# 猫 系 彼 氏 、 ツ ン が 充 電 切 れ み た い で す 。
桃 side
桃
「 蒼 、 飯 行こ 」
蒼
「 え ? あ 、 おっけ ~~ 」
ソファー も 上で ダラダラ する 恋人 、 蒼の 腕を 引いて 家を 出る 。
向かう 先は いつもの 居酒屋 。
蒼
「 何 ~ ? 桃くんから 誘うなんて 珍しい …… 。 デレ期 ⁇ 」
桃
「 黙れ 」
要らない ことを 言う 蒼の 額に 、 デコピンを 飛ばす 。
やっぱ ウザい 、 こいつ 。
店に 入ると 、 俺たちは カウンター 席に 座って 、 乾杯する 。
俺は 枝豆 や チヂミ の 皿を 次々に 空に しながら 、 酒を 飲んだ 。
数時間後 。
お酒を 飲みすぎて 頭が 痛くなった 俺は テーブル で 机の 上の 水の 氷が 溶ける のを じっと 見つめていた 。
大人しく 黙っていた けど 、 そろそろ 暇に なってきた 。
蒼
「 それでさ ~ 、 そんとき 僕が ~~ 」
橙
「 え 、 やば ~ ‼︎ 」
少し お酒の 入った 蒼は 、 隣に たまたま 見つけたという “ 男友達 ” と 楽しそうに 話す 。
恋人と 飲みに 来てる って いうのに …… っ ‼︎
無駄に 近い 距離で 仲良さげに 話す 二人が 面白くなくて 、
蒼の 服の 裾を 引っ張る 。
桃
「 …… ん ‼︎ 」
俺が 無言で 蒼に ジョッキを 差し出すと 、 蒼は 俺のほうを やっと 見て 、
蒼
「 えぇ ⁈ 桃くん まだ 飲むの ⁈ 」
蒼
「 明日 しんどくなるから やめとこ - ? 」
俺の 目元に かかった髪を 、 耳に そっと かけながら まるで 幼稚園児に 語りかけるように 言う 。
桃
「 いいし っ …… ‼︎ 」
蒼
「 いや いや 、 良くない から ⁈ 」
桃
「 まだ 飲める っ ‼︎ 」
駄々を こねる 俺に 、 蒼は 諦めたのか 、
蒼
「 はいはい じゃあ 僕と 一緒に ドリンクバー 行く ? 」
桃
「 いく 」
ガタ 、 と 椅子から 立ち上がると 、 隣の 人影も 立ち上がる 。
橙
「 じゃあ 俺も 酒 取りに行こかな 」
蒼
「 行こ ~~ 」
何でだよ 。
俺は 心の 中で 言ってから 、 蒼から 目を そらす 。
桃
「 …… 蒼は おれより そいつの ほうが 好きなんだ 」
俺が そういうと 、 蒼は 苦笑して 、
蒼
「 めっちゃ 酔ってんじゃん … ww 」
と 笑う 。
笑いごと じゃないん だけど 。
橙
「 その子 、 蒼の 後輩か 何かなん ? 」
蒼
「 一応 僕の 彼氏 w 」
蒼
「 これで 僕より 年上なんだよ 」
…… いや 、 普通に 身長 蒼に 勝ってるもん 。
俺の ほうが 年上 って 当たり前 だろ 。
桃
「 …… 蒼 、 早く 」
蒼
「 はいはい ごめんね ww 」
蒼の 手を 引くと もれなく 橙 まで ついてくる 。
邪魔すんな って 言いたい 。
俺が 小さく 橙を 睨むと 、
橙
「 なんか かわええな ~ 」
と 言ってくる 。
桃
「 かわいく ない ‼︎ 」
何が 腹立つか って 、 橙は 俺よりも 背が 高い 。
なんか 、 すごい 嫌 。
蒼
「 ほら 、 桃くんは この 一杯 飲んだら 帰ろ ? 」
蒼
「 ね ? 」
と 今度は 必死で 宥める 蒼 。
桃
「 ……… ふん っ 」
桃
「 嫌い 、 俺 、 そいつ 嫌い 」
蒼の 手を 掴んで 、 橙を 小さく 睨む 。
蒼
