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突然同居することになりまして

#12

一週間

坂只の入学式もあった怒涛の新学期初週もようやく終わり、休日だ。
休日くらい遊びたいものだが、俺は受験生ということで、雪のごとく積もり積もった課題を終わらせないといけない。


坂只はというと、入学式からずっと凹んでいる。
どうやら、友達を一人も作れなかったらしい。
それだけでこんなに凹むのは俺としても予想外で、坂只の過去を想ってみると、この程度は軽くあしらえるだろうと思っていた。
本人にとっては「この程度」では無いのかもしれないが、うーん。
凹み具合が半端じゃない。そんな悲しむことか?
「そりゃそうでしょ。私なりに考えて行ったのに、全然ダメだったもの」
高校生はそう甘くないということだ。
小学・中学と、ぬるま湯につかっていた頃とは違う。
熱湯か冷水か、どちらかを浴びていくことになる。
青春とはそういうことだ。
「何言ってんの」
俺なりに考えて言ったんだけどなー。
前に座っている高校一年生(女子)は甘くないな。
色んな意味で。


俺は早く課題を終わらせないと、気が気じゃない、落ち着かない。
この落ち着かなさを解消するために、俺は勉強しているかもしれない。
不安定な生活を解消するため、頑張る。
安定させるために。
あながち間違いでは無いのかもしれない。
ガタガタの畔道よりも高速道路だ。
むろん、皆使うのは高速道路だから、速度に差は出ない。
出るとしたら、休憩するかどうかだ。
休憩しなかったせいで、事故を起こす奴も居るが、大体、高速道路なんて気を付けて走るだろう。
一番気にしないといけないのは、油断だ。
油断大敵、油断大敵。
よし、頑張るか。
雪のように積もった課題と向き合う。
このままじゃ、走りにくいからな。





坂只もいい加減、立ち直ってくれ。

だけど、高校一年生か。
……精一杯油断しろ。
案外そういう方が、失敗しないぞ。

作者メッセージ

これまで書いてきたものに共通することは、そのほとんどが衝動書きということです。
ある小説を読んで、感銘を受けて書く。
影響受けて生きるのは楽しいですよ。

2026/02/20 21:46

n氏
ID:≫ 15/k7pnxnDS1U
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