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コメント してくれたら 泣いて 喜びます (?)
# 100 日 間 の 子 育 て 日 記
#1
# 1 日 目
桃 side
桃
「 橙 ‼︎ 蒼が 泣いてんだけど ‼︎ 」
桃
「 どーしたら 泣き止むんだよ ⁈ 」
俺の 腕の 中には 小さな 子供の 姿を した 、 幼馴染 。
うわぁぁん と 大きな声を 張り上げて 泣くもんだから たまったもんじゃない 。
橙
「 知らんって ‼︎ 俺に 聞かんといて ! 」
橙
「 俺より 桃ちゃんの ほうが 年上やろ ⁉︎ 」
俺に 反論する 橙も 必死だ 。
腕の 中には 赫が ちょこんと 収まっている 。
赫は 暇そうに 橙の 髪の毛で くるくる と 遊ぶ 。
紫
「 もう 二人とも 俺の 近くで 騒がないで ! 」
紫
「 黄くんが やっと 寝たんだから ! 」
紫くん は 自分の 膝の 上で すやすや 眠る 黄の 背中を 撫でながら 小声で 言う 。
そう言えば さっき 、 黄の こと を 必死で 寝かそうと してたなあ と 思い出す 。
ぼーっと していると 、 蒼は 泣き声を さらに 大きくして 、 その 泣き声を 家の 中に 響かせる 。
ここ 、 シェアハウスなんだけど 。
幼馴染 6人で 住んでいた シェアハウス 、 な はずなんだけど 。
幼稚園じゃ ないんだが 。
心の 中で そう言ったって 、 蒼は 聞く耳も 持たない 。
子育て どころか 、 結婚 さえも していない 俺たちが 、 3人の 子供を あやす 羽目になった 理由は 、 数時間前に 遡る 。
~ 数時間前 ~
蒼 side
蒼
「 あ 、 クッキー ある ! 」
三時ごろ 。
僕は 食卓の 上に 置かれた クッキー を 見つけて 声を 上げる 。
赫
「 ゎ 、 誰かが 買って きて くれたのかな ‼︎ 」
黄
「 美味しそう ですね 」
赫くん と 黄くんが やって 来て 、 目を 輝かせる 。
実は 僕らは 、 おやつに 食べれそうな ものを 探していたのだ 。
蒼
「 これ おやつで 良くない ? 」
黄
「 そうですね 」
黄
「 桃くん とか が 帰ってきたら 6人で 分けることに なっちゃいます 」
今 、 桃くんと 紫くんと 橙くんは 買い物に 行っていて 、 3人 しか いない 。
クッキー は 3枚しか 置いて いなかったから 、 今は 絶好の チャンス って ことだ 。
赫
「 えぇ 、 大丈夫 ? 俺 怒られても 知らないよ ⁉︎ 」
蒼
「 大丈夫 大丈夫 ! 」
僕が 笑って そう 言うと 黄くんも 説得 しようと する 。
黄
「 だって ほら 、 こんなに 美味しそうなんですよ 」
赫
「 それ 言い訳に なって なくない ⁈ 」
ていうか 、 と 言って 黄くんが 笑う 。
黄
「 バレなかったら いいんですよ ( ニコ 」
蒼
「 確かに ー 」
赫
「 ちょ 、 怖い怖い 」
赫くんは そんな ことを 言って 一歩 下がるけど 、 お構いなしに 僕は クッキーを 一枚 手に 取った 。
蒼
「 食べちゃお ー っと 」
蒼
「 バナナ 味 貰っちゃいまーす ! 」
バナナ ♪
バナナ バナ バナナ ♪
謎の 鼻歌を 歌いながら バナナ 味の クッキー を 手に取る 。
黄
「 そうそう 、 僕の 目の 前に 置いてるほうが 悪いんです (?) 」
そう 言って 黄くんは レモン味の クッキーを 手に取る 。
僕らが クッキーの 包みを 開けると 、 バターの いい匂いが 辺りに 広がる 。
蒼
「 パクッ 」
クッキーを 一口 かじると 、 さくっと いい音 が する 。
蒼
「 ぅわ 美味し ! 」
赫
「 えぇ 、 本当に 食べたの ⁈ 」
