[斜体]翌日[/斜体]
ロゼ「おはよう。昨日はごめんなさいね。」
アリス・ユキナ「「?!おはよう大丈夫?」」
「「「…」」」
顔を見合わせて吹き出す3人。
アリス「ふふ、かぶっちゃったあ」
ユキナ「本当ね、まぁ元気になってよかったっていうことで。」
ロゼ「本当、ありがとう。まぁ、あれは知恵熱みたいなものだったし…すぐ良くなったから。」
アリス「でもさ、迎えに来たシャルちゃんかっこよかったなあ~!ロゼちゃんお姫様だっこしてぇ、王子様みたいだった!」
ロゼ「?!」
ユキナ「全部言うのね。それで?進展あった…って聞こうと思ったけどその反応はあったのね。」
ロゼ「……一旦、落ち着いた…」
アリス・ユキナ「「へぇ~〜??」」
[太字]きゃあああ!!!
[/太字]
「クロード様よ!!今日も完璧だわ…素敵…」
「メルシア様〜〜っ!!こっち見てくださーいっ!!」
ロゼ「騒がしいわね?」
アリス「麗しの貴公子と!」
ユキナ「夜の月人。」
ロゼ「はぁ、…めんどくさいわ。」
アリス「ロゼちゃんくらいだよーそんなこと言うの。」
ユキナ「まぁ…面白い人らしいわね。」
クロード「私達のお話ですか?」
ロゼの背後にいつの間にか現れ、さらっと話題に入りこむクロード。
(でたわね、変人…。)
ロゼ「きゅ、…うに来るのですね…、」
クロード「失礼しました。ご歓談中申し訳ないのですがおり入ってお話がありまして。」
申し訳なさそうには思えないにっこり笑顔の皇太子。
(怖い。何かしたかしら…?)
ロゼ「…いえ。大丈夫ですよ。ごめんなさい、少し席を外します。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ロゼ「…話とはなんでしょう?」
クロード「私の正室になりましょう。」
ロゼ「…はい?」
クロード「成績優秀、文武両道、私と並んでも引けを取らない美貌。合格です。」
ロゼ「…えー、つまり、プロポーズ…?」
クロード「ははっまぁそんなロマンチックではありませんが。そうなりますね。」
ロゼ「え、お断りします。」
クロード「なぜ?」
ロゼ「①このあいだ初めて会ったばっかり。
②皇族のあなたと私が結婚するのは身分違いでは?
③はっきり言ってタイプじゃない。得体が知れないし、怖い。」
クロード「……もったいなくないか?」
ロゼ「はい?」
クロード「皇太子だぞ?こんなに美しい俺と結婚できるんだぞ?他の女は笑いかけるだけでイチコロだったのに…釣れないな。」
(この人、超ナルシストだ。)
はぁ…とため息をつき、クロードに近づく。
クロード「積極的だな。やっぱりこの俺に惚れ込んで…」
胸ぐらを掴み、
ロゼ「…そうですか。私、あなたに惚れていると思われていたのですね。誠に遺憾です。他の方と同じように骨抜きになるとでも?いつまでも手のひらの上で転がす側だと思っていたらとんだ痛い目に遭いますよ?」
と睨むロゼ。
クロード「…は、」
(なんなんだこの女っ、こんなっ失礼な奴こっちから願い下げ…だ、)
顔が、熱い。
ロゼ「あら?顔を真っ赤にしてどうされましたか?坊っちゃんには刺激が強すぎましたか?ごめんなさい。では、私暇じゃないので。ごきげんよう。」
颯爽と姿を消す。その強くも美しい姿に見入る。
クロード「、俺が落とされるのはいばらだったか…。決めた、何が何でも惚れさせてやる。」
髪は乱れ、顔は熱く、動機がする。
それは恋に落とした数は数え切れない男が初めて恋に落ちた瞬間だった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[斜体]「あなたはこの国の宝よ。」
「流石、皇太子様!」
「皇太子様!」「クロード様万歳!!」
[/斜体]
俺は一番が欲しかった。
権力も、財力も、美貌も、勉強も。
全てにおいて一番じゃないと気が済まなかった。
一番じゃないといけなかった。
一番を取るためなら何でもできた。
媚を売るのも、自分を作るのも、苦ではなかった。
皆、俺に取り入ろうと必死だった。
猫なで声の気色の悪い連中が大嫌いだ。
なのにこいつは違う。
不思議と素を見せてもいいと思えた。
今まで皆、手のひら返しだったのに。
こいつだけは違った。
素を見せることができたし、素で接してくれた。
こんなの初めてでどうしたらいいかわからない。
惚れさせてばかりいたのは俺だったのに。
強く、儚く、美しい、薔薇のくせにトゲの鋭い彼女に惚れたのだ。
恋に、落ちた。
今までとは違う。きっと今日の出来事で印象は最悪だろう。
それでも今は、
どうしようもなく彼女が欲しい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
クロード「くそ…あれはやばいな。」
王子様の恋の行方はわからない。
ロゼ「おはよう。昨日はごめんなさいね。」
アリス・ユキナ「「?!おはよう大丈夫?」」
「「「…」」」
顔を見合わせて吹き出す3人。
アリス「ふふ、かぶっちゃったあ」
ユキナ「本当ね、まぁ元気になってよかったっていうことで。」
ロゼ「本当、ありがとう。まぁ、あれは知恵熱みたいなものだったし…すぐ良くなったから。」
アリス「でもさ、迎えに来たシャルちゃんかっこよかったなあ~!ロゼちゃんお姫様だっこしてぇ、王子様みたいだった!」
ロゼ「?!」
ユキナ「全部言うのね。それで?進展あった…って聞こうと思ったけどその反応はあったのね。」
ロゼ「……一旦、落ち着いた…」
アリス・ユキナ「「へぇ~〜??」」
[太字]きゃあああ!!!
