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【参加型】メイドくんはお嬢様をあくまで敬愛しています!

#16

17才の誕生日

17才になった。
からと言って特に変わったこともないが。
目が覚めて、顔を洗って、朝食を食べて、服を着る―。
今日と明日は休みを入れられた。
のにも関わらず執事服を着ようとしていたのだ。
(あのおせっかい。)
私服を手に取り着替える。
墓場に向かい、花と酒を供える。

シャルロッテ「…17才になったよ。俺は元気にやってる。…だから心配しなくても大丈夫。どうかゆっくり休んで。」

そこは自分の両親の眠るところだ。
父は自分が生まれる前に病死した。
母は自分を生んだとき出血多量で亡くなった。

シャルロッテは親の顔を知らない。
声も、好きな食べ物も、教えてほしいとも思ったこともないし、言えないから。

けど1年に1回この日だけはどうも会いたくなる。

シャルロッテ「らしくないな。」

空を見上げる。
太陽は光り輝き、雲一つない晴天である。
無駄にいい天気だと思った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ドアベルが鳴った。

シャルロッテ「はいはーい…」

メア「お誕生日おめでとう!シャルル!!」

ラフェン「俺もいるからねー。お誕生日おめでとーシャルちゃん♡」

やかましい幼馴染2人。

シャルロッテ「…ありがと。」

メア「久々私服のシャルルかっこいい!!」

きゃーっ!とうるさいやたらひっつきたがるメアをひょいと避け、「まぁ上がれば?」と促す。

メア「今年はね、これにしたの!」

じゃーんと見せる手にはリボンのついたなんか立派な箱。

シャルロッテ「プレゼントもう大丈夫なんだけど…。…開けていいの?」

メア「えへー!!気持ち!気持ち!開けてみて!」

リボンをほどき、箱を開けると中に入っていたのは…

シャルロッテ「カメラ?」

小さなポラロイドカメラだ。
撮ったらすぐ現像化されるらしい。

メア「シャルル、趣味の1つもないでしょ?これをきっかけに楽しめること増えるといいね!」

シャルロッテ「…なんか余計なこと言われた気がするけど。ありがと。大切にする。」

ラフェン「なーなー見てコレ。マカロンセット♡好きでしょ?」

わずかにシャルロッテの顔がキラキラうずうずしている。

シャルロッテ「ありがとう。」

(ぷぷ、喜び隠しきれてない…かわいいなぁシャルちゃん)

(シャルルかわいい!好き!)

メア「そーいえば今年もするんだよね?誕生日パーティー」

シャルロッテ「もういいって言ってるんだけどリヒターがやるって聞かなくて。」

リヒターはシャルロッテの叔父であり、親のようなものだ。2人は一緒に暮らしている。

ラフェン「いいじゃん?楽しくて。俺たち行くから楽しみにしてるね〜」

メア「もう行かなきゃ!また後でね!」

ばたん

シャルロッテ「17才か、…」


作者メッセージ

次回は誕生日パーティーのお話です…
参加型ですのでご応募お待ちしています!

2026/03/18 17:03

翠麗きらら 
ID:≫ 04xrkcEZ9vJ2Y
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