蒼
「 めっちゃ 美味しいよ ! 」
蒼
「 赫くんも 食べなよ ! 」
黄
「 そうですよ 、 食べないと 損 です 」
赫
「 う 、 なんか めっちゃ 美味しそうに 見えてきた 」
蒼
「 美味しいって 」
赫
「 … もー 食べちゃう ! 」
ぱく っ 。
赫くんが クッキーを 口にした 、 そのとき 。
蒼
「 あ 、 れ ? 」
赫
「 … なんか 眠い … 」
黄
「 ん ~ …… 、。 」
気づけば 僕らは 、 ソファーの 上で 眠ってしまっていた … 。
桃side
橙
「 ただいま ~ ‼︎ 」
桃
「 明太子 買ってきたぞ ~ ! 」
紫
「 桃くんが 食べたかった だけでしょ ー ? 」
わちゃわちゃ と 話しながら 玄関に 入る 。
が 、 いつも 聞こえてくる ただいま という 声が ない 。
橙
「 あれ 、 みんな 出かけたんかな 」
紫
「 でも 連絡 来てないよ ? 」
スマホで 6人の グループ ラインを 確認 しながら そう 言う 紫くん 。
桃
「 え ー 、 寝てんのか ? 」
そう 言いながら リビングに 入ると …… 。
橙
「 え ? 」
紫
「 ん … ? 」
桃
「 はあ ? 」
ソファーの 上に 、 3人の 子供 。
蒼
「 んん っ …… 」
赫
「 … 蒼ちゃん 起きるのぉ … ? 」
黄
「 赫 …… 動かないで … 」
は ?
俺たちは 同じことを 思ったようで 、 互いに 顔を 見合わせる 。
橙
「 え 、 隠し子かな 、 ? 」
紫
「 橙くん ? 縁起でも ないこと 言わないで ? 」
桃
「 そうだぞ 、 アイツらに 彼女が いるわけ ないだろ 」
みんな 揃いも 揃って 、 顔は いいけど 変人 なんだから 。
そもそも 彼女が いたら シェアハウスには 住まないだろ 。
橙
「 じゃあ 幼児化 とか ? 」
桃
「 何 非現実的な こと 言ってんだよ 」
橙
「 でも こんな 可愛い お目目 してんのが 赫 じゃないわけ なくない ⁈ 」
桃
「 お前 何言ってんだ 」
赤髪の 子供を 抱き上げながら 橙が そう言う 。
確かに 見た目は 似てるけど 、 赫 なわけ …… 。
赫
「 おれ 赫 だよ ! 」
紫 橙 桃
「 え …… 」
ハモった 。
紫
「 えっと 、 君 、 お名前 なんて言うの ? 」
紫くんが 恐る恐る 声を かける 。
赫
「 だーかーら 、 赫 なの ! 」
桃
「 え 、 じゃあ その 隣は 、 ? 」
蒼
「 蒼 ! 」
蒼
「 僕 、 蒼 ! 3さい ! 」
そう 言うのは 今朝まで 30歳 だった はずの 蒼 。
桃
「 いやいやいや 」
紫
「 じゃ 、 じゃあ この 子も … ? 」
黄
「 黄です 」
桃
「 マジかよ 」
蒼
「 まじだよ (?) 」
とりあえず 、 状況が 分からん 。
橙
「 ほら 、 言ったやろ ! 」
橙
「 やっぱ 幼児化 してるんやって ! 」
自信満々 に 言う 橙 。
そんな わけないとは 思いたいけど 確かに そうな 気もする 。
紫
「 でも 何で …… 」
考えても キリが ない 。
でも 。
気になる …… 。
と 思っていると 、 蒼が 言った 。
蒼
「 おなか 空いたぁぁ 」
桃
「 ぅわ ⁈⁈ 」
叫ばれた 。
黄
「 僕も …… 」
赫
「 おれ おむらいす 食べる ! 」
それぞれ が 好き勝手に 叫ぶ 。
だが 。
…… 可愛い 。
その 姿を 見て 、 全員の 意見が 一致した 。
紫
「 とにかく ほっとくわけには いかないし … 」
橙
「 可愛いし ええ子 そうやし 育てたら いいんちゃう ? 」
桃
「 子供用の おもちゃとか 服とか 買いに行く 、 か 」
そんな ふうに して 、 俺たちの 育児 生活が 始まったの だった 。