「 あああ ‼︎ 桃くん そんなこと 言っちゃダメ だって ‼︎ 」
桃
「 …… だって 嫌い だもん 」
蒼は 困ったように 頭を かいて 、
蒼
「 ごめんね 橙くん …… ( 苦笑 」
蒼
「 今 桃くん 、 めちゃくちゃ 酔っててさ …… 」
橙
「 いや 、 全然 ええけど ‼︎ 」
蒼
「 ほんっっと ごめん ‼︎ 」
蒼
「 ほら 、 桃くん 帰ろ ! 」
桃
「 …… まだ … っ ‼︎ 」
蒼
「 えぇぇ …… 」
橙
「 俺 帰った ほうが ええかな ? ( 笑 」
気まずそうに 笑う 橙 。
帰れ 。
せっかく 俺が 二人で 食事に 来てるんだから 邪魔するな 。
心の中で 抗議する 。
口に 出さないのは 、 これ以上 やったら 蒼が 可哀想か と 思ったから 。
蒼
「 いや 、 僕ら もう 帰るよ 。 ごめんね 、 じゃあね ~ 」
桃
「 な ー ん ー で ー ‼︎ 」
蒼が 俺を 軽々と 担ぎ上げる 。
蒼
「 重 っ …… 」
俺は その上で ジタバタ 暴れて 、 とりあえず 反抗する 。
でも 、 そんな 反抗も 虚しく 、 結局 家まで 強制 帰宅 させられた 。
蒼
「 は ~~ っ 、 」
家に 入ると 蒼は ソファー に 飛び込んだ 。
俺は 眠くなってきて 、 ソファー に 、 半分 寝ながら 座る 。
でも いつまで 経っても 蒼の
「 あ ー 、 ソファーで 寝たら ダメだよ 、 ほら ベッド 行こっか ‼︎ 」
という お説教 が 聞こえない 。
ふと 、 怖い 疑問が 頭を もたげる 。
俺は ムクリと 起き上がって 、 ソファー に 突っ伏している 蒼の 頬を ツンツン と 突く 。
蒼
「 ん ~ 、、、 なに …… 、。 どうしたの 桃くん … 」
蒼は 顔を 上げずに 言う 。
桃
「 …… 蒼 、 怒ってる ? 」
やりすぎた ?
蒼
「 へ っ ⁈ 」
蒼
「 ちょ 待って 、 桃くん なんて言った ⁈ 」
桃
「 …… 蒼 、 俺のこと 嫌いに なった 、 ? 」
蒼
「 なってない なってない なってない ‼︎ 」
蒼
「 どうしたの ⁈ 」
桃
「 …… 蒼 、 冷たい 」
焦ったように 大丈夫 だよ ⁈ と 繰り返す 蒼 。
そんな 蒼を 見ていると 、 ただの 早とちり だった と 気づいた 。
桃
「 …… よかった 」
そう 気づくと 、 再び 眠気が 襲ってきた 。
今度は 、 蒼に ベッドに 連れて行かれて 、 ぐっすりと 眠り込んだ 。
朝 。
桃
「 …… 頭 痛い 」
蒼
「 桃くんが 昨日 飲みすぎたから だね ( 笑 」
薬と 水を 渡しながら 笑う 蒼 。
カーテンから 差し込む 光も 、 リビングの 電球も 俺の こめかみを 刺す 。
気持ち悪い 。
蒼
「 てか 、 めっちゃ 酔ってた 桃くん 可愛かったよ 」
…… 。
桃
「 … うるさい 、 忘れろ 馬鹿 」
昨日 何を 言ったか 、 ハッキリとは 覚えていないけど 、 どんなことを したかは 覚えている 。
桃
「 …… もう 酒 飲まん 」
蒼
「 えぇ ⁈ 」
赤くなった 頬を 隠すために 、 俺は クッションを 蒼に 投げつけて そう 言った 。
蒼
「 ツンデレ 、 戻ってきた ( 笑 」
桃
「 違う 」
ツンデレ じゃない ‼︎
そう 言い張っても 蒼が 聞くはずはなく 、
俺は 一日中 それを 揶揄われる 羽目になった 。
終 。
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