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五十音小説 あ~の

五十音順で話そうと思う。
無理やり感があるのはご愛嬌ということで。
もっとも、俺に愛嬌など無いが。
しかしこんな俺にも、誰かを愛する力はあった。恋する力はあった。
片愛片恋だが。
過多な片思いだが。


愛している。 そう告げられた。
言われた俺としては、素直に嬉しい限りだ。
嬉しい。とにかく嬉しい。
「えっ、マジっ?」って。人生一びっくりした。なぜなら、言ってきたのはクラス一のマドンナ。
[漢字]老嶋 乃苺[/漢字][ふりがな]おいしま のいちご[/ふりがな] だったからだ。
可愛らしい女の子だ。(マドンナなのだからそりゃそう)
今日言われたもので、そりゃまあ、浮かれた一日である。
9時30分。休み時間に呼ばれ、言われたのだ。「愛している」と。
敬語を使い合う仲だったので(どんな仲だ)、呼ばれたときは何をされるか分からず、怖かった。
怖かった。一対一で話したことが一回もなかったので、当然ではある。
さらに、老嶋を支持する生徒は、男女関係なく多い。もちろん、多くの友達がいる。
仕方のないことかもしれないが、一対一の会話も聞かれていたそう。
「素直に言うねぇ。」「それってマジ?面白」などと詰め寄られていた。俺も例外ではない。
生徒からの質問攻めは、逃れるのに困難を極めた。
そうしているうちに、授業が始まった。サンキュー。授業。そんなことは初めて思った。
ただ、授業が終わるとまたまた始まる、質問攻め。授業すごい静かだったのに……。
ちょっと考えると、なぜこんな微妙な時間に告った?という疑問が生まれた。
通常、こういうのは放課後とかじゃないすかねぇ。ねえ老嶋さん?
手のひらを太陽にかざす。生を実感する。夢ではないようだ。

という夢を見ていた。
なんと恥ずかしい……………。
苦笑いを浮かべた俺は、ベッドに突っ伏した。
温もりがある。冬なのに。なに興奮してんだよ、俺。
寝ている間は両想いになれたから、良しとしよう。
残り少ない、老嶋と共にできる時間を大切にしよう。

作者メッセージ

こういう夢を、見たことが無いと言ったら噓になる。はい。
夢オチにしたことは許してください。

2026/02/02 20:32

n氏
ID:≫ 15/k7pnxnDS1U
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