きらびやかに飾り付けられたホール。
音楽団が優雅な音色を奏でる。
大きなテーブルに豪勢な料理がずらりと並ぶ。
シャルロッテ「…いつも思うけどやりすぎ。わざわざホール借りてやるほどでもないでしょ。」
かちっとしたスーツを着てよそ行きモードだが呆れ顔のシャルロッテ
リヒター「ははっ良いじゃないか。愛する息子の誕生日なんだから。やりすぎくらいが丁度いいんだよ。」
イケイケダンディな彼はシャルロッテを甘やかしすぎていると周りから言われていることを知らない。
シャルロッテ「はぁ…」
何言っても駄目だなと思い諦める。
リヒター「えーコホンッ!改めまして、誕生日おめでとう。おまえももう17才になるんだな。早いものだ。」
シャルロッテ「ありがと。」
リヒター「母さんも父さんも喜んでるだろうな」
シャルロッテ「…そうだね」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
リヒター「本日は我が息子シャルロッテの誕生日パーティーにお越し下さり誠にありがとうございます!楽しい夜にしましょう!!乾杯!!」
シャルロッテ「俺は酒飲まないけど。」
リヒター「折角成人したんだ、一杯くらいいっとけ。」
とくとく…とグラスにワインが注がれる。
シャルロッテ「…意外と軽いんだな。美味しいかも。」
良いワインらしい。
リヒター「息子と飲める日が来るなんて〜!」
シャルロッテ「挨拶してくるから。つぶれるなよ。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
メア「お誕生日おめでとう、シャルロッテ。」
いつもとは違う赤のシックなドレスに髪を結い上げてどこか大人っぽい雰囲気をまとわせている。
シャルロッテ「昨日も言っただろ。もういいよ。髪、いつもと違うんだな。」
メア「えへー!どう?お姉さんなメア。可愛い?」
シャルロッテ「うん、似合ってるよ。」
メア「絶対可愛いって言ってくれないんだから。」
ぷくーっと拗ねるメア。
シャルロッテ「嫌なら褒めてあげない。」
メア「それはだめ!!」
シャルロッテ「冗談だよ」
ふはっと笑うその顔に釘付けになる。
(そんなふうに笑うから好きになっちゃうんじゃん、…。)
メア「あのね、シャルル…」
[大文字]シャルロッテー!![/大文字]
シャルロッテ「あっはい!今行きます!!ごめん、もう行くな。」
メア「うん、…」
(へたれだなぁ…)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シャルロッテ「世人様?!」
世人「誕生日おめでとう、シャルロッテ。うちの娘のこと、いつもありがとうね。」
ブロンズの髪、赤い瞳に優しい眼差し。
ロゼにそっくりの父親、世人だ。
シャルロッテ「ありがとうございます…あの、お仕事から帰られるのはひと月先だと伺っていたのですが…」
世人「うん…でも帰ってきちゃった。[太字]契約[/太字]のこともあるからね。」
シャルロッテ「そのことについては…後日お話させていただいてもよろしいでしょうか?」
世人「ああ、いいよ。いつでも空いてるから。…うーんそろそろ来るはずなんだけど…。」
シャルロッテ「はい?」
ロゼ「ちょっとパパ!急に帰ってきてはパーティーに行くとか言いだして一体なんのパーティーなのよ…」
黒いリボンのついたマーメイドドレス。
アップスタイルの髪に揺れるシルバーピアス。
赤いリップに艶めく唇。
ロゼ「シャルロッテ…?」
シャルロッテ「…どうも、」
世人「じゃあとはお二人でごゆっくり〜あ、リヒターくん」
すたすたすたーとどこかへ消えていってしまった…
ロゼ「えっと…お誕生日おめでとう」
シャルロッテ「…ありがとうございます、お嬢様…」
じーっ。視線を感じる。
ロゼ「今は休みでしょ?」
シャルロッテ「ありがとう。ロゼ。」
ふふん、それでいいのよとご満悦の様子。
