通常異常
私には、妹がいた。
私と違って可愛くて、誰に対しても優しい子だったのを覚えている。
私は妹のことをいい子だと思ってたし、自分の大切な妹だと思っていた。
だけど、ある日を境に、妹を気持ち悪く感じるようになってしまった。
どうしても、自分の両親の血を引いている人間が自分以外にもいるのが我慢ならなかった。
それに、妹は私にそっくりだった。
私と似ている人間がいるのが、どうしても気色が悪くて、耐えられなかった。
妹は私に懐いていた。
どこへ行くにも「お姉ちゃん!一緒に行こうよ!」と言うような子だった。
私も「しょうがないなぁ」なんて言いながら付いて行ってた。
そんな妹が大好きだったはずなのに。
私に懐いてくれる妹が、大切だったのに。
何故か気色が悪くって、苛立ちを感じるようになった。
今思えば、同族嫌悪ってやつなのかもしれなかった。
私と似ている妹。
どうしても、自分の姿を重ねてしまって。
自分のだめなところを重ねてしまって。
妹を「出来が悪い」と思うようにもなってしまった。
そんな自分も嫌になった。
この気持ちを消したくても、消せなかった。
嫌だ、嫌だ。
こんなことを思ってしまう自分が、どんどん嫌いになって。
そんな私に似ている妹のことも大嫌いになって。
そんな日々を過ごしていると、ふと思い出した。
ああ、そうだ。
私が妹を嫌っているのは、似ているからじゃない。
似ているのに、両親は妹ばかり可愛がったからだ。
そんな現実を見たくなくて、私はどうにか理由を作り上げて、妹を嫌った。
謝りたくても、もう遅い。
もう謝れない。
だって、あの子はもういないから。
私のせいで、いなくなったから。
せめて、手記「ここ」に書き遺しておこう。
ごめんね。
私と違って可愛くて、誰に対しても優しい子だったのを覚えている。
私は妹のことをいい子だと思ってたし、自分の大切な妹だと思っていた。
だけど、ある日を境に、妹を気持ち悪く感じるようになってしまった。
どうしても、自分の両親の血を引いている人間が自分以外にもいるのが我慢ならなかった。
それに、妹は私にそっくりだった。
私と似ている人間がいるのが、どうしても気色が悪くて、耐えられなかった。
妹は私に懐いていた。
どこへ行くにも「お姉ちゃん!一緒に行こうよ!」と言うような子だった。
私も「しょうがないなぁ」なんて言いながら付いて行ってた。
そんな妹が大好きだったはずなのに。
私に懐いてくれる妹が、大切だったのに。
何故か気色が悪くって、苛立ちを感じるようになった。
今思えば、同族嫌悪ってやつなのかもしれなかった。
私と似ている妹。
どうしても、自分の姿を重ねてしまって。
自分のだめなところを重ねてしまって。
妹を「出来が悪い」と思うようにもなってしまった。
そんな自分も嫌になった。
この気持ちを消したくても、消せなかった。
嫌だ、嫌だ。
こんなことを思ってしまう自分が、どんどん嫌いになって。
そんな私に似ている妹のことも大嫌いになって。
そんな日々を過ごしていると、ふと思い出した。
ああ、そうだ。
私が妹を嫌っているのは、似ているからじゃない。
似ているのに、両親は妹ばかり可愛がったからだ。
そんな現実を見たくなくて、私はどうにか理由を作り上げて、妹を嫌った。
謝りたくても、もう遅い。
もう謝れない。
だって、あの子はもういないから。
私のせいで、いなくなったから。
せめて、手記「ここ」に書き遺しておこう。
ごめんね。
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