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  # あ の 日 の 好 き を 何 度 で も  。  

#4

  4 . 病院  






  蒼side




  桃
 「  蒼  」



  蒼
 「  ……  ッ  ⁈  」



  後ろから 声が かかって  、  僕の 肩が びくりと 跳ねる  。



  蒼
 「  、  桃くん  」



  桃
 「  ……  病院  、  行くのか  」 



  キリッと 整った 顔に 冷たさを 漂わせてる 桃くんの 目が  、  僕を 見つめる  。



  蒼
 「  う  、  うん  」



  桃
 「  …  俺も 行く  」



  バサ っと  上着を 羽織って  、 桃くんが 僕に とある webニュースを 見せた  。



  そこには  。




  [ 中学生にトラック突っ込み意識不明 ]
 


  下に 書かれている 名前は  、 



  「  ○○ ●●  」



  ●●ちゃん で  、  間違いなかった  。



  桃
 「  見た  ?  」



  蒼
 「  … (コク  」



  何だか 声を 出す気にも ならなくて  、  僕は 小さく 頷いた  。



  桃
 「  … 隣町の 病院  、  行くぞ  」 



  蒼
 「  へ っ  、  ⁇  」



  僕の 肩を ぐいっと 掴んで 駅へ 歩く 桃くん  。



  少し 戸惑った あと  、  気づく  。 



  ……  ああ  。



  桃くん  、  焦ってるな  。



  桃くんの 手は  、  小刻みに 震えていた  。



  ときおり  、  



  桃
 「  …  く ッ  」 



  と うめき声とも 泣き声とも つかない 声を あげて  歩く  。



  僕らは ひたすら  、  無言で 歩いた  。 



  [  まもなく 二番乗り場に 普通 荒海行きの 電車が まいります ご注意ください  ー ………  ]



  電車が 近づく  。



  きゃっきゃっ と 騒ぐ 小学生の 声が する  。



  ……  楽しそうだな  。



  幸せ そうだな  。



  それで  、  昨日の  、  今までの 僕らみたいに 幸せ だって 気づいてないんだろうな  。



  僕は そう 思っただけだったけど  、  桃くんは 違ったみたいだった  。


  
  桃
 「  …  ッ  」



  唇を 噛み締めて  、  自分の 手を 握りしめる  。



  だいぶ  、  強く  。



  蒼
 「  …… 桃くん  、  痛くないの  」


  
  桃
 「  …  、 ?  」



  僕が そう 言うと  、  何 ? という ふうに 僕の ほうを 見てから  、 



  はっと 気づいたように 自分の 手を 開いた  。




  




  冬風が  、  吹いて 僕らの 上着を 揺らす  。


 




 
  蒼
 「  … 寒いね  」



  桃
 「  …  だな  」



  何か 言った方が いいかもしれない と 思って 発した 言葉に  、  すんなりと 返して くれた 桃くん  。



  でも  、  その 横顔は 不安そうに どこか  、  向こうを 見つめていた  。




  そのとき  。




  橙
 「  ……  はあ  、  はあ  ッ  、。  いた  、  」




  僕の 手を  、  橙くんが 掴んだ 。









  

2026/06/12 09:09

 と ぅ み . 
ID:≫ 6yTgHEMno8sog
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