ぼんやりと空を見つめる僕に、さんさんと太陽の光が降り注ぐ。
木漏れ日が地面にまだら模様を作っていた。
「はぁーぁ」
大袈裟にため息をついてみせる。
自分のために、世界のために。
閑かで誰もいない僕だけのお城に、ゆっくりと視線を這わせる。
「ふぁーぁ」
今度は大袈裟にあくびをする。
何もかもが、嫌になってしまう。
ここと学校は目と鼻の先。こうやって僕は、たびたび学校を抜け出して、さびれたお城へと足を運ぶ。
どうしようもない、拭えない不安感。
なぜだろう?
将来への不安?何もできない自分への不安?
嫌になってしまう。
そういう時、僕は決まってここへ来る。
「なぁ、どうすればいい?」
馬鹿でかい独り言を、城壁に向かって叫ぶ。
閑かなお城は、当たり前のように沈黙を守る。
「このままで良いのかな?」
今度は空に向かって問う。
高い高い、手を伸ばしても届かない、無限の空。
当たり前だが、答えは返ってこない。
ほんの少しだけ心がすっきりしたが、後ほんの少し、学校はさぼってしまおうと思った。
「はあーぁ…」
毎日がこんなにも、ため息の出る日々だとは、思ってもいなかった。
不意に郷愁とともに思い出が、そっと窓の外の景色に映る。
十五のあの時は、よく不来方の城を木の下で眺めたものだ。
僕は胸に手を当てる。
今の心も、ずっとーー、十五の心から受け継がれてきたものだ。これからも、命尽きるまで、僕はこの心と共に生きていく。
「どうすればいい?」
僕は遠い故郷に問う。
木漏れ日が地面にまだら模様を作っていた。
「はぁーぁ」
大袈裟にため息をついてみせる。
自分のために、世界のために。
閑かで誰もいない僕だけのお城に、ゆっくりと視線を這わせる。
「ふぁーぁ」
今度は大袈裟にあくびをする。
何もかもが、嫌になってしまう。
ここと学校は目と鼻の先。こうやって僕は、たびたび学校を抜け出して、さびれたお城へと足を運ぶ。
どうしようもない、拭えない不安感。
なぜだろう?
将来への不安?何もできない自分への不安?
嫌になってしまう。
そういう時、僕は決まってここへ来る。
「なぁ、どうすればいい?」
馬鹿でかい独り言を、城壁に向かって叫ぶ。
閑かなお城は、当たり前のように沈黙を守る。
「このままで良いのかな?」
今度は空に向かって問う。
高い高い、手を伸ばしても届かない、無限の空。
当たり前だが、答えは返ってこない。
ほんの少しだけ心がすっきりしたが、後ほんの少し、学校はさぼってしまおうと思った。
「はあーぁ…」
毎日がこんなにも、ため息の出る日々だとは、思ってもいなかった。
不意に郷愁とともに思い出が、そっと窓の外の景色に映る。
十五のあの時は、よく不来方の城を木の下で眺めたものだ。
僕は胸に手を当てる。
今の心も、ずっとーー、十五の心から受け継がれてきたものだ。これからも、命尽きるまで、僕はこの心と共に生きていく。
「どうすればいい?」
僕は遠い故郷に問う。