バックスペース禁止の恋愛2
俺は、[漢字]大嶋[/漢字][ふりがな]おおしま[/ふりがな]魁人。
どこにでもいる男子中学生だ。
俺は、クラスで男女ともに人気の、花宮つばきに、ある相談をした。
その相談とは、気恥ずかしくて言いにくいのだが、恋愛相談だ。
だが、つばきに言う分には恥ずかしくない。
何でかな。
俺には、3年片思いの同級生、衛宮さくらがいる。
その子について相談した。
「俺、すげーさくらのこと好きでさ。同じ高校行こうかと思ってるくらいなんだよ。」
「浜高校でしょ?さくらなんて、推薦だよ。バレーの強豪だし。」
それは知っている。あそこは偏差値が爆高だ。
俺が受かるとは思えない。
「そうなってしまう前に、自分から告白したいのよ。」
「勇気が欲しいってこと?」
「…っそうだ。頼む。」
「分かった。りょーかい。」
そういうと、背中を叩かれた。
殴られた、という方が正しいくらいの強さで。
「いてえ!」
「勇気づいた?」
「ダメもとで言ってくるさ。行ってくるさ。」
「いってこい。」
ダメだった。
「ごめんなさい。他に好きな人がいるの。」
と言われた。
「他に」の語気が、心なしか強かった気がした。
気のせいであってくれ。
そのことを、つばきに報告した。
「大丈夫だって。失恋も経験しといて、よかったんじゃない?」
そんなわけあるか。
「ワンちゃんあると思ってたんだけどな。」
「もしかして結構凹んでる?」
「そらそーだ。」
「大丈夫かよ。」
そうだな。今の気持ちを表すのなら…
「心の支えみたいな存在が、ぽっかり無くなっちゃった感じだよ。」
つばきは、少し考えて。
「それさあ。」
「ん?」
「その存在、私が代わりになれないかな。」
「と、いうと?」
「きずいてよ。」
「え?」
つばきは告白した。
「私は、さくらの代わりにはなれないかな?」
どこにでもいる男子中学生だ。
俺は、クラスで男女ともに人気の、花宮つばきに、ある相談をした。
その相談とは、気恥ずかしくて言いにくいのだが、恋愛相談だ。
だが、つばきに言う分には恥ずかしくない。
何でかな。
俺には、3年片思いの同級生、衛宮さくらがいる。
その子について相談した。
「俺、すげーさくらのこと好きでさ。同じ高校行こうかと思ってるくらいなんだよ。」
「浜高校でしょ?さくらなんて、推薦だよ。バレーの強豪だし。」
それは知っている。あそこは偏差値が爆高だ。
俺が受かるとは思えない。
「そうなってしまう前に、自分から告白したいのよ。」
「勇気が欲しいってこと?」
「…っそうだ。頼む。」
「分かった。りょーかい。」
そういうと、背中を叩かれた。
殴られた、という方が正しいくらいの強さで。
「いてえ!」
「勇気づいた?」
「ダメもとで言ってくるさ。行ってくるさ。」
「いってこい。」
ダメだった。
「ごめんなさい。他に好きな人がいるの。」
と言われた。
「他に」の語気が、心なしか強かった気がした。
気のせいであってくれ。
そのことを、つばきに報告した。
「大丈夫だって。失恋も経験しといて、よかったんじゃない?」
そんなわけあるか。
「ワンちゃんあると思ってたんだけどな。」
「もしかして結構凹んでる?」
「そらそーだ。」
「大丈夫かよ。」
そうだな。今の気持ちを表すのなら…
「心の支えみたいな存在が、ぽっかり無くなっちゃった感じだよ。」
つばきは、少し考えて。
「それさあ。」
「ん?」
「その存在、私が代わりになれないかな。」
「と、いうと?」
「きずいてよ。」
「え?」
つばきは告白した。
「私は、さくらの代わりにはなれないかな?」
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