「答えましょう。その腕の正体と、全てを。」
ああ、早く言ってくれ。そのためについてきたのだからな。
あと、この車、暖房効きすぎ。暑い暑い。早く言ってくれ。
「その異形の腕は、まあいわば拒絶反応だな。超能力を得た反動だと思ってくれ。」
そのために俺はこんな腕になったのか。
いや、元からそうか?
そうだそうだ、俺、ファイア・プジリックは、元からこの腕だ。生まれた時から。
「で、その……獲得した超能力が、熱だ。」
熱。
熱?
いや…珍しいというか、聞いたことないというか、
いやまあ超能力自体聞いたことないのだけれども、少し拍子抜けだった。
熱。
「火属性、まあ、怪物に対してめちゃくちゃ強い。」
火属性?
なら、「炎」とかの方がイメージとしてあるが、熱?
「その力は、その名の通り熱を扱える。」
いや、扱えないんですけど…。使おうとしても使えないぞ。
どうやって使うんだ。
超能力者はそこが重要だろ。
「何か勘違いしているのかな?」
「この能力は常時発動する。」
「暑くて熱くて、仕方ないだろう?」
暑いとは思っていた。
暖房のせいだと勘違いしていた。
熱いとは思わなかった。
自分のせいだとは―――思わなかった。
ああ、早く言ってくれ。そのためについてきたのだからな。
あと、この車、暖房効きすぎ。暑い暑い。早く言ってくれ。
「その異形の腕は、まあいわば拒絶反応だな。超能力を得た反動だと思ってくれ。」
そのために俺はこんな腕になったのか。
いや、元からそうか?
そうだそうだ、俺、ファイア・プジリックは、元からこの腕だ。生まれた時から。
「で、その……獲得した超能力が、熱だ。」
熱。
熱?
いや…珍しいというか、聞いたことないというか、
いやまあ超能力自体聞いたことないのだけれども、少し拍子抜けだった。
熱。
「火属性、まあ、怪物に対してめちゃくちゃ強い。」
火属性?
なら、「炎」とかの方がイメージとしてあるが、熱?
「その力は、その名の通り熱を扱える。」
いや、扱えないんですけど…。使おうとしても使えないぞ。
どうやって使うんだ。
超能力者はそこが重要だろ。
「何か勘違いしているのかな?」
「この能力は常時発動する。」
「暑くて熱くて、仕方ないだろう?」
暑いとは思っていた。
暖房のせいだと勘違いしていた。
熱いとは思わなかった。
自分のせいだとは―――思わなかった。