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占い師と小説家(笑)

#4

あたふた女子2人

気づいたら、占い屋に着いていた。

建物の外観は、雪国の日本家屋という感じ。
玄関の位置が2段ほど高いところや、雪囲いの設備が備わっているところがそれらしい。
玄関はガラガラ戸だ。
インターホンを鳴らさなくても開いたので、鍵がかかっていなかった、ということだ。さすが田舎。
驚くのはここからだ。
女の子が目の前に立っていた。
扉を開けて、目の前に人がいるというのは思っていたよりも衝撃体験で、思わず声が出た。
それは向こうも同じなようで、一緒に「ひぐぅ」と間抜けなハミング。

「すみません………私が占い師です」

赤く染まる顔がかわいらしい。
楽川から聞いていた通りの、女子高生である。制服から分かる。
思っていたよりも童顔で、背も低かったので年齢よりも若い印象を受ける。
いや、実年齢は分んないんだけどね。

「こっちの部屋です」

私が客ということを確認もせず、案内が始まった。
案内された部屋は2畳ほどのスペースで、長机が2人分の椅子に挟まれていた。
部屋のすべてが白色で出来ていて、汚れは許さないぞ!と言われている気がした。電気も蛍光色の強いやつだし。
私が入っちゃっていいのかな!?
占い師は心を読むのが上手いのか、私の好き嫌いまで把握しており、ウーロン茶を出してくれた。
2リットルペットボトルで出してきた。ワイルドな入れっぷりだ。紙コップからこぼれそうでヒヤヒヤする。
お茶の方は冷や冷やだ。
この家の住人は、思っているよりも多いのかもしれない。
多いのは、依頼人の方かもしれないが。

「じゃあ、手始めに、あなたのすべてを教えてください」

手始めにしてはハードワークな気がしたが、まあいいか。
幸い、自分の説明には慣れている。
好きなものは、上手にプレゼンしたいでしょ。
寝る前に培われた技術が、ようやく日の目を浴びる。

作者メッセージ

なんか今回はすらすら書けました。
他と何が違うのでしょうか。

2026/05/19 21:23

n氏
ID:≫ 15/k7pnxnDS1U
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