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黄 side
赫
「 ●●ちゃ ぁぁ ん …… 」
●●
「 なんか 、 すっごい 甘えん坊だね 、 赫くん ( 笑 」
赫
「 だって 、 だって ●●ちゃんが タヒんだら どうしようって 心配だったもん …… 」
●●の 記憶が ないことよりも 、 生きていて 目を 覚ましてくれていた ことの ほうを 重大視している 赫 。
黄
「 …… でも 、 ●●との 半年の 思い出が 消えちゃったんですよ 、 赫 ? 」
黄
「 何で そんな 楽観的に いれるんですか 」
僕が そう 言うと 、 赫は 少し 考えたように 顎に 手を 当ててから 笑う 。
赫
「 だって 俺たちも もう 2歳の ときの 思い出 のこと 覚えてないでしょ ? 」
赫
「 思い出は どんどん 増えていって 、 その分 古いのが 消えてくんだから 」
赫
「 だから 俺は 、 今から いーっぱい 思い出 作れば いいって 思ってる 」
蒼
「 ポジティブ だな ぁ w 」
それまで 黙っていた 蒼くんが 小さく 笑う 。
●●
「 赫くん 、 変わってないね ( 笑 」
赫
「 えへ っ 」
黄
「 いや 赫 褒められてないから 」
そんな 赫を 見ていると 、 つられて 、 僕も 記憶が なくても 大丈夫なんじゃないかと 思ってしまう 。
でも 。
それでも 僕には 引っかかる ところが まだ あった 。
黄
「 でも 赫 」
黄
「 記憶が ないままじゃ 、 ●●が 誰のことを 好きだったのか 分かりませんよ ? 」
僕の その 言葉に 反応したのは 、 僕が 言葉を 向けた 赫じゃなく 、 その隣に いた 蒼ちゃん だった 。
蒼
「 …… 黄くんも 気になってるんだ 」
少し 目を 伏せて そう 言う 。
そして 、 ハッと こちらを 見て 慌てて 言った 。
蒼
「 待って 、 これ ●●ちゃんの 前で 言う こと じゃないでしょ ⁈⁈ 」
黄
「 あ 」
確かに 。
そう 思って ●●の ほうを 見ると 、
ぽかーん と 、 僕らを 見つめていた 。
黄
「 ごめん ‼︎‼︎ 聞かなかったことにして … 」
蒼
「 いや もう 遅いだろ w 」
黄
「 う 、 」
蒼
「 まあ お互い 頑張ろうよ 、 [漢字]恋敵[/漢字][ふりがな]ライバル[/ふりがな]さん っ 」
そう言った 蒼くんは 、 悪戯っぽく 笑っていた 。