まじかよお前ら!~男子嫌いが男子にモテる話!?~
#1
一話 転入生
「ねえ、今日、転入生来るんだよね」
「あ、そういえばそうだったわ」
「どっ、どんな子かな、可愛いかな格好いいかな」
落ち着きのない教室の話題は、「転入生」だ。
前日から担任に教えられていた生徒達は、皆どんな子かを想像しながら喋っていた。
いつもは疎かにする朝勉の時間も、今日だけは捗っていた。カリカリというシャーペンの音、時々聞こえてくるノック音。それらに耳を峙てて、緊張した面持ちで教室前のドアに立つ一人の女子がいた。
みんな気づきそうもない。そりゃあ、教室の中に入ってないのだから当たり前なのだが。
朝勉途中、担任が抜けた。
皆、(来る…!)と身構えながらタイマーを見る。朝勉はあと2分程度で終わりそうだ。
殆どの人がシャーペンを机においた、朝勉終了5秒前。
ガラガラッ
という音と共に、ドアが開いた。
ピピピピピピ…
タイマーが鳴り響き、それと粗同時に俯いた転入生も入った。
「えー、昨日も言ったと思うけど、転入生がこのクラスに入るんだよね。いいよ、こっち来な。…転入生の名前は、蒼樹 伊呂さん。自己紹介して。」
担任が言うのを合図に、伊呂が顔を上げた。女子が一気に騒ぎ出す。それもそのはず、彼女は所謂…イケメン女子なのである!
「蒼樹 伊呂です。こんな見た目だけど女子です。伊呂って呼んでください。あっ、わっ私は、頬吠高校から来ました。よろしくお願いします。」
頬吠高校という名前を聞いて、もっと騒がしくなった。頬吠高校といえば名門校。それに比べて、ここ、家世原高校は滑り止め校。こんなところにどうして来たのか…。というかなんでこんなイケメンなのか…。
彼女の存在は謎だらけであった。
「あ、そういえばそうだったわ」
「どっ、どんな子かな、可愛いかな格好いいかな」
落ち着きのない教室の話題は、「転入生」だ。
前日から担任に教えられていた生徒達は、皆どんな子かを想像しながら喋っていた。
いつもは疎かにする朝勉の時間も、今日だけは捗っていた。カリカリというシャーペンの音、時々聞こえてくるノック音。それらに耳を峙てて、緊張した面持ちで教室前のドアに立つ一人の女子がいた。
みんな気づきそうもない。そりゃあ、教室の中に入ってないのだから当たり前なのだが。
朝勉途中、担任が抜けた。
皆、(来る…!)と身構えながらタイマーを見る。朝勉はあと2分程度で終わりそうだ。
殆どの人がシャーペンを机においた、朝勉終了5秒前。
ガラガラッ
という音と共に、ドアが開いた。
ピピピピピピ…
タイマーが鳴り響き、それと粗同時に俯いた転入生も入った。
「えー、昨日も言ったと思うけど、転入生がこのクラスに入るんだよね。いいよ、こっち来な。…転入生の名前は、蒼樹 伊呂さん。自己紹介して。」
担任が言うのを合図に、伊呂が顔を上げた。女子が一気に騒ぎ出す。それもそのはず、彼女は所謂…イケメン女子なのである!
「蒼樹 伊呂です。こんな見た目だけど女子です。伊呂って呼んでください。あっ、わっ私は、頬吠高校から来ました。よろしくお願いします。」
頬吠高校という名前を聞いて、もっと騒がしくなった。頬吠高校といえば名門校。それに比べて、ここ、家世原高校は滑り止め校。こんなところにどうして来たのか…。というかなんでこんなイケメンなのか…。
彼女の存在は謎だらけであった。