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りゃんりゃん俳句短歌ショートストーリー旅

#1

分け入っても分け入っても青い山

[大文字]分け入っても分け入っても青い山[/大文字]種田山頭火

苦労の多い人生だった。
幼い頃から、苦難の連続だった。

地面を踏みしめる。
道なき道を進んでも、どんどん進んでも、青い山々は果てしなく続く。

悩みの多い人生だった。
どんなに進んでも壁のある人生。
いつから迷い込んだのか、いつまで出口が見られないのか。
ずっと、孤独だった。

緑をこえて、まぶたの裏にうつる青い葉に包まれた山。
分け入っても、分け入っても終わりのない山。
閑かなのに、孤独ではない山。
心の奥に広がる迷い。

出口のない山。
出口のない人生。

「分け入っても、分け入っても」
そっと呟く。
顔を上げる。瑞々しい青が少しまぶしい。
人生と山は、似ている。
なのに、山は孤独ではない。
それが、少し切ない。
生きる意味を探す旅。

「青い山、か」

道のりは、まだ遠い。

作者メッセージ

この人の孤独は本当に孤独。

2025/11/15 17:55

りゃんりゃん。
ID:≫ 5pplVSwPOVTKw
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俳句短歌ショートストーリー

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