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突然同居することになりまして

#7

会話andお話タイム

さて、会食andお話しタイムだ。
お母さんは用事があるから、と、どこかへ行ってしまった。
2人きりなんだけれど……。これでは、2人きり難だぞ……。
これからしばらく同居人となる[漢字]坂只紫[/漢字][ふりがな]さかただむらさき[/ふりがな]は、一向に口を開かない。こちらに顔を見せてくれない。
玄関前で寝るという醜態を晒してしまったから?
出会い頭に可愛いと言ってしまったから?
どちらにせよ俺のせいだ。
俺から口を開かなければ。
……何と言えばいいんだ?
家族以外の人間に対して冷たい俺だが、この子はほぼ家族みたいなものだ。
緊張することも、臆することもないだろう。
ただし、初対面の相手に寒いギャグを披露するのは違う。それは違う。それだけは違う。
じゃあ、何を話す?という話だ。
マジでどうする……?

「私…坂只紫と言います。これから、よろしくねっ。」

あちらから声を出してくれた。良かったぁ。
ただし、語尾が上がり調になっている。
怯えている?
家は安心安全のための場所だ。
怯えるなど、あってはならない。
今、俺に求められていることはその解消だ。
こう、目的がハッキリ分かっていた方が、俺は動きやすい。
そう、俺は動くのだ。話すのだ。
これから、同じ屋根の下で暮らすことになる彼女に。

「そんな怖がらなくて大丈夫だよ。」

沈黙。
馴れ馴れしく言ったのが悪かったか。
するといきなり、

「怖がってなんかねーよ!」

と、言われた。
鋭い眼光と共に飛んできたその言葉は、すさんでいた。
荒く、粗い声だった。
大丈夫か、この子。
大丈夫か、俺!
これからの生活が危ぶまれる。

「分かった分かった。説明するよ。」

このセリフは、坂只紫。彼女のものである。
彼女はイライラしながらも、なぜか納得するように言った。
一体何を説明するんだ。
一体何を説明されるんだ?

「私は15年前――――――――――――――」

どうやら過去編のようだ。
長くなりそうな予感がする。

作者メッセージ

衝騎目線。あんた、ご飯食えよ!
と、いうことで、会話しかしていない会食の時間でした。
会話すらもままなっていません。
大丈夫か!?
次は多分、紫目線だと思います。

2026/02/11 17:38

n氏
ID:≫ 15/k7pnxnDS1U
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