シャルロッテ「2人で話せる?」
ロゼ「?ええ…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ロゼ「こんな部屋あるのね。」
シャルロッテ「酔いつぶれてしまったお客様用ですけどね。」
2人ソファに腰掛ける。
ロゼ「それで話って何かしら?」
シャルロッテ「明日約束していたのですが急用ガできてしまって…」
ロゼ「大丈夫よ。あなたがそういうことなら別に気にしないわ。休みが欲しかったらまた言ってちょうだいね。」
シャルロッテ「助かり…助かる。ありがと。」
ロゼ「ふふっいいわね。タメ口。なんか新鮮。」
シャルロッテ「俺からしたらそういう服を着るロゼも新鮮だけど。」
ロゼ「いとがね、こういうのも似合うからって着せてくれたの。似合う?」
シャルロッテ「綺麗だよ。」
ロゼ「ふふ、ありがと。でも困ったわね〜。誕生日プレゼント買いに行けなくなっちゃった。ほんとに欲しい物ないの?なんでもいいわよ?私に買えるものなら。まぁ買えないもののほうが少ないけど。」
シャルロッテ「なんでもいい?冗談じゃなくて?」
ロゼ「ええ、いいけど。」
ぼふんっとロゼが押し倒される。
ロゼ「シャルロッテ…、?」
シャルロッテ「本気にするけど、いいの?」
首をなぞってチョーカーのリボンをしゅるるとほどく。
ロゼ「あ…」
さっき飲んだ酒のせいか
身体が熱い。
だめなのに、止まらない。
折角制御していたのに。
シャルロッテ「あなたが欲しい。…どうしようもないほどに。」
ロゼ「っ!」
心臓の音がうるさい。
顔も耳もほてって熱くなってる。
あなたのその熱っぽい瞳で見つめられると
息もできなくなる。
どうしよう…くらくらする。
ロゼ「シャル、ロッテ……」
しんと空気が静まり返る。
ロゼ「シャルロッテ?」
シャルロッテ「すみませ、少し酔ったみたいです…水貰ってきます。」
ぱたん…
ロゼ「…慣れない…」
シャルロッテ「やらかした…」
音楽団が優雅な音色を奏でる。
大きなテーブルに豪勢な料理がずらりと並ぶ。
シャルロッテ「…いつも思うけどやりすぎ。わざわざホール借りてやるほどでもないでしょ。」
かちっとしたスーツを着てよそ行きモードだが呆れ顔のシャルロッテ
リヒター「ははっ良いじゃないか。愛する息子の誕生日なんだから。やりすぎくらいが丁度いいんだよ。」
イケイケダンディな彼はシャルロッテを甘やかしすぎていると周りから言われていることを知らない。
シャルロッテ「はぁ…」
何言っても駄目だなと思い諦める。
リヒター「えーコホンッ!改めまして、誕生日おめでとう。おまえももう17才になるんだな。早いものだ。」
シャルロッテ「ありがと。」
リヒター「母さんも父さんも喜んでるだろうな」
シャルロッテ「…そうだね」
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リヒター「本日は我が息子シャルロッテの誕生日パーティーにお越し下さり誠にありがとうございます!楽しい夜にしましょう!!乾杯!!」
シャルロッテ「俺は酒飲まないけど。」
リヒター「折角成人したんだ、一杯くらいいっとけ。」
とくとく…とグラスにワインが注がれる。
シャルロッテ「…意外と軽いんだな。美味しいかも。」
良いワインらしい。
リヒター「息子と飲める日が来るなんて〜!」
シャルロッテ「挨拶してくるから。つぶれるなよ。」
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メア「お誕生日おめでとう、シャルロッテ。」
いつもとは違う赤のシックなドレスに髪を結い上げてどこか大人っぽい雰囲気をまとわせている。
シャルロッテ「昨日も言っただろ。もういいよ。髪、いつもと違うんだな。」
メア「えへー!どう?お姉さんなメア。可愛い?」
シャルロッテ「うん、似合ってるよ。」
