文字サイズ変更

  # あ の 日 の 好 き を 何 度 で も  。  

#7

  7 . 家  







  紫 side



  
  家の ドアを 押す  。 



  嫌に 重い 気がして  、 顔を しかめる  。



  妹
 「  あ  ‼︎  お兄ちゃん おかえりぃ  」



  妹
 「  お兄ちゃん  ~~  っ  ‼︎  」



  紫
 「  ただいま  」



  楽しそうに 笑う 二人に  、  俺も 笑って 二人の 頭を 撫でる  。



  笑うような 気分じゃないけど  。


  
  でも  、  それを  、  二人は 関係ないし  、 見せるものじゃない  。



  そう 思って いつも通り  、  いつも通りに 笑う  。



  紫
 「  あ  、  母さん  」


  
  明るい 声を 出そうとしたけど 出なかった  。


  母
 「  おかえりなさい  」 



  大丈夫かな  、  お母さん  、  勘が 鋭いから  。



  母
 「  早かったわね  、  随分と  」



  紫
 「  うん  、  ちょっとね  」


  洗面台で 鏡に 向かい合って  、  作り笑顔が 上手くなったことを 実感した  。



  母
 「  ……  そう  」



  ●●ちゃんは きっと そんな 俺の 姿を 見たら 悲しむだろうな  、  なんて また ●●ちゃんの ことを 考えてしまう  。



  そのまま 部屋に 戻ったけど  、  勉強する 気にも  、  何を する 気にも なれずに  、  携帯を 手に取った  。



  その 時  、 



  ポン っと  通知が なる  。


  黄 🐹
  [  ●●ちゃん 意識 取り戻したって  ]



  黄 🐹
  [  蒼ちゃんが 言ってました  ]



  黄 🐹
  [  僕と 赫  、  今から 病院 行ってきます  ]



  ……  蒼ちゃん  、  病院 行ったんだ  。



  そう 思いながら  



  紫 🐇
 [  分かった 。 ありがと  ]



  と 送って  ふうと 息を つく  。



  どうしよう  。



  俺も 行こうかな  。



  正直に 言うと  、  行きたくない  。



  ●●ちゃんに 会いたくない  。



  怪我を した ●●ちゃんを  、  見たくない  。



  いや 違う  。


  
  その ●●ちゃんを 見たら  、  俺は 泣く  。 



  そうなれば  、  多分  、  ●●ちゃんは 不安に なる  。



  そんな こと  、  させたくない  。


  
  でも  。



  反論 する 自分も いる  。



  “  お前だけ ●●ちゃんに 会わなくても いいのか  ”



  みんなの ことだから  、  ●●ちゃんに 会いにいきたがるだろう  。



  紫
 「  あ  -  もう どうしよ  」



  大きな声を 出してしまった  。



  妹
 「  お兄ちゃん  ?  」



  予想通り  、  隣の 部屋にいた 妹は 部屋を 覗き込んできた  。



  紫
 「  ああ  、  ごめん  、  何でもない  」



  紫
 「  俺  、  ちょっと 出かけてくるね  」



  勢いで  、  病院に 行くことを 決めてしまったことを 後悔する  。



  妹
 「  どこ  -  ?  あたしも 行きたい  ‼︎  」



  紫
 「  っ  、  ごめん  、  行っても 楽しくないからさ  」



  紫
 「  俺 一人で 行ってくる  」



  妹
 「  そうなの  -  ?  でも あたし 寂しいの  」



  本当に 寂しそうに 言う 妹に 少し 心が 傷んだが  、  そのまま コートを 羽織る  。



  どうか  、  ●●ちゃんが いつも通りに 笑ってくれますように と 祈りながら  。




作者メッセージ


 紫くん 妹 いるらしい …  。

 いいな 紫くんの 妹 。

 普通に うらやま 。

 
  次回  〜  

   遂に 夢主 視点  ‼︎  


 

2026/06/12 16:25

 と ぅ み . 
ID:≫ 6yTgHEMno8sog
コメント

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権は と ぅ み . さんに帰属します

TOP