文字サイズ変更

釈迦の耳にビッグバン

重機動キャタピラー株式会社の営業「ザマ美」は、いつものように工事現場で仕事をしていた。しかし、その日は何かが違う雰囲気を感じた。ふと目を上げると、なんとそこにはメカ仏教という存在が立っていた。ザマ美は驚きつつも、その姿に興味を持った。

メカ仏教は土着の神を名乗り、神々しい光を放ちながらザマ美に話しかけてきた。「人間よ、私はこの土地の守り神である。この工事は神聖な場所を侵している。土地収用法などという言葉では私には届かないのだ。」

ザマ美は少し困惑しながらも、自分の立場を守るために言い返した。「私は重機動キャタピラー株式会社の営業であり、この工事は法的に許可されたものです。土地収用法に基づき、この場所での工事を行っているのです。」

メカ仏教は微笑みながら言葉を続けた。「法律や許可など、それらは人間が作り出したものに過ぎない。私はこの土地の神であり、神聖な場所を守る責任があるのだ。人間の都合で神聖なものを侵すことは許されないのだ。」

ザマ美は深く考え込んだ。確かに、メカ仏教の言葉には一定の説得力がある。しかし、彼は自分の仕事を守るためにも、土地収用法を盾に立ち向かわなければならないと思った。

「私はあなたの言葉には共感しますが、私の立場上、この工事は進める必要があります。もしも問題があるのであれば、話し合いの場を設けて解決策を見つけましょう。」

メカ仏教はしばらく考え込んだ後、ザマ美に向き直って微笑みながら言った。「人間の言葉には限界がある。しかし、あなたの言葉には共感を覚える。私は神聖なものを守るために立ち上がったが、あなたの意思も尊重したい。話し合いの場を設け、解決策を見つけましょう。」

ザマ美は言い放った。
「私の敵でも政府の敵でも、どっちでもいいわよ?」
ザマ美の背後からお金持ちが現れ、「やめなよー、落ち着いてねぇぇ」と手振りで二人を退散させる。
「ちょっとザマ美。どうするのよ? このおじさん、殺しちゃいけないの?」
「この男なんていらないわ……」
「だから、こいつをぶっ殺せば助けてくれるって」
「でもさぁ、おじいちゃん。このおじいさんが言うには、もうお金を手に入れたのよね? だからもうこいつを手放さなくてもいいって……」
「うるさいな。早くお金を渡す準備しなさい」
「やだ!! 私はこんなことで頭が痛くなるの嫌なの。だから、おじいちゃんとおじいちゃん、いっつもこうしているのよ。この人に殺される。私はこんなことで、頭が痛くなるなんて……」
「ザマ美、お前を殺せなくなったぜ」
二人のお金持ちは手を繋いで去って行った。
「おばあちゃん……」
「だから、うるさいのよ」
ザマ美はその場で泣き喚いた。
「おじいちゃん。おじいちゃん、おじいちゃん!」
「ザマ美……」
「もうこの国に生まれた以上、私は政治家になるわ!」
「ザマ美……」
その頃。
「ねぇ、おじいちゃん」
「なんだい?」
「おじいちゃんは、何が何でも私が守ってやるっていうの?」
「バカなの?」
「バカじゃない!」
おばあちゃんが心配そうにザマ美を見ている。
「何で?私が何でもしてあげるっていうのにー」
「おばあちゃん、ありがとう。おばあちゃん、いつも私を守ってくれるの?……お前は……どう思う?」
「……私?」
「そう、お前の言う通りだよ」
「ありがとう。このまま、言うことを聞いてもらったら、お兄ちゃんって呼んであげて……」
「ありがとう!おばあちゃん!」
「そうだ、ザマ美」
「なにー」
「俺はお前を守る!」
「なにをー」
「おばちゃんは、俺を生んだ!」
「そんなの、どうでもいいじゃない」
「だってよ。」
「もういいじゃない、あなたは悪くないんだから」
「でも、でも、何でおじいちゃんは私の事守ろうとするんだろう?」
「知るか、そんなの」
ザマ美と別れて、しばらくするとおじいちゃんがやってきた。
そのおじいちゃんは、おじいちゃんは、少しだけ元気が取り戻したように見えた。
私は、おじいちゃんをその場に残して、おばあちゃん達と合流した。
おばあちゃんが少し落ち着いたのか、私に話しかけてきた。
「あなたは、もうザマ美ちゃんと行動を共にしなくてよくなったわね」
「お兄ちゃん、その話、本当か?」
「ええ、もう言うことは聞くわ、大丈夫よ」
「うん」
「もう、私はザマ美ちゃんと行動を共にする必要はないもの。あなたは今の私の全てだから」
「やったー」
その日から、おばあちゃん達に相談しながら生きて行こうと思った。
その後、私は私に必要なモノを貰う為、旅に出た。
「この先の世界には、私もいる」
おばあちゃん達は、そういうことを言っていた。
でも、やっぱり、私には必要なものはないのかなと思っている私がいた。
それでも、私は行かねばならない。
「おばあちゃん、私、私も、ちゃんとした暮らしが出来るようになりたいの」
「そうか、そう思うのなら仕方ない」
「うん。今度、おばあちゃんだけここに住んでくれない?」
これまで通っていた場所に戻る.

その瞬間、メカ仏教の眼が光った。
「もう堪忍ならん!仏の顔もリセットだ!」
そういうと宇宙が爆発炎上した。

百二十七億年後。

私は、ザマ美という名の主人公について語ります。彼女は、戻ることを決意したとき、おばあちゃんに頼むことにしました。おばあちゃんは、少し驚いた様子で彼女を見つめましたが、やがて微笑みながら頷きました。「わかったわ、でもちゃんと帰ってきてね」と言ってくれました。ザマ美は、感謝の気持ちでいっぱいでした。彼女はおばあちゃんに抱きつき、涙が溢れました。そして、再び旅に出る前に、ザマ美はおばあちゃんにお願いをしました。「おばあちゃん、私がいない間、この家を守ってくれる?」おばあちゃんは優しく微笑みながら「もちろん、安心して行ってらっしゃい」と答えてくれました。ザマ美は心強く頷き、再び旅立ちました。彼女が次に向かう場所は、これまで彼女が通ってきた場所でした。

2023/08/24 14:20

ピロリン酸ナトリウム
ID:≫ 5wxNu5yOkEVg2
コメント

クリップボードにコピーしました

この小説につけられたタグ

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権はピロリン酸ナトリウムさんに帰属します

TOP