黄 side
蒼
「 どうも 皆さん 蒼くん です ‼︎ 」
蒼
「 今日はですね 、 赫くんに 喧嘩ドッキリを 仕掛けようと 思いまして ‼︎ 」
カメラを 回しながら 、 いつ出れば いいんだろうと 思案していると 、 桃くんが 僕に アイコンタクトを 送ってきた 。
蒼
「 それでね 、 最強の 助っ人 、 集めちゃいました ‼︎ 」
桃
「 桃 と ‼︎ 」
黄
「 黄です ‼︎ 」
赫に ドッキリを 仕掛けるんだから 、 赫が いないのは 当たり前 だけど 、 なんか 普通に 緊張する 。
いつも 赫が 場を 回してくれてるから 。
蒼
「 やっぱね 、 いつも 桃くんと 僕って 全っ然 喧嘩しないからね 」
桃
「 マジで したことない 。 いや 口喧嘩は あるけど なんか そういうのは ないよね 」
黄
「 まあ いいことですよね 」
蒼
「 で ‼︎ 」
蒼
「 今日は 赫くんの その 安心を 揺さぶってみようかなと ‼︎ 」
桃くんが パソコンを 起動させながら 笑う 。
桃
「 お前 まじ 性格 悪い www 」
黄
「 仕返しされますよ ⁇ ww 」
赫 、 2倍どころか 5倍 10倍くらいで 仕返ししそうだな …… ww 。
蒼
「 まあまあまあ ‼︎ 」
蒼
「 でね どんな 喧嘩する ⁇ 」
💬
[ どんな喧嘩するヤバいw ]
[ 初見です ww ]
黄
「 …… っふ www 」
この 動画 初見は だいぶ ヤバい … www 。
僕らの 第一印象 ひどい人 じゃん ww 。
コメントと 蒼ちゃんの 発言の ダブルパンチで 僕は 思わず 吹き出してしまった 。
桃
「 あ お前 黄 www 。 本番 笑うなよ ww 」
黄
「 頑張る … www 」
蒼
「 でね ‼︎ 」
蒼
「 喧嘩 ‼︎ 」
桃
「 あ - あれは ⁇ 」
桃
「 俺が 下ネタ 連発して ブチギレる 」
蒼
「 え いいじゃん ‼︎ 」
黄
「 ぃや 却下 」
僕が 編集 困る 。
ほとんど ピー音に なるじゃん 。
ていうか そんなことしたら 炎上するかもだし !
桃
「 え ー 」
黄
「 蒼ちゃんが ゲームで 死んだ 桃くんに 馬鹿って 言って 、 桃くんが それに キレる 感じで いいんじゃないですか ⁇ 」
桃
「 めっちゃ ええやん それ 」
蒼
「 黄くん 流石 ‼︎ 」
黄
「 なんか そこ 褒められても あんまり 嬉しくないんですけど …… ww 」
腹黒とか サイコパスとか なんか 色々 言われるけど そんなこと ないからね 本当は ⁈
赫
「 あれ みんな 早いじゃ - ん ‼︎ 」
黄
「 あ 、 赫 」
配信部屋に 赫が 入ってくる 。
あと 三十分で 配信が 始まるというところ だった 。
桃くんと 蒼くんは 、 すでに 別の ゲームの 画面に 切り替えて 、 パソコンを 食い入るように 見つめている 。
赫
「 桃くん 、 蒼ちゃん 、 何の ゲーム してんの ? 」
桃
「 これ 」
ゲーム名を 言わずに 画面を 見せる 。
…… さて 。
ふと 思ったけど 、 これ 、 僕は 何を すれば いいんだ ⁇
なんて 思っていると 、 急に 蒼ちゃんが 声を 上げる 。
蒼
「 はぁ - い 桃くん 死んだ ‼︎ 雑魚雑魚 ‼︎ ば - か ‼︎ 」
いや 、 いつもの テンション すぎる 。
これは ドッキリ 始まってるのか …… ⁇
桃
