「私は15年前、この世界に生まれた。
「物心がついたころには、お母さんはもういなくなっていた。
「顔を見ることなく、旅立ってしまった。
「だから「あの人」は、一人で私を育てることになった。
「「あの人」は誰?って、……お父さんのことだよ。
「シングルファザー。
「私は「あの人」が好きだった。
「私を自立させるために頑張っていた。
「私を世話するんじゃなくて、私を育ててくれた。
「でも、「あの人」は嫌いだ。
「中学に入って分かった。
「私は指示待ち人間になっていた。
「何が悪かったのかは分からないけれど、結果がそうだった。
「世の中、結果が全てだよね。
「そのせいで怒られることがたくさんあった。
「古い考えの担任にね。
「理不尽に怒られた。
「怒鳴られた。
「その担任のことは大嫌いだ。
「嫌いになった。
「上から目線で自分が正しいと思っているような人に。
「……それは自分。それと、嫌いな担任教師。
「私をこの渦に溺れさせた「あの人」に。
「「あの人」は、私のために頑張った。「あの人」を恨む自分が嫌い。
「私は、一度嫌いになったものは、ずっと嫌いだ。
「あなたとは、ずっと好きでいたいから。
「「あの人」と、仲直りできると思って、私、頑張るから」
「物心がついたころには、お母さんはもういなくなっていた。
「顔を見ることなく、旅立ってしまった。
「だから「あの人」は、一人で私を育てることになった。
「「あの人」は誰?って、……お父さんのことだよ。
「シングルファザー。
「私は「あの人」が好きだった。
「私を自立させるために頑張っていた。
「私を世話するんじゃなくて、私を育ててくれた。
「でも、「あの人」は嫌いだ。
「中学に入って分かった。
「私は指示待ち人間になっていた。
「何が悪かったのかは分からないけれど、結果がそうだった。
「世の中、結果が全てだよね。
「そのせいで怒られることがたくさんあった。
「古い考えの担任にね。
「理不尽に怒られた。
「怒鳴られた。
「その担任のことは大嫌いだ。
「嫌いになった。
「上から目線で自分が正しいと思っているような人に。
「……それは自分。それと、嫌いな担任教師。
「私をこの渦に溺れさせた「あの人」に。
「「あの人」は、私のために頑張った。「あの人」を恨む自分が嫌い。
「私は、一度嫌いになったものは、ずっと嫌いだ。
「あなたとは、ずっと好きでいたいから。
「「あの人」と、仲直りできると思って、私、頑張るから」