蒼
「 うぎゃ ぁぁぁぁ ‼︎‼︎‼︎ 」
蒼
「 負けた ぁぁぁ ‼︎‼︎‼︎ 」
配信中の 部屋に 、 僕の 悲鳴が 響く 。
パソコン には 、 マリオ カート で 最下位 ゴール した 僕の キャラが 悔しそうに 頭を 抱える 。
黄
「 蒼ちゃん うるさ っ … ww 」
桃
「 っしゃ ~ ‼︎ 蒼 お疲れ ~ 」
赫
「 弱い でちゅね ~~~ ( 煽 」
即座に 煽る 三人 は 、 安心したように コントローラー を 手から おろす 。
いや 、 おかしいでしょ !
あの コース に 慣れすぎてる 、 流石に !
蒼
「 きっしょい って ‼︎ 」
蒼
「 絶対 みんな 初見じゃない でしょ ⁈ 」
赫
「 いやいや 初見 だよ ~ ? 」
黄
「 蒼ちゃんが めっちゃ 弱い だけでしょ ww 」
リスナー たちからも コメントで
💬
[ 音割れしてた w ]
[ ゲーム 上手い はずの 蒼くん が …… ⁈ 」
と 揶揄われ 、 僕は 叫ぶ 。
蒼
「 ねぇ ~~ ‼︎ 」
蒼
「 もう 一回 ‼︎ 」
桃
「 駄目だろ ww 」
黄
「 二回戦の 前に 、 罰ゲーム です ! 」
フフン と 嬉しそうに いう 黄くん 。
僕は 心の 中で 絶対 次こそ 罰ゲーム を お前らに やらせてやると 思いながら 、
蒼
「 で ! 何なの ! 」
と 聞く 。
黄
「 蒼ちゃんには 今から 、 愛の告白 を してもらいます ‼︎ 」
蒼
「 はぁ っ ⁈ 」
ざわつく コメント欄を 横目に 、 いや でも 、 と 思う 。
タランチュラを 食べさせられそうに なったり 、 激キモ ポエムを X に 投稿 させられた 前よりは 、、、 マシか ??
蒼
「 え ? それは リスナー さんに って ことだよね ? 」
蒼
「 あ 、 じゃあ 楽勝だわ 」
うん 、 割り切って できるもん それなら 。
赫
「 甘い 甘い ~ ! 」
赫
「 え - 、 今から 蒼ちゃんには くじを 引いてもらって 」
赫
「 その 紙に 書いてあった 人に 、 告白 してもらいます ‼︎ 」
いや 、 だっる ⁉︎
蒼
「 え 、 それは つまり 赫くんとか 桃くんとかに 告る 可能性が あるってこと …… ? 」
桃
「 ぅわ ~ ww 。 やだわ それ ww 」
他人事の ように 笑う 僕の 相方 、 桃くん 。
黄
「 それ 告られる 側も 地味に 罰ゲーム じゃないですか ? w 」
蒼
「 いや そこは 素直に 喜べよ ‼︎ 」
赫
「 は ~ い ごちゃごちゃ 言ってないで 早く くじ 引いて ! 」
蒼
「 うぅ …… 」
せめて 赫くん 、 桃くん だけは 嫌だ 、 でも 黄くんも 嫌だ 、 !
そう 願いながら 引いた 紙には ……… 。
[ 桃 ]
と 大きく 書かれていた 。
蒼
「 だーる っっっっっ ‼︎‼︎ 」
桃
「 wwwwwww 」
相変わらず 魔王 みたいな 笑い方を する 桃くんを 恨みの念を こめて 睨む 。
桃
「 ww 」
そんな 僕を 気にしないように 、 桃くんは 即座に 携帯を 取り出して 動画を 撮る 。
蒼
「 いや やめろ 撮るな ‼︎ 」
黄
「 ぅわ 蒼ちゃん 照れてる ~ 」
蒼
「 ねぇ ~~~ っっ ‼︎ 」
桃
「 はよ やれ ww 」
録画するために 携帯を 持ち上げている 桃くん の 腕が 震える 。
赫
「 え - っと 、 じゃあ 蒼ちゃんが 学校で 放課後の 屋上で 桃先輩に 告白 するって シチュエーションで ‼︎ 」
黄
「 3 、 2 、 1 きゅ ~ っ 」
黄くんが そう 言った瞬間 、 やけに 真剣な 顔を した 桃くんが 口を 開く 。
桃
「 あ 、 蒼 ! どうした ? 急に 屋上に 呼び出して 」
いや 、 相変わらず 声も 顔も いいな この人 。
って そうじゃなくて ‼︎
蒼
「 あ 、 あの ‼︎ 」
ここまで したら やるしかない ‼︎
嫌だけど ‼︎
嫌だけどね ⁈
蒼
「 僕 、、 桃先輩が 好きで 、 」
蒼
「 僕と 、 付き合ってくれませんか っ 、 」
桃
「 …… いいよ ? 」
腹立つ ぅ ~ …… 。
めっちゃ 上から 目線じゃん w 。
蒼
「 ありがとう (?) 」
桃
「 好きだよ 、 蒼 」
桃くんが 僕の ほうに 手を 伸ばして 、 僕の 頬を つつく 。
桃
「 か - わいい っ ♡ 」
蒼
「 ぃや きっしょ 」
そう 言いつつ 、 顔が 真っ赤に なっている 自信しか ない 。
だって ‼︎
指は 長いし 手つきは なんかもう イケメン だし 顔も 声も ツヤってるもん ‼︎
赫
「 wwwww 」
黄
「 もう 桃くん も 半分 罰ゲーム w 」
桃
「 そ - だよ まじで ‼︎ 」
みんなが 配信体制に 戻る 。
火照った 顔のまま 、 僕も 椅子に 座り直す 。
すると 、 爆速で 流れる コメント欄が 目に入った 。
💬
[ 尊い ]
[ 切り抜き 隊 お願いします ]
最悪 じゃん と 思いつつ 悪い 気分じゃなかった 僕は 、
まだ 赤い 顔の まま 、 桃くん の 頬を 突き返して 、
蒼
「 ば - か 」
と 言った 。
僕の 方が 、 好きだし 。
と いう 言葉を 飲み込んで 。