「 ッチ 。 お前 そうやって 人のこと 馬鹿馬鹿 言うの やめろよ 」
あ 、 ドッキリ 始まってた 。
低い声で そう 言うと 、 小さく 蒼を 睨む 桃くん 。
…… 普通に 、 怖い 。
蒼
「 いやいや 何 急に ⁈ いつも 桃くんだって 僕に 言ってるじゃん ⁉︎ 」
桃
「 今 機嫌 悪いんだよ 、 さっき 言っただろ 」
蒼
「 はあ 何それ ⁉︎ 」
赫
「 ちょ 、 もう 喧嘩 ダメだって ~ ‼︎ 」
喧嘩 ドッキリ と 気づいているのか ただ 純粋に 面白いのか 分からないけど 、 赫が 少し ニヤニヤ しながら 二人を 止める 。
蒼
「 機嫌悪いからって そうやって 一々 突っかかってくるのって どうなの ⁈ 」
蒼
「 配信者として ダメじゃない ⁇ 」
さっきまで 赫を どうやって 驚かそうか 考えてた人が これ言ってるのか 、 と 思うと 、 また 笑いが 込み上げてくる 。
僕は 必死で 不機嫌そうな 顔を 作った 。
ここで 笑ったら バレる 、 耐えろ 、 僕 っ ‼︎
すると縋るように 赫が こちらを 見てきたから 、 吹き出すのを 堪えるために 僕は
黄
「 …… はあ 」
と 大きく ため息を つくと 、 赫は 涙目になって キョロキョロ 辺りを 見回す 。
なんか 、 赫が 可哀想になってきた … ww 。
そんな 赫を 気にせずに 、 桃くんと 蒼くんは 喧嘩を 続ける 。
桃
「 ッチ 、 もう 俺 今日の 配信 出ない 」
赫
「 えぇ っ ⁈ 」
蒼
「 …… 僕 、 じゃあ もう グループ 抜ける 」
いやいや 待て待て おかしい 。
やりすぎ ‼︎
怖いって ‼︎
ただ 、 僕も 一応 仕掛け人なので
黄
「 …… 配信に 私情 持ち込まないでくれますか ? 」
黄
「 僕 、 炎上したくないです 」
と 言っておく 。
赫
「 え 、 ねえ これ 何かの ドッキリだよ 、、 ね …… ? 」
配信部屋を 出ようとする 桃くんの 腕を 掴んで 、 震える声で そういう 赫 。
桃
「 ちょ 、 赫 お前 うるさい 。 赫は 関係ないから 黙ってろ 」
蒼
「 … ‼︎ 」
蒼
「 ほら ‼︎ そうやって 関係ない 赫くんに 八つ当たりしてさ ‼︎ 」
蒼
「 どっちが おかしいか ハッキリ してるじゃん ‼︎ 」
桃
「 知らねぇよ 」
ヤバい 、 この人たち うますぎる 。
僕も 何か 言わないと …… ww 。
黄
「 …… うるさいです 」
蒼
「 ……… っふふ …… www 」
蒼ちゃんが 堪えきれなくなって 吹き出した 。
桃
「 あ - 笑った ww 」
蒼
「 …… だってさぁ ‼︎ww 。 もう ヤバいって ‼︎ 」
赫
「 え …… 、 ? 」
蒼
「 ドッキリ 大成功 ~~ ‼︎ 」
桃
「 大成功 ~~ っっ ‼︎ww 」
赫
「 …… はぁ …… っっ ? 」
涙目で 言う 赫 。
蒼
「 え 、 僕 凄くない ⁇ 演技 上手くない ⁈ 」
桃
「 上手かった ww 。 ちょっと 怖かったもん www 」
桃
「 いやでも 黄の 顔も ヤバかった ww 」
黄
「 ええ ⁈ 僕 笑わないように 必死だったんですけど ‼︎ 」
赫
「 え 、 これ 、、 ドッキリ …… ? 」
桃
「 ドッキリ ww 」
黄
「 ごめんね 、 赫 ww 」
赫
「 きしょいって ‼︎ 」
そう言う 赫は 安心したように 泣きながら 笑っていた 。