文字サイズ変更

そこの賢い姐さんや。

#8

恋慕の行方事件

「拝啓、紅月花魁へ。

あなたの噂はよく聞いております。事件を解決するのが得意だと言われておりますが、一つ解決して欲しいことがあるのです。

最近、妻が夜な夜な家から出て行って誰かと会っているらしいのです。妻を問い詰めても知らぬ存ぜぬとしか言いません。
どうか、妻が夜中に家を出て行ってまで会いに行く相手を探してほしいのです。
無理であれば構いません。

よろしくお願いします。

               [漢字]常盤兵衛[/漢字][ふりがな]ときわひょうえ[/ふりがな]」


ある日、姐さんのもとにこんな手紙が届きました。
手紙を見た姐さんは一言、「どうせよそに男でもできたんだろ」

雪華ちゃんはそんな姐さんをたしなめると、自分も少し手紙に目を通しました。

やはりよそに男がいる気しかしません。
雪華ちゃんは眉間に皺を寄せながら考えますな。

「そうだ!旦那さんに、奥さんの後をつけてもらえばいいんじゃないですか?」
「名案だねェ。とりあえず、筆の準備を手伝っとくれ。返事の文を書くから」

そういって姐さんは手紙を書き始めました。

「文を送ってくださりありがとうございます。
私たちは店から出ることが叶わぬ故、旦那様が後をつけてみていただきたく存じます。

もし、後をつけて何かわかればご連絡くださいませ。
                 紅月」

姐さんは手紙を雪華ちゃんに持たせると、店の雑用係の男に届けさせるように言いました。 





「あの、お手伝いさん。この文を届けてほしいのです」
「ああ、誰にだい?」
「××町の常盤様にお願いします」

雑用係の男はこくりと頷くと、手紙を持って店を飛び出しました。

2025/08/28 22:15

月町 桔梗
ID:≫ 7r5tHLeuz1RfY
コメント

この小説につけられたタグ

花魁謎解き微グロ

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権は月町 桔梗さんに帰属します

TOP