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 鉛 筆 、 シ ャ ー ペ ン に 嫉 妬 す る 。 

#2

  # 2話  








  鉛筆side




  シャーは 今日も 無駄に いい スタイル  。



  その 隣には 澄まし顔の 芯  。



  仲が 悪いと 誰かから 聞いた覚えが あるのだが  。



  シャー
 「  鉛  ー  」



  シャー
 「  今度 新しい 文房具屋 行くんだけどさ  」



  シャー
 「  一緒に 行こうぜ  !  」



  鉛
 「  却下  」



  俺は  、  即否定 する  。



  だって  、  俺  、  アニメの イラスト 鉛筆 だぞ  ⁈



  浮くじゃん 絶対  !



  シャー
 「  えー  」



  シャー
 「  いいじゃん  」



  しつこく そう 言う シャーに  、  芯が ばしっと 言った  。



  芯
 「  お兄様  、  帰りますよ  」



  相変わらず 無愛想な やつ  。



  シャー
 「  ちぇっ  、  じゃあ まあ  、  考えといてくれよ  〜  」



  鉛
 「  無理だって 言ってんだろ  ⁈  」




  何なんだよ 、  彼奴  。



  そう 思って 、  俺は 筆箱の 隅に 隠れるように 入った  。



  シャーが 去った すぐ 後  、  二つの 影が 近づいてきた  。



  赤鉛筆
 「  ……  鉛  まあ 落ち込むなって  」



  青鉛筆
 「  そうそう  、  そういう時も あるよ  ……  っ  」



  鉛筆
 「  落ち込んでねえし  」



  ……  別に  。



  落ち込んでるとか  、  そういう わけじゃ  、  ないし  。



  ただ シャー ばっかり 見られてるのが ずるいなー 気になるなー って だけだし  !



  別に 意地張ってるとか 嫉妬してるとかじゃないし  !



  なんか 勝手に ライバル 視 してることに されても 困るんだけど  !



  なんて 心の中で 色々と 言い訳を する  。



  でも そんな 俺に 構わず  、  青は 話し続けた  。



  青鉛筆
 「  だってさ  、  鉛くんは マークシートとかで 使われるけどさ  」



  青鉛筆
 「  僕らの 場合 ほとんどが ボールペンに 役割 取られてるよ  ……  ?  」



  赤鉛筆
 「  挙げ句の果てには 色鉛筆にまで 負けるしな  」



  赤も 参戦した  。



  鉛筆
 「  確かに  」



  久しぶりに  、  なんか スッとした  。



  とりあえず 赤と 青は 仲間 っぽい  。



  ビーッと チャックが 閉められて 筆箱は 真っ暗になる  。



  その日の夜は  、  いつもより も 少し 温かい 気がした  。










2026/07/14 14:51

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