俺は、家に訪ねてきたお偉いさんの言うままに、というか強引に、
国防軍本部に連れてこられていた。
車に乗せられて。
だが今、俺は上機嫌なので、正直言うと何をされても構わない。
お偉いさんが言うに、この場所は極秘の場所ということで情報を漏らすなとのことだ。
お偉いさん……そういえば名前を聞いていなかった。
名を問う。
返答は、
「[漢字]原田[/漢字][ふりがな]はらだ[/ふりがな] J だ。」
不思議な名前だった。
J。
アルファベットは名前に入れられるのか、と、初めて知る。
原田Jはこう続ける。
「コードネームだ。本名ではない。」
おお、何か、秘密結社のようだ。と、感じた。
わくわくする。
内なる幼き魂がゆらゆら揺れる。
炎のごとく。
原田Jはこう続ける。
「あっ、あなたに対してはこの名前である必要がないですね。」
何故だ。
国防軍は秘密の組織ではないのか。
いや、国防軍は秘密の組織だ。
ニュースでも聞いたことがない。
ニュースで聞くのは怪物の話題だけだ。
おっと、そうだった。
俺がここに連れてこられたのは、
怪物を狩り、
そして
人類を救うためだった。
忘れかけていた。
「おい、聞いてますか?」
その問いかけはタメ語と敬語が混ざっているような気が、
ということは心底どうでもいい。
「聞いてますか?」
俺は答える。
聞いてなかった。
「ちゃんと聞いといてください。私の本名は、
カード・プジリック
ですよ。」
カタカナ……珍しい。
プジリック、
プジリック。
プジリック?
俺と同じだ。俺はファイア・プジリックだ。
カード・プジリックだと?
カード・プジリックはこう続ける。
「あなたがこれからどうすればいいか。」
「あなたの異形の腕が何なのか。」
「全て答えましょう。」
最後に、
「仲間なんですから、秘密はなしです。」
そう言った。
丁度良かった。
それは今、一番知りたいことだった。
国防軍本部に連れてこられていた。
車に乗せられて。
だが今、俺は上機嫌なので、正直言うと何をされても構わない。
お偉いさんが言うに、この場所は極秘の場所ということで情報を漏らすなとのことだ。
お偉いさん……そういえば名前を聞いていなかった。
名を問う。
返答は、
「[漢字]原田[/漢字][ふりがな]はらだ[/ふりがな] J だ。」
不思議な名前だった。
J。
アルファベットは名前に入れられるのか、と、初めて知る。
原田Jはこう続ける。
「コードネームだ。本名ではない。」
おお、何か、秘密結社のようだ。と、感じた。
わくわくする。
内なる幼き魂がゆらゆら揺れる。
炎のごとく。
原田Jはこう続ける。
「あっ、あなたに対してはこの名前である必要がないですね。」
何故だ。
国防軍は秘密の組織ではないのか。
いや、国防軍は秘密の組織だ。
ニュースでも聞いたことがない。
ニュースで聞くのは怪物の話題だけだ。
おっと、そうだった。
俺がここに連れてこられたのは、
怪物を狩り、
そして
人類を救うためだった。
忘れかけていた。
「おい、聞いてますか?」
その問いかけはタメ語と敬語が混ざっているような気が、
ということは心底どうでもいい。
「聞いてますか?」
俺は答える。
聞いてなかった。
「ちゃんと聞いといてください。私の本名は、
カード・プジリック
ですよ。」
カタカナ……珍しい。
プジリック、
プジリック。
プジリック?
俺と同じだ。俺はファイア・プジリックだ。
カード・プジリックだと?
カード・プジリックはこう続ける。
「あなたがこれからどうすればいいか。」
「あなたの異形の腕が何なのか。」
「全て答えましょう。」
最後に、
「仲間なんですから、秘密はなしです。」
そう言った。
丁度良かった。
それは今、一番知りたいことだった。