文字サイズ変更

魔法戦争:七つの系統

#12

最終決戦:ヴァルゼンとの対峙

アーリスの空が、闇に染まった。 純魔連盟による“灰色の殲滅作戦”が始まったのだ。
闇の国・ノクティスの呪術師部隊が、村の周囲に幻影結界を張り、村人たちの精神を蝕み始める。
「見ろ、お前たちは空っぽだ。何も守れない。何も残らない」
幻影の中で、村人たちは過去の記憶に囚われ、動けなくなっていた。 だが、リュカはその中心に立ち、灰色の魔力を解き放つ。
「俺たちは、拒絶された者だ。だが、拒絶されたからこそ、選べる」
彼の魔力が、幻影を裂き、村人たちの意識を呼び戻す。 灰色の魔力が、呪術を“否定”する。
そのとき、空から黒い雷が落ちた。 ヴァルゼンが、姿を現した。
「ようやく、ここまで来たか。魔法を拒絶する者よ」 彼の背後には、純魔連盟の精鋭部隊。
炎、水、風、土、光、闇——各属性の最強魔導師たちが揃っていた。
「お前の“無”は、世界を壊す。ならば、我々は世界を守るために、お前を消す」
リュカは、仲間たちと共に前に出る。 アーリスの若者たちが、灰色の魔力を纏い、並び立つ。
「俺たちは、魔法に支配されない世界を選ぶ。そのために、戦う」
戦いが始まった。
炎の魔導師が火球を放つ。 灰色の魔力が、それを消す。
水の治癒師が精神を揺らす。 灰色の魔力が、感情を安定させる。
風の空間魔導師が転移を仕掛ける。 灰色の魔力が、座標を遮断する。
土の重装兵が地を揺らす。 灰色の魔力が、重力を無効化する。
光の神官戦士が結界を張る。 灰色の魔力が、秩序を裂く。
闇の呪術師が幻影を放つ。 灰色の魔力が、真実を照らす。
そして、ヴァルゼンが動いた。 彼は、七属性すべてを融合させた“完全魔法”を放つ。
「これが、魔法の極致。お前の“無”で、これを拒絶できるか?」
リュカは、灰色の魔力を集中させる。 だが、七属性融合魔法は、概念の塊。 拒絶するには、魔法そのものの“意味”を否定しなければならない。
「俺の“無”は、魔法を壊す力。だが、今必要なのは——魔法の“再定義”だ」
彼は、灰色の魔力を七属性に分解し、それぞれに“選択”の意志を与える。
炎に情熱を。
水に癒しを。
風に自由を。
土に支えを。
光に希望を。
闇に真実を。
そして、それらを再び融合させる。 だが、今度は“支配”ではなく、“共存”の魔法として。
ヴァルゼンの魔法が、崩壊する。 彼は、膝をつき、呟いた。
「……お前は、魔法を壊したのではない。魔法を、救ったのか」
リュカは、静かに答える。
「俺は、魔法に選ばれたんじゃない。魔法を、選んだんだ」
──最終決戦は、終わった。 純魔連盟は解体され、魔法国家は再編へと動き出す。
だが、リュカの旅は、まだ終わらない。 世界には、まだ“拒絶された者”がいる。 そして、彼らのために——新たな章が始まろうとしていた

作者メッセージ

あっと3話!
イェェェェェェェェェェェェェェェェイ
はい。ばいばい

2025/10/28 15:21

ルナリア
ID:≫ 41Hr8ljzmJmOs
コメント

この小説につけられたタグ

魔法

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権はルナリアさんに帰属します

TOP