなり「や....そんなつもりじゃ....」
あくな「うるさいッ!もうこなりちゃんなんて大っ嫌い!」
こなり「ッ!」
こなり「ごめんね...」
こなりは、あくなが走り去っていくのを、ただ見つめることしかできませんでした。
こなり「なんでこうなっちゃうんだろう」
こなりは、あくなと真逆で綺麗な羽を持っています。
でも、勉強も運動もできない“落ちこぼれの天使”と呼ばれる存在でした。
友達がいないあくなは、そんなこと気付かなかったのでしょう。
こなり「そうだ!あくなちゃんに片方だけ、プレゼントしよう!」
天使は、羽が二つ揃っていないと飛ぶことができません。
こなり「二人で飛べばいいもんね!」
そう言って、こなりは自分の背中へとナイフを向けます。
こなり「スゥ−....えいッ!」
ザシュッ!
残酷な音が、部屋中に響き渡ります。
こなりの背中からは、ポタポタと血が垂れてきていました。
こなり「フゥ...今行くからね。あくなちゃん」
こなりは、あくなとは真逆です。
そして、自分とは違う能力を持ったあくなが大好きで羨ましかったのです。
“二つの羽を一つずつ付ければ、自分たちも一つになれる”
こなりは、こなりらしく考えたのでしょう。
考えた結果、これしかなかった。
自分も相手も幸せになる。
そんなこと、まだ彼女達には難しかったのでしょうね。
こなり「だーいすきだよ。あくなちゃん♡」
ーENDー
あるところに一人の天使が居ました。
あくなという少女です。
あくなは、とっても優秀で、勉強も運動もなんでもできる子です。
でも、そんなあくなにも欠点があります。
それは、“羽がない”ということです。
羽がないため、同じ天使にも笑われることが多くありました。
モブ「[あ、見てwあの子だよ。羽がない子w]」
モブ「[えーwほんとだw変なのーw]」
あくな「ッ...!もう嫌だ...」
天使界では、罪人だけが羽を切り落とされます。
ですが、あくなは生まれつきなのです。
でも、そんなあくなでも仲良くしてくれる子がいました。
こなり「あくなちゃーん!」
あくな「こなりちゃん!」
それが、こなりという少女です。
こなりは、あくなとは真逆で綺麗な羽を持っています。
ですが、周りの人と話してるとこをあくなは見たことがありません。
そんな変なもの同士、仲良くしているのです。
あくな「いいなー。こなりちゃんは綺麗な羽を持ってて」
こなり「えー。こんなのいらないよーwあくなちゃんにあげたいくらい!」
あくな「....」
『あくなちゃんに羽をあげたい』
それが、こなりの口癖です。
一見、それは優しい言葉なのでしょう。
ですが、あくなには嫌味にしか聞こえません。
あくな「ねぇ....」
こなり「ん?」
あくな「最初っからずっとさ、それなんなの?」
こなり「え?」
あくな「それって嫌味?羽がない私のこと、馬鹿にしてるの?」
こなり「や....そんなつもりじゃ....」
あくな「うるさいッ!もうこなりちゃんなんて大っ嫌い!」
こなり「ッ!」
こなり「ごめんね...」
こなりは、あくなが走り去っていくのを、ただ見つめることしかできませんでした。
こなり「なんでこうなっちゃうんだろう」
こなりは、あくなと真逆で綺麗な羽を持っています。
でも、勉強も運動もできない“落ちこぼれの天使”と呼ばれる存在でした。
友達がいないあくなは、そんなこと気付かなかったのでしょう。
こなり「そうだ!あくなちゃんに片方だけ、プレゼントしよう!」
天使は、羽が二つ揃っていないと飛ぶことができません。
こなり「二人で飛べばいいもんね!」
そう言って、こなりは自分の背中へとナイフを向けます。
こなり「スゥ−....えいッ!」
ザシュッ!
残酷な音が、部屋中に響き渡ります。
こなりの背中からは、ポタポタと血が垂れてきていました。
こなり「フゥ...今行くからね。あくなちゃん」
こなりは、あくなとは真逆です。
そして、自分とは違う能力を持ったあくなが大好きで羨ましかったのです。
“二つの羽を一つずつ付ければ、自分たちも一つになれる”
こなりは、こなりらしく考えたのでしょう。
考えた結果、これしかなかった。
自分も相手も幸せになる。
そんなこと、まだ彼女達には難しかったのでしょうね。
こなり「だーいすきだよ。あくなちゃん♡」
ーENDー