メア「絶対可愛いって言ってくれないんだから。」
ぷくーっと拗ねるメア。
シャルロッテ「嫌なら褒めてあげない。」
メア「それはだめ!!」
シャルロッテ「冗談だよ」
ふはっと笑うその顔に釘付けになる。
(そんなふうに笑うから好きになっちゃうんじゃん、…。)
メア「あのね、シャルル…」
[大文字]シャルロッテー!![/大文字]
シャルロッテ「あっはい!今行きます!!ごめん、もう行くな。」
メア「うん、…」
(へたれだなぁ…)
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シャルロッテ「世人様?!」
世人「誕生日おめでとう、シャルロッテ。うちの娘のこと、いつもありがとうね。」
ブロンズの髪、赤い瞳に優しい眼差し。
ロゼにそっくりの父親、世人だ。
シャルロッテ「ありがとうございます…あの、お仕事から帰られるのはひと月先だと伺っていたのですが…」
世人「うん…でも帰ってきちゃった。[太字]契約[/太字]のこともあるからね。」
シャルロッテ「そのことについては…後日お話させていただいてもよろしいでしょうか?」
世人「ああ、いいよ。いつでも空いてるから。…うーんそろそろ来るはずなんだけど…。」
シャルロッテ「はい?」
ロゼ「ちょっとパパ!急に帰ってきてはパーティーに行くとか言いだして一体なんのパーティーなのよ…」
黒いリボンのついたマーメイドドレス。
アップスタイルの髪に揺れるシルバーピアス。
赤いリップに艶めく唇。
ロゼ「シャルロッテ…?」
シャルロッテ「…どうも、」
世人「じゃあとはお二人でごゆっくり〜あ、リヒターくん」
すたすたすたーとどこかへ消えていってしまった…
ロゼ「えっと…お誕生日おめでとう」
シャルロッテ「…ありがとうございます、お嬢様…」
じーっ。視線を感じる。
ロゼ「今は休みでしょ?」
シャルロッテ「ありがとう。ロゼ。」
ふふん、それでいいのよとご満悦の様子。
シャルロッテ「2人で話せる?」
ロゼ「?ええ…」
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ロゼ「こんな部屋あるのね。」
シャルロッテ「酔いつぶれてしまったお客様用ですけどね。」
2人ソファに腰掛ける。
ロゼ「それで話って何かしら?」
シャルロッテ「明日約束していたのですが急用ガできてしまって…」
ロゼ「大丈夫よ。あなたがそういうことなら別に気にしないわ。休みが欲しかったらまた言ってちょうだいね。」
シャルロッテ「助かり…助かる。ありがと。」
ロゼ「ふふっいいわね。タメ口。なんか新鮮。」
シャルロッテ「俺からしたらそういう服を着るロゼも新鮮だけど。」
ロゼ「いとがね、こういうのも似合うからって着せてくれたの。似合う?」
シャルロッテ「綺麗だよ。」
ロゼ「ふふ、ありがと。でも困ったわね〜。誕生日プレゼント買いに行けなくなっちゃった。ほんとに欲しい物ないの?なんでもいいわよ?私に買えるものなら。まぁ買えないもののほうが少ないけど。」
シャルロッテ「なんでもいい?冗談じゃなくて?」
ロゼ「ええ、いいけど。」
ぼふんっとロゼが押し倒される。
ロゼ「シャルロッテ…、?」
シャルロッテ「本気にするけど、いいの?」
首をなぞってチョーカーのリボンをしゅるるとほどく。
ロゼ「あ…」
さっき飲んだ酒のせいか
身体が熱い。
だめなのに、止まらない。
折角制御していたのに。
シャルロッテ「あなたが欲しい。…どうしようもないほどに。」
ロゼ「っ!」
心臓の音がうるさい。
顔も耳もほてって熱くなってる。
あなたのその熱っぽい瞳で見つめられると
息もできなくなる。
どうしよう…くらくらする。
ロゼ「シャル、ロッテ……」
しんと空気が静まり返る。
ロゼ「シャルロッテ?」
シャルロッテ「すみませ、少し酔ったみたいです…水貰ってきます。」
ぱたん…
ロゼ「…慣れない…」
シャルロッテ「やらかした…」