17才になった。
からと言って特に変わったこともないが。
目が覚めて、顔を洗って、朝食を食べて、服を着る―。
今日と明日は休みを入れられた。
のにも関わらず執事服を着ようとしていたのだ。
(あのおせっかい。)
私服を手に取り着替える。
墓場に向かい、花と酒を供える。
シャルロッテ「…17才になったよ。俺は元気にやってる。…だから心配しなくても大丈夫。どうかゆっくり休んで。」
そこは自分の両親の眠るところだ。
父は自分が生まれる前に病死した。
母は自分を生んだとき出血多量で亡くなった。
シャルロッテは親の顔を知らない。
声も、好きな食べ物も、教えてほしいとも思ったこともないし、言えないから。
けど1年に1回この日だけはどうも会いたくなる。
シャルロッテ「らしくないな。」
空を見上げる。
太陽は光り輝き、雲一つない晴天である。
無駄にいい天気だと思った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ドアベルが鳴った。
シャルロッテ「はいはーい…」
メア「お誕生日おめでとう!シャルル!!」
ラフェン「俺もいるからねー。お誕生日おめでとーシャルちゃん♡」
やかましい幼馴染2人。
シャルロッテ「…ありがと。」
メア「久々私服のシャルルかっこいい!!」
きゃーっ!とうるさいやたらひっつきたがるメアをひょいと避け、「まぁ上がれば?」と促す。
メア「今年はね、これにしたの!」
じゃーんと見せる手にはリボンのついたなんか立派な箱。
シャルロッテ「プレゼントもう大丈夫なんだけど…。…開けていいの?」
メア「えへー!!気持ち!気持ち!開けてみて!」
リボンをほどき、箱を開けると中に入っていたのは…
シャルロッテ「カメラ?」
小さなポラロイドカメラだ。
撮ったらすぐ現像化されるらしい。
メア「シャルル、趣味の1つもないでしょ?これをきっかけに楽しめること増えるといいね!」
シャルロッテ「…なんか余計なこと言われた気がするけど。ありがと。大切にする。」
ラフェン「なーなー見てコレ。マカロンセット♡好きでしょ?」
わずかにシャルロッテの顔がキラキラうずうずしている。
シャルロッテ「ありがとう。」
(ぷぷ、喜び隠しきれてない…かわいいなぁシャルちゃん)
(シャルルかわいい!好き!)
メア「そーいえば今年もするんだよね?誕生日パーティー」
シャルロッテ「もういいって言ってるんだけどリヒターがやるって聞かなくて。」
リヒターはシャルロッテの叔父であり、親のようなものだ。2人は一緒に暮らしている。
ラフェン「いいじゃん?楽しくて。俺たち行くから楽しみにしてるね〜」
メア「もう行かなきゃ!また後でね!」
ばたん
シャルロッテ「17才か、…」
からと言って特に変わったこともないが。
目が覚めて、顔を洗って、朝食を食べて、服を着る―。
今日と明日は休みを入れられた。
のにも関わらず執事服を着ようとしていたのだ。
(あのおせっかい。)
私服を手に取り着替える。
墓場に向かい、花と酒を供える。
シャルロッテ「…17才になったよ。俺は元気にやってる。…だから心配しなくても大丈夫。どうかゆっくり休んで。」
そこは自分の両親の眠るところだ。
父は自分が生まれる前に病死した。
母は自分を生んだとき出血多量で亡くなった。
シャルロッテは親の顔を知らない。
声も、好きな食べ物も、教えてほしいとも思ったこともないし、言えないから。
けど1年に1回この日だけはどうも会いたくなる。
シャルロッテ「らしくないな。」
空を見上げる。
太陽は光り輝き、雲一つない晴天である。
無駄にいい天気だと思った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ドアベルが鳴った。
シャルロッテ「はいはーい…」
メア「お誕生日おめでとう!シャルル!!」
ラフェン「俺もいるからねー。お誕生日おめでとーシャルちゃん♡」
やかましい幼馴染2人。
シャルロッテ「…ありがと。」
メア「久々私服のシャルルかっこいい!!」
きゃーっ!とうるさいやたらひっつきたがるメアをひょいと避け、「まぁ上がれば?」と促す。
メア「今年はね、これにしたの!」
じゃーんと見せる手にはリボンのついたなんか立派な箱。
シャルロッテ「プレゼントもう大丈夫なんだけど…。…開けていいの?」
メア「えへー!!気持ち!気持ち!開けてみて!」
リボンをほどき、箱を開けると中に入っていたのは…
シャルロッテ「カメラ?」
小さなポラロイドカメラだ。
撮ったらすぐ現像化されるらしい。
メア「シャルル、趣味の1つもないでしょ?これをきっかけに楽しめること増えるといいね!」
シャルロッテ「…なんか余計なこと言われた気がするけど。ありがと。大切にする。」
ラフェン「なーなー見てコレ。マカロンセット♡好きでしょ?」
わずかにシャルロッテの顔がキラキラうずうずしている。
シャルロッテ「ありがとう。」
(ぷぷ、喜び隠しきれてない…かわいいなぁシャルちゃん)
(シャルルかわいい!好き!)
メア「そーいえば今年もするんだよね?誕生日パーティー」
シャルロッテ「もういいって言ってるんだけどリヒターがやるって聞かなくて。」
リヒターはシャルロッテの叔父であり、親のようなものだ。2人は一緒に暮らしている。
ラフェン「いいじゃん?楽しくて。俺たち行くから楽しみにしてるね〜」
メア「もう行かなきゃ!また後でね!」
ばたん
シャルロッテ「17才か、…」