[/太字]
「クロード様よ!!今日も完璧だわ…素敵…」
「メルシア様〜〜っ!!こっち見てくださーいっ!!」
ロゼ「騒がしいわね?」
アリス「麗しの貴公子と!」
ユキナ「夜の月人。」
ロゼ「はぁ、…めんどくさいわ。」
アリス「ロゼちゃんくらいだよーそんなこと言うの。」
ユキナ「まぁ…面白い人らしいわね。」
クロード「私達のお話ですか?」
ロゼの背後にいつの間にか現れ、さらっと話題に入りこむクロード。
(でたわね、変人…。)
ロゼ「きゅ、…うに来るのですね…、」
クロード「失礼しました。ご歓談中申し訳ないのですがおり入ってお話がありまして。」
申し訳なさそうには思えないにっこり笑顔の皇太子。
(怖い。何かしたかしら…?)
ロゼ「…いえ。大丈夫ですよ。ごめんなさい、少し席を外します。」
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ロゼ「…話とはなんでしょう?」
クロード「私の正室になりましょう。」
ロゼ「…はい?」
クロード「成績優秀、文武両道、私と並んでも引けを取らない美貌。合格です。」
ロゼ「…えー、つまり、プロポーズ…?」
クロード「ははっまぁそんなロマンチックではありませんが。そうなりますね。」
ロゼ「え、お断りします。」
クロード「なぜ?」
ロゼ「①このあいだ初めて会ったばっかり。
②皇族のあなたと私が結婚するのは身分違いでは?
③はっきり言ってタイプじゃない。得体が知れないし、怖い。」
クロード「……もったいなくないか?」
ロゼ「はい?」
クロード「皇太子だぞ?こんなに美しい俺と結婚できるんだぞ?他の女は笑いかけるだけでイチコロだったのに…釣れないな。」
(この人、超ナルシストだ。)
はぁ…とため息をつき、クロードに近づく。
クロード「積極的だな。やっぱりこの俺に惚れ込んで…」
胸ぐらを掴み、
ロゼ「…そうですか。私、あなたに惚れていると思われていたのですね。誠に遺憾です。他の方と同じように骨抜きになるとでも?いつまでも手のひらの上で転がす側だと思っていたらとんだ痛い目に遭いますよ?」
と睨むロゼ。
クロード「…は、」
(なんなんだこの女っ、こんなっ失礼な奴こっちから願い下げ…だ、)
顔が、熱い。
ロゼ「あら?顔を真っ赤にしてどうされましたか?坊っちゃんには刺激が強すぎましたか?ごめんなさい。では、私暇じゃないので。ごきげんよう。」
颯爽と姿を消す。その強くも美しい姿に見入る。
クロード「、俺が落とされるのはいばらだったか…。決めた、何が何でも惚れさせてやる。」
髪は乱れ、顔は熱く、動機がする。
それは恋に落とした数は数え切れない男が初めて恋に落ちた瞬間だった。
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[斜体]「あなたはこの国の宝よ。」
「流石、皇太子様!」
「皇太子様!」「クロード様万歳!!」
[/斜体]
俺は一番が欲しかった。
権力も、財力も、美貌も、勉強も。
全てにおいて一番じゃないと気が済まなかった。
一番じゃないといけなかった。
一番を取るためなら何でもできた。
媚を売るのも、自分を作るのも、苦ではなかった。
皆、俺に取り入ろうと必死だった。
猫なで声の気色の悪い連中が大嫌いだ。
なのにこいつは違う。
不思議と素を見せてもいいと思えた。
今まで皆、手のひら返しだったのに。
こいつだけは違った。
素を見せることができたし、素で接してくれた。
こんなの初めてでどうしたらいいかわからない。
惚れさせてばかりいたのは俺だったのに。
強く、儚く、美しい、薔薇のくせにトゲの鋭い彼女に惚れたのだ。
恋に、落ちた。
今までとは違う。きっと今日の出来事で印象は最悪だろう。
それでも今は、
どうしようもなく彼女が欲しい。
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クロード「くそ…あれはやばいな。」
王子様の恋の行